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大魔法使いマジシャンの対抗心(pkmn)


もう全部アイツ一人でよくね?系魔法使いが異世界転生(故意)してから更にトリップするというモリモリモリな話。

何でも良いよって方は進もう↓



超チート系魔法使いは「うちの国にきてくれないか…!」「なによアンタ!こっちが先に勧誘してンだからしゃしゃり出るんじゃない!」「そっちこそ何よ!」ってモテモテ。……主に国のお偉いさんに。
おとぎ話のように眉目秀麗な王族や貴族ばっかじゃない。むしろ肥えたオッサン共ばっかし。かといってハニトラ仕掛けられてもチート系魔法使い故に下心バレバレなので普通に泣ける。

俺は、俺はもっと普通に若い子とか子供とかに「魔法使いさんすごーい!」ってチヤホヤされたいんだ…!何故におっさんどものキャットファイトに巻き込まれる日々?せつねえ。

よろしい、ならば転生だ!

って訳で現代ジャポンの授業中に記憶と能力が戻ったよテッテレ〜!
「将来の夢は?」的な授業だったのに第一希望欄に「魔法使い」って書くくらいにビックリ。しかもそんな時に限って筆箱忘れて友達に借りたボールペンで記入しちゃったヤッベ!苦し紛れに第二希望に「公務員」って書いたらその二つはちょっと極端すぎでは?と先生に心配された。ですよね〜。

まあ、何やかんやあったが夢主は考えた。前世の能力を生かし、しかし周囲に特殊能力がバレずにチヤホヤされて(重要)生きる方法…あ、マジシャンとか…良くね?

普通の種も仕掛けもあるマジックの中にガチの種も仕掛けもない魔法を混ぜればあら不思議。天才マジシャン誕生!
デビューからあっと言う間に知名度うなぎ上り!チヤホヤされる!嬉しい!!ってキャッキャしてたらまさかの異世界転生。
あれ…瞬間移動マジック(魔法)失敗しちゃった?元の世界でマジの魔法使いだったのでは!?って伝説入りしちゃうじゃないですかヤダー!
くらいのポジティブさ。まあ、異世界でも俺のマジック(魔法)でテッペン取ったるわい!

と、思っていたのだが……?

「マジックよりポケモンバトルのほうがおもしろーい!」
「キャー!あっちにジムリーダーの○○さん来てるって!」
「おい、これからリーグのバトル放送あるってよ!」

この世界ポケモンバトル・コンテスト>>>>>超えられない壁>>>>その他娯楽
って感じだった。いや普通にまあまあ人気あるけど?どうやってもジムリやチャンプ達の人気を超えられないっていうか?むしろ前座扱いされているっていうか??

『ぜ、ぜってー俺のマジック(魔法)でテッペン(人気)取ったる…!』


そんな魔法使いマジシャンの仁義なき戦い。





2020/04/30 12:31