××な雑誌

「なあ、ななし」

「んー？」

「コレ」

「ぶっ…！？そんな如何わしい雑誌っ…一体どこで！？」

「あ？道に落ちてたんだよ」

「だからって拾う人がいますか！」

「そんな事はいいんだよ！…で、これ何やってんだ？」

「…知ってて聞いているんじゃないだろうね？」

「いや、知らねぇ」

「…読んでみたらわかるんじゃない？」

「………………、ななし…」

「何」

「これ、試して見ようぜ」

「何故そうなる！？それは駄目、無理！」

「んでだよ！ホラ、気持ち良いって書いてるじゃねぇか！気持ち良いなら良いだろうが！」

「ちょっ、見せなくて良いから！あー、ここ！痛いって書いてる！私痛いの嫌だから！」

「あぁ？…痛いのは最初だけだってよォ！安心しな！」

「できるか！それにこれ嘘かもしれないよ！？」

「なんでだよ、気持良ーくさせてやるぜ…？」

「なっ…」

「お？書いてる通りに耳元で囁くと大人しくなったな！」

「！？ちがっ…違うから！」

「違わねぇだろうがよ！オラ、観念しろ！ヒャハハハハ！！」

「誰か…誰かっ！ヘルプミィイィィイィイィィッ！！」