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2024.04.14 13:38 着のコメントお返事

奏様へ

奏さん、お久し振りです!
魔法界におかえりなさいませ!

セドリックの「生き抜く覚悟ならあります」は割とすんなり決まったセリフでした。寧ろ「君のためなら死んでもいい」というセドリックが想像出来なかったんですよね。個人的には彼の誠実で優しいハッフルパフ生らしさが出たセリフかな、と思います。

原作ではクルックシャンクスと時々会うくらいで、シリウスは森の中でずっと1人きりだったので、テントの中での生活はシリウスにとっては貴重な時間だったろうな、と思います。会いに行ける日は必ず会いに来てくれる親友がいて、自分を信じて協力してくれる1人と1匹もいる……クリスマスパーティーの様子は詳しく書かなかったんですが、シリウス滅茶苦茶楽しかっただろうなーと想像しています。

耳と尻尾を垂れ下げて、しょんぼりした様子でお座りしているパッドフット可愛いですよね(笑)撫で回したくなるの分かります!とはいえ、シリウスはハナが入院したと聞いて本当に反省して、責任を感じてしまったんですよね。そして、そんなシリウスの保護者のように付き添うクルックシャンクスが個人的にはお気に入りです。逆転時計の感想のところにちょっと飛ぶんですが、クルックシャンクスはかなり賢くて原作でもシリウスを守ろうとしたところがもう……胸が熱くなります。どれだけ賢いんだ、クルックシャンクス……。

ジェームズもシリウスもリーマスも、在学中にハナの名前が地図上に現れることはないと分かりつつ特別な魔法を施すんですよね。「もしかしたらまた」と淡い期待を抱かずにはいられなかったと思うと、切ないですよね。しかもジェームズに限ってはもう二度と会えなくて、それ考えるとジェームズーー!と胸が締めつけられます……。そんな彼らの心情を踏まえて2章の冒頭を振り返ると切なさ倍増です。

そして、ロンですが、ホグワーツの3年生って、日本だと中学2年生なんですよね。中学2年生って、奏さんの仰るように「思春期の感情をコントロールするのがまだ難しい年頃」なので、そう考えるとロンの言動は年相応だな、と常々思います。いるいるこういう男の子ー!という感じが出るよう目指しています!

とはいえ、育った環境もそうですが、アズカバンでのロンは2年生でハナを疑ってしまったことをとても後悔しているということを前提に書いています。だからこそ自分の言動を振り返った時に「僕はいつもこうなんだ」と言うんですよね。奏さんがロンのこのセリフに「優しさと成長を感じた」と言ってくださってとても嬉しかったです。ロンの成長を見てくださってありがとうございます……!

リーマスが叫びの屋敷にやってきて、すべてを悟った瞬間は、ようやくここまで来たなと私もホッとしました。鷲の正体に気付いた時の「君の親友が誰なのかもっとよく考えるべきだった」というセリフがかなり気に入っています。

そして、変化してしまう前の煽り合いは、まさに親友だからこそ、ですよね。そのあと遠慮なくハナがリーマスの背中に嘴から突っ込んで行くのも信頼関係がないと出来ないことだろうな、と思っています。リーマスではない別の誰かが相手だったら、きっと突っ込むまでにも躊躇いや迷いがあったでしょうね。

セドリックの逆転時計予想されてたんですね!実は3年生の時から持ってました(笑)原作では、セドリックが逆転時計持っていたかどうかはさっぱり分からないんですけど、セドリックなら選択科目全部選択して逆転時計持っててもおかしくないな、と思って。2年生の時に選択科目のアドバイスをセドリックがいろいろ出来たのもここに話を持っていこうと考えたからでした。実はパーシーも選択科目全部選択しているので、もしかすると彼も持ってたんじゃないかな、と密かに思っています。それを誰にも話さず隠し通せる人にだけ、先生達も渡してるのかな、と。

逆転時計のところの表記褒めてもらえて嬉しいです!読みやすかったと言っていただけてホッとしました。この逆転時計のエピソードからかなりオリジナルの要素が強いんですが、この辺りから夢少女内でのスネイプ先生人気がグンと高まった気がしています。特に1点くれるスネイプ先生大人気でウハウハでした(笑)

最後のセドリックとの図書室でのシーンは、あのド直球イケイケセドリックのところだけで何日もかかり、何回も書き直して仕上げました。ここを執筆中、同時に2章のデータ版を作業していたので、あんなにおぼこいセドリックが……と成長を感じずにはいられませんでした。まったく相手にされてなかったところから本当によく頑張ってくれた……とさながら母親のような気分でした(笑)

そしてそして、ゴブレット編も読んでくださりありがとうございます!ビルとチャーリーがようやく登場してくれたので、ここぞとばかりに登場させています。2人は原作では登場シーンが多い方ではないので、性格を完全に把握するのが難しかったんですが、個人的に、クィディッチの話をする時にテンションが上がるチャーリーが気に入っています(笑)

小さな大草原褒めてもらえて嬉しいです!ニュートのトランクに発想を得たものなんですが、忍びの地図を作ってしまうくらいなので、時間さえあればシリウスとリーマスにも出来るはず!とここぞとばかりに能力を発揮してもらいました。

2対2のクィディッチは完全に私の想像で決めたものなんですが、楽しそうと言ってもらえて嬉しいです!危なくなくて安心して楽しめます(笑)スネイプ先生の課題もあれこれ調べまくったので、興味深いと言ってもらえて嬉しいです。質問攻めにしたらスネイプ先生は嫌がりそうですね(笑)

幽霊屋敷での1ヶ月はどうしても書きたかった内容でした。4人で過ごせるのって、今後のことを考えるとタイミング的にここしかないので、ならこの夏の間にハリーに家族の温かさを知ってもらいたい!!と。このひと月は、ハリーにとってもそうですが、ハナ達にとっても貴重なものだったと思います。誕生日のハリーを書くのが最高に楽しかったです……。

ハーマイオニーとジニーと3人で恋バナしてるのが、これぞ思春期の10代の女の子!って感じですよね。セドリックも今まで以上にグイグイいくと思うので、ゴブレットではこれまでに比べて恋の話も多くいられそうで楽しみです。

バグマンは本当にどこにでもいるような上司ですよね。クラウチさんとの対比も社会人になってから原作を読むとより面白くて、書きながら私はアーサーが上司がいい、と思いました(笑)そして、ファッジはシリウスのことを入れてしまったので、早くも好感度マイナスですよね。原作だと好感度落ちるのもう少し先ですが、それが早まったと思えば……(笑)

いつも感想くださって本当にありがとうございます。ゴブレットはまだまだ序盤なので先は本当に長いですが、コツコツ頑張りますね!

コメントありがとうございました。
また是非遊びに来てくださいね。

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