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幼馴染ノットイコール親友(pkmn剣盾)


子供みたいにヤダヤダするキバナさんが好きだ…。

幼馴染の夢主の手を引っ張ってどこ行くのも一緒だったキバナ少年。コイツ、親友!
ジムチャレ参加もいっしょ!夢主くんはナックルスタジアムのジムチャレ突破できなかったけれど……でも、頑張ったな!これからはオレ様のこと応援してくれよな!

か〜ら〜のダンデ少年との出会い!興奮マックス!あいつ、つえー!やべー!ぜったい勝つ!!!オレ様のライバル!

ダンデ少年といういずれ負かしたい相手、目指すべき友、新しいライバル登場に燃えるキバナ少年の横でネズ少年と『え〜音楽やってんの?スゲくね??聴かせてよ』「……そんな、大したもんじゃねえですよ」『いやすごいって。謙遜すんなし……あ、俺この曲好きだわ〜』「…ノイジーな野郎です」と交流を深める夢主。


「ワイルドエリアで特訓する!夢主、いこうぜ!」
『いや俺がいると特訓の邪魔になるだろうから、打倒チャンプ頑張れ応援してっから』
「そっか、夢主も応援してくれてるもんな頑張んなきゃだな!打倒ダンデ!」
『いってら〜………さて、ネズにCD借りにいこーと』

「だあー!また負けた……!」
『頑張れ頑張れ、前よりめっちゃ強くなってるからその内勝てるんじゃね?』
「そ、そうか?よし、もうちょい頑張ってみっか……ありがとな!もうちょい特訓してくるぜ!」
『いってら〜……お、ネズから夕飯の誘いだヤッター』

ライバルダンデとのバトルはとても楽しい。負けるのは悔しいけどそれを抜きにしてもとても楽しいし、応援してくれる一番の親友だってオレ様にはいるから頑張れる!
そう思っていたし、何ならナックルジムのジムリ就任が決まった時も当然夢主はナックルジムで一緒にトレーナーとして就任すると思い込んでいたキバナくん。

『ネズんとこで働くわ』
「は?」

え、いや何でネズ?お前悪タイプ好きだったっけ?

『アイツ隙あらば悪パの魅力熱く語ってきてさ〜。けどまあ、やっぱ気が合うのか、それとも俺が影響受けやすいのか……』

苦笑交じりに、しかし満更でもなさそうにいつの間にか増えた夢主の手持ちにはいままでいなかった悪タイプの顔がチラホラ。しらない、あれ、オレ様夢主とは親友で、コイツのことなんでも知ってたはず、なのに?

『キバナもジムリ頑張れよ〜いち友人として応援してっからな〜』

いちゆうじん。それって、普通の友達ってことか?あれ、オレは、一番で、

「夢主、お前の親友って誰だ」
『は?いや……親友ってか…一番仲いいのはやっぱネズじゃね?』

変な質問すんなよ恥ずかしいヤツだなお前はー!なんて、照れくさそうに笑うオレ様の『親友』だったはずの……。

「………オレ様は?」
『ん?お前はあれじゃん。幼馴染。で、ダチ』
「それって一番じゃねえの」
『は?』
「一番がいい」
『え、』
「お前の一番の親友はオレだろ!?」
『うっわキバナが壊れた……』

やだやだ夢主の一番の友達で親友はオレ様だもん!!!!!
ぴえー!とグズられ面倒そうな顔で『いやお前にゃダンデがいるじゃん』と言ってみれどあいつは最高のライバル!お前は親友!なの!!と喰ってかかられてお、おう…となる夢主。
けど夢主はぶっちゃけネズさんと最早ソウルメイトじゃね?ってくらいに仲良しこよし。気が合うし二人セットでいることも多くエール団からもニコイチ認識されてきている。ネズさんもインタビューとかで親友は?って聞かれたら夢主の名前を挙げる。

それがとてもとても嫌でそういった現場を目撃するたびにヤダー!ヤダヤダー!ってキバナさんがメソメソべったり夢主をホールドするのを呆れた目でネズさんに見つめて欲しい。

(夢主も面倒な幼馴染がいて大変そうですね)
(ほんそれ)
「お前ら目と目で会話すんな!!!!」


このキバナさんは一周まわると親友になれないならいっそ……恋人?とヤベー方向に暴走するけど夢主が『俺、友情を大事にしたい派なんで』って牽制されてぴえーんってなる。




2020/03/16 23:23