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吹っ飛ばせ追悼(pkmn剣盾)


異世界トリップ夢主と転生剣盾主(マサルくん)というありがちな話を思いついたぜ!
何でもOKな方はヒアウィゴッ!




大親友が亡くなって目の前が真っ暗になって葬式で吐くほど泣いてそれでも変わらぬ日常は続けども未だにお前の墓の前で涙が流れるよ。

十数年前に亡くなった大親友の墓前で涙で滲む目をそっと閉じて、近況を語りながらそっと目を開いたらそこは湖の真ん中でした……。

『って、何で!?』

独りツッコみに答えるてくれる人は無く、っていうか見知らぬヤバそうな生き物があのちょ、なんか迫ってあああああリアル命の危機ィイイイイイ!
何かヤバそうなピンクのクマが腕を振り上げる。夢主が死を覚悟したその時、見知らぬ誰かが自分の名を呼んだのが聞こえた気がした。

暗転。

……からの覚醒!気が付けば見知らぬ少年が心配そうに覗き込んでいた。どうやらこの子が助けてくれたらしい…?え、何で俺の名前知ってるのかな?知り合い?

「信じられないかもしれないけど……」

そして彼はマサルと名乗った。え、それって死んだアイツの名前……。

「生まれ変わったら異世界だった」
『嘘でしょ!????』

大親友しか知らない黒歴史やら夢主の歴代好きな人の名前を言われて最終的に信じる。マサルくんは大親友と名前同じだけれども容姿はけっこう違う感じだったので最初違和感あったもののまさかの死んだ友人との再会が嬉しすぎて涙腺崩壊してそれどころじゃなくなった。落ち着くのに1時間かかった。

それはともかく夢主こそなんでこんなとこいんの?死んだわけじゃないよね?って言われて自分でもワケ分からないけどお前の墓参りして気づいたらここにいたって話して二人して首を傾げる。

「まあ、取りあえず夢主のことはぼくが守るから大船にのったつもりでいて!」
『ありがたいけどYOUどう見ても13歳前後の少年じゃん無理だろ……親御さんになんて説明すんの?』

大親友が亡くなったのが二十歳で現在夢主は30歳オーバー。10歳ちょいの少年が匿うには無理すぎるのでは?そんな当然の疑問に「チャンピオンだから、お金なら有り余ってるから」と胸を張る友の言葉に「ちゃんぴおん???」と疑問符山盛りな夢主であったが説明されて目玉ぽーーん!え、お前既に手に職もってんの…?有名人なの…!??こ、この世界すげーなオイ…。ではガチで無一文なのでお世話になります…すまんやで……。

こうして大親友(少年の姿)にお世話になる異世界暮らしがスタート。お互いに今まで何があったとかどんな生活してたとか、この世界はどんな世界なのかとか話は尽きない。
手を引かれてあちこちの町を案内してくれたり、何もせずにホテルで思い出話をしたり。欠けたピースが埋まったみたいだとキャッキャウフフと過ごす。

そんな日々を過ごすこと暫く。

「マサル独り占めしてズルイんだぞ…」
マサルのライバルで友達はオレだったんだぞ!なホップくん。

「彼とはどういった関係で?」
マサル少年と同じぐらいの歳の妹がいる身として看過できないネズさん。

「チャンピオンの兄ポジはオレ様だったのに…!」
お気にの少年の兄ムーブかましてたら横から掻っ攫われたキバナさん。

「貴方が来てからマサルがバトルタワーに来てくれないんだぜ…」
とにかく何か怖いマサルくんとのバトルだいちゅきダンデさん。

などなど。
夢主、親友の人気にようやっと気づく。

「夢主は何も気にしなくていいから!全部ぼくに任せておいて」とサムズアップした親友はそういえば生前も人気ものだったな!と、言うかよく考えなくても今のマサルは十代の少年で有名人らしい。そんな彼がいきなり現れたオッサンに時間を割くっていうか付きっ切りの状態って傍から見たらヤベエのでは?事案なのでは??
しかし、マサルの助力が無ければいまだ異世界で生きていけるだけの力が無い。働いて帰すからと金を借りて……いやでもこれ言うとマサル不機嫌になるんだよなぁ〜〜〜!そんなこと気にするなと怒るんだよなァ〜〜〜〜!

どうする、俺!!!


って感じで輝く超新星、ガラルの新しい英雄として世間からもジムリからもモテモテなマサル少年(親友が転生した姿)と異世界トリップしてきたリーマン(ちょっとお人よしなパンピー)が周囲から友人として認めてもらうハートフルストーリー。
周囲からは援交?パパ活?と心配される剣盾主であったが残念!金を払ってるのはマサルくんの方だ!しかしそれはそれで「変な男に騙されていれあげてるのでは…!?」と心配されるね。むしろ悪化。




2020/03/23 13:45