『こんにちはー!!…レッドさん？』
「…飲む？」
そういってレッドさんが差し出してきた暖かいココア。
『わー!!いいんですか!?いただきます!!』
シロガネ山は年中吹雪のため、ココアを飲むと冷えきった体がじんわりと温かくなった。
「ねぇ…暖かい？」
『はい!!とっても!!』
「そっか…ねぇ」
レッドさんは手招きをして私を呼んだので私は素直にレッドさんのもとへいってみる。
『なんですか？レッドさ…ん!?』
「こうしたほうが暖かい。」
そういうなりレッドさんは後ろから私を抱きしめてきた。
「嫌…？」
『嫌じゃないですよ!!』
「うん、知ってる…」
くそう…上目遣いからの微笑みは反則だよレッドさん…
だけどそんなレッドさんは…
『レッドさん!!』
「？」
『大好きですよ!!』
「…俺も。」
いつも"大好きって"いうと照れてしまう可愛い人なのです。
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