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最強(笑)の地雷を踏んじゃった無敵のちゃんぴょん


タイトルままで剣盾と(笑)ガールズでちょこっとシリアス書くならこんなかなーと思いついたのでネタにぽぽぽーい!

・最強(笑)…なまえ
・愛され(笑)…モブ子


愛され(笑)たっての希望でワイルドエリアにGO!保護者(無敵のチャンピョン)同伴。何故ならバッジどころか手持ちもいない(笑)ガールズであった。

レベルの可愛いところでキャッキャすること暫く。

『悲鳴が聞こえたからちょっと行ってくる』
『ええええ!?ま、まって名前ー!!』

ダンデ氏が止める間もなくモブ子の制止に振り向くことなく駆け出して橋を渡りレベルの可愛くない方へとスタコラサ〜とあっという間に消える最強(笑)
慌ててリザ(−ドン)ナビ(ゲート)のもと追いかけるも姿は見えず、まさか、ポケモンの巣に入ったんじゃ…!?彼女は確かに強いし何故かポケモンから畏怖される体質だが、キョダイマックスポケモン相手に手ぶらで……!

と、最悪の想像をしたところで少し離れたところにあった一際太い光の柱が立っていた巣からよっこらせ、とまだ年若いトレーナー片腕に抱えて出てくる最強(笑)ガール。装備:ひのきの棒
足を滑らせて落下でもしたのか、目を回しているトレーナーのほっぺを何事も無かったかのようにペチペチしている後ろ姿に安堵したのは本心からで。けれど、恐らくキョダイマックスポケモンを一人でポケモンの力も借りずに撃退した事実に思わず、本当に小さな声っていうか口の中で呟くような感じでポツンと。

「あの子は、」

ほんとうに人間なのだろうか。


それは普通の人が当然抱く感情で感想。
そして同時に、彼女が『普通』だったら絶対に聞こえない距離だった。

けれども立ち上がった最強(笑)と目が合った時にダンデは気づいた。言ってはいけないことを言ってしまい、聞かせてはいけない言葉が彼女の耳に届いたことを。

今までのダルそうな、面倒そうな瞳ではない。黒々とした、ぞっとするほどに無感情な瞳はまっすぐにダンデを見つめていた。


『名前ー!だいじょうぶ!怪我してない!?』
『……あー、うん。我、最強(笑)ぞ?こっちの人は何かウッカリ足を滑らせて落ちたっぽい』
『うっわあ…名前がいてよかったねこの人…さす名前』
『よせやあい』

逸らされた瞳が瞬いて、彼女の親友であるモブ子が駆け寄った時にはいつもの目に戻っていたけれど。

「名前くん!無事でよかったが、無理をしては駄目だぜ!」
『無理してないっす』


最強(笑)だからと笑う姿はいつものようでいて、拭えない違和感がいつまでも纏わりついた。

……って感じでそこから一歩ポケモン世界の人達と距離を引く最強(笑)。海賊世界でもヤベエ強さなのは変わらなかったけれど向こうは鬼強い人も山盛りいたから強さが異常扱いされることは少なかった。しかしポケモン世界ではそうもいかない。最強(笑)自身もそのことは無論、把握している。……しているけれど割り切れるかどうかは別の話。まだセブンティーンやしな。

悪気なく、思わずふと零れ落ちた一言が最強(笑)ガールを傷つけた系ダンデさん。
恐らくダンデさんは傷つけたこと分かって謝罪してくれるけれど最強(笑)は『いやいいっす。そう思うのが普通なんで』ってざっくり。しかし気にしてないって言いながら心のドア一度閉めるとなかなか開けないタイプなので確実に距離を置いてくる。

そんなめんどくせえティーンの少女を放っておけないンデさんの奮闘(仲直り大作戦)が見たいのじゃった…。

とびら(心の)開けてー!とドンドコ鬼ノックするダンデさんの横でフリーパス出入り自由なモブ子があーお客様ー!名前にそれは逆効果ですー!とはわわしてても良い。




2020/03/16 23:50