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たぶんきっと恐らく幽霊(pkmn剣盾)


危機感と思考能力がゆっるゆるな夢主のアパートに現れる幽霊カッコハテナな話。
ネタバレ:短時間逆トリップ


「ここだけの話、このアパート幽霊でるそうなんですよ〜」
『マジっすか〜どーりで綺麗なのにやっすいワケですね〜〜〜!』

でも安いならOKです!!!!
って感じで契約したアパートにさっそくお引越ししてきた今年から新社会人で一人暮らしスタートな夢主くんは割とアホな子だけど良くも悪くも空気読め(ま)ない系。へこたれないメンタル鋼。

そんな夢主の部屋にさっそく幽霊が現れたようだ……?

「え、は?……どこだ、ここ?誰だあんた?」
『こっちのセリフ〜〜〜!』

褐色青い目イケメンのどう見ても生きてる人間っぽい幽霊が現れた!

『見てみ!ここis俺の部屋!おーけー?』
「た、確かにオレ様の部屋じゃない……何か、邪魔して悪い、な……?」
『まあ、幽霊だし仕方あるまい。許す。気が済んだら消えてね』
「は?」

何言ってんだコイツ、という視線を尻目に買ってきた安売りお惣菜もぐもぐしてお風呂沸かしている間に何か幽霊が部屋中ウロチョロしてた気もするけど気付いたら消えていた。さす幽霊。

だがしかし、数日後も同様に幽霊は現れるのだった……。
最初はいろいろ質問してきたり頭を抱えていた幽霊さんも最近は諦めたのか勝手に冷蔵庫の中を漁ってインスタ映えそうなシャレオツ飯を作り始める始末……あれこれ良く考えるとポルターガイストじゃね?新しいタイプのポルターガイストじゃね??

『幽霊なのに料理の腕プロ級とはこれ如何に。生前はさぞかし名コックだったとお見受けする』
「オレ様まだ死んでないんだよな〜!」
『いき…りょう……?』
「違う!」

じばくれい、というやつなのかこの部屋から出れないらしい幽霊さん(足の長さヤベエ)は割とまめまめしく料理や掃除をこなして消えていく。幽霊っていうか小人さんなのでは?いやそれにしては身体でかいな??

『触れるタイプの幽霊…新しい……』
「幽霊じゃないと何度言えば」

頬をポリポリ掻いて呆れたような目線を向ける姿すらイケメェンな多分きっと恐らく幽霊との交流のお話。




尚、仲良くなりすぎるとナックルシティとやらから来訪しているという幽霊()さんがお持ち帰り計画を練りだすので要注意。




2020/04/04 02:06