お正月に何をするかって?
私はとにかくお餅を沢山食べるわね。お正月くらいは規制は無しよ!
そしたら“相変わらず食欲の塊だな”なんて笑うプラチナブロンドのしかめっ面が目に入った。




「ドラコだ!あけおめ!ことよろ!」

「略すな、ちゃんと言え」

「お餅美味しいよ!」

「スルーか、新年早々良い度胸だな」



杖で私の頬をつつくドラコを睨めば、当の本人はすごく楽しそうにこっちを見ていた。私お餅食べてるんですが!非常に杖が邪魔なんですが!



「やめてよ!お餅が喉に詰まるで…うぐっ!!」

「おい!?本当に詰まらせるなよ!!」

「じ、人工呼吸…!」

「違うだろ!!!そ、掃除機は…くそっ無い!仕方ない、手を突っ込むぞ」

「!!??あごあうげぼっ!!!!ごほっごほっ!!!…し、死ぬかと思った」

「おっ、自力で助かったじゃないか。すごいな」



“すごいな”じゃないわよ!乙女の口に手を突っ込もうとするなんて!!



しょうね




「乙女の口に手を突っ込もうなんて最悪よ!」

「死ぬよりマシだろ!」

「ドラコ次はお雑煮食べたい」

「またスルーか!」

「ちゃんと聞いてるって。私の事が大好きでたまらないんでしょー」

「ふん、また詰まらせるなよ」

「次は人工呼吸ね」

「次こそ手を突っ込むぞ」




end

正月も結局ギャグですみません/^^\
フリーだったり


100101 .あると

「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -