「ん?おぉどうしたよいきなりそんな格好で」

「今日成人式」

「だから見せに?」

「うん。晴れ姿だし」

「いいんじゃねーの?髪伸ばしてて良かったな」

「うん」

「……なに。なんだよ」

「もうちょっとましな褒め方できないの」

「………」

「…………」

「………綺麗、だ、よ…?」

「…はぁ。まぁいいや期待してなかったし」

「いや、まじで!綺麗だって!でもなんつーかこう抱きしめれねェっつーか手に余るっつーか」

「……銀ちゃんの愛情表現はハグだもんね」

「…おう。だから言葉は期待してくれんな」

「うんしてない」

「いや、ちょっとはしろよ」

「うん。ほんとはちょっとしてた」

「…かわいいなコノヤロー」

「わ!ちょっと!急に抱きつかないで!」

「やっぱこれだわ。俺の感想は」


(130115/成人式 - 年上坂田の場合)

上手く褒められない坂田さん希望。


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -