反省文 | ナノ




 お疲れさまでした!
 足かけ四年に及んだこれ……お付き合い頂いて本当にありがとうございます。実はというか既にバレバレなんですけど、書きながら考えていたので他の長編に比べてもすごくつじつまあってません。ごめんなさい。だって最初はまさか長編化しようなんて思ってなかったんですもの!
 何故これを長編化しようと思ったのかは、サスペンス的なものが書きたかったからなんです。二転三転するものが書きたくて。
 まずはミスリードとして暫定的な裏切り者役神威さんを置くことに。でもこれはあくまでミスリード的な役なので怪しすぎてこいつは違うとバレバレだったと思います。そして本当の裏切り者役としてミクオにお願いしました。でも実は反逆者は「正義」を冠しているはずのSOJ自体だった、みたいな結末を書きたかったので、本当に拙宅らしくないエンディングでした。申し訳ないです。あと最終章に詰め込み過ぎたので反省してます。書きなおすとしたらもっとドロドロ描写ありにして伏線を丁寧に書きつつ過去の話も掘り下げたいな。ドロドロで。結構ぼかしたんです。メイコさんの軟禁時代の生活様式とか、レンが養い親にいたときの話とか、リンがスナイパーになった経緯とか、ルカの実験内容とか、ミクの記憶が途切れてるあたりの話とか、ミクオのガチで悲惨な幼少期とか(あ、カイトさんはあれ以上書くことは特にないです)。ミクオが悲惨なのは幼少期だけじゃないんですが。
 まぁとりあえず書きなおすとしたらその辺を三割くらい盛り込みたいです。
 これ以上語ると根暗だとバレそうなのでここまでにします!
 お付き合い本当にありがとうございました! 次ページはいつものようにおまけで登場人物設定です。ぼかしたところもあったりするので何でも良い方向け。



ミク(18)
・歌は一流
・実は過去の記憶を失い、ちょくちょく記憶が流れているが、本人に自覚はない
・SOJ雑用
・髪は伸ばしている
・過去にミクオと出会い歌を覚えた経験あり
・両親を目の前で惨殺されて、それから記憶があやふやになる
・自分も殺されそうになったため、犯人をナイフでめった刺しにしていた。それ以来、殺人者としての快楽に目覚め、ナイフ使いとなって街を恐怖に陥れた。
・大統領夫人は両親の友人。ヤンデレ化する夫に耐え兼ね心境を吐露した夜に両親が殺される(大統領嫉妬のため)夫人が何を言ったか知りたいためにミクを探していた

レン(17)
・ドライバー
・無免許でよければどんな乗り物も乗りこなせる。が、一応ほとんどの免許は取らされた
・孤児院出身の貴族育ち、その手の趣味の男に拾われて、ちょっと人間不信気味
・リンとは元婚約者(世間体のための政略的な許嫁だったが、リンの家が没落し芋蔓式にそこと関わりのあったレンの家も没落すると、婚約破棄に)
・リンとは異父兄弟の可能性がある。

リン(17)
・スナイパー兼ガンマー
・目を瞑ってもそこそこの命中率を誇るほどの腕前
・ハニートラップもお手の物で、レンから怒られる
・貴族出身で、両親に見放されながらも、兄に愛されて育つ
・あるとき謎の男たちに急襲、家を焼かれて、両親と兄を失う(兄が両親を殺したと世間的には思われている)
・爆弾フェチ(目の前で家族を生きたまま爆破されたため)
・レンとは異父兄弟の可能性がある。

メイコ
・SOJのリーダー
・素性は謎に包まれているが、さばさばとした姐御肌で慕われている
・接近戦が得意
・お偉いさんの娘であるがために、政府と繋がりを持つ。
・ヤンデレ化した父親に軟禁生活を強いられていた
・そのため、ハクのことが許せなかった。内心マジギレしてた。

カイト
・開発者
・平民だが、リンの兄と生前親しくしていたため、リンの兄かわりを努める
・リンにねだられては危険なものを作って爆破行為に手を貸すので、その度にメイコに制裁を喰らっているが、Mの気が若干あるようなのであんまり効いていない
・大量殺戮兵器を開発してしまい、人の恨みを買うことになっている


ルカ
・SOJ参謀兼事後処理担当
・外国語はお手の物なマルチリンガル
・事務系なので戦闘は苦手だが、血を見ると興奮する
・掃討戦の作戦指揮が得意且つ好きで、マッドな一面をもつ
・人体実験をしでかして、警察から一時期追われる身


グミ
・諜報活動
・仕事が仕事のため、ほとんど世界を回って情報を集めている
・楽しいことが大好きで、引っかき回すのが好き
・SOJ社内新聞を発行し、スキャンダルを狙っている
・情報処理能力が高いことを見越したメイコが、世界を見て回りたいと言うグミに投資して、代わりに情報を得ている。

神威
・刀
・一匹狼気質の剣士で、慣れ合うのは好かないと言って帰ってこない
・リンの師匠で、リンの性質を見込んで銃を与えた
・リンと会うなり毎回はた迷惑な稽古をしては、弟子の成長を確かめている
・とりあえずレンは気に食わない
・政府との二重スパイ。実際のところどちらの味方かは誰にも知れない


ミクオ
・手八丁口八丁
・カジノ場でいかさま師をしているところからSOJに入団
・一見人畜無害
・幼少期ミクと会うまで天涯孤独。名前すらない
・ミクと別れてからも天涯孤独。その場しのぎで生きていたらいつの間にか大統領に拾われていた。






SOJ Statue of Justice
・正義の集団と見せかけて実態はレジスタンス団
・政府の要人暗殺や、大規模テロなどの糸を引いている
・メイコがお偉いさんの娘なので、金持ちの娘が道楽で始めたと思われている(表向きの正義行為)
・メイコ以外の人間の出自は、公にはしていない。メイコが孤児院で拾ったり、友人だったりという表向きの理由
・それぞれが公にはできない過去を背負っている


第三勢力
・クオがボス
・実態は、政府子飼いの勢力。汚れ仕事も請け負うため、繋がりは悟られないように警察に追われている