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■沈まぬ太陽と共に■

イベント個室へ



一年で最も昼の時間が長くなる日。
それは夏至とも、白夜とも呼ばれている。
一日中太陽が沈まない、そんな日は妖精たちが加護を与えたり、悪戯をしたりすることもあるそう。


この国では代々、夏至祭が執り行われる。
内容は大きく二つ。参加者は希望者のみ。参加する場合は、前日までに城前広場にある投書箱に記入済みのエントリーシートを入れるだけ。
この国の言語で己の名が書ければ、種族・身分は問われない。


A幸せを呼ぶ羊歯の花

本来花を咲かせない羊歯だが、夏至の日にのみ真っ赤な花を咲かせると言われている。
その赤い花を城門にて待つ騎士団長に届けた者には褒美が与えられる、所謂国民参加型のゲームである。捜索範囲は、王都の北にある森林地帯。
ただし、羊歯の花が本当に咲くわけではなく、前日に騎士団員が隠した造花を探すというもの。仕込み日は、誰であれ森の中へ入ることは許されない。
花一輪につき、金一封。
もしも本物の花が見つかった場合は、王家が一つ願いを叶えると口約しているため、浪漫を求めてそちらを探索する者も例年多く現れる。
毎年、花の数の何十倍もの参加者がエントリーするため、争奪戦となり、武術も魔術も容赦なく行使される。大怪我に繋がりそうな場合は、要所要所で監視している騎士団員が止めに入り、騒動を起こした者はその後永久的にエントリー権を剥奪される。
節度を守って楽しみましょう。


B神聖なる神の炎と花冠

太陽が最も長く姿を見せる夏至は、神の加護が強くなると言われている。
王都の南側の丘では、大きな炎が焚かれ、飲めや歌えやの立食パーティが行われる。
街の店が出店したり、王家専属のシェフが腕を奮ったりする。もちろん、費用は全て国がもつ。
この立食パーティへ参加するには、丘までの道のりで、花冠を作らなければならない。自作、若しくは同行者お手製の花冠を被ることで、参加を認められる。
道中、草花の群生地が多々あり、この頃になると色とりどりの花を咲かせている。技術や知識さえあれば、子どもでも楽に作ることができるため、参加者は多い。
花冠は、最後に焚き火へとくべることで、その後一年の幸運が約束されるという言い伝えがある。


王都を挟んで南北地帯で行われるイベント。
一攫千金を狙う?それとも妖精たちと語らう?
選ぶのは貴方。それも含めてのお祭りなのだから。



短期の季節イベントです。
募集期間は6/5まで、イベント期間は6/9〜7/9を目安にしております。
管理人のキャパの都合上、イベント参加中は通常レスはお休みし、参加者様はイベント個室のみの稼働と致します。申し訳ございません。
参加ご希望の方は、以下の必要項目をこちら(受付終了しました)よりお送りください。

ご質問等も、mailや個室にてお気軽にどうぞ。お好きなシチュエーションをぶっ込んでくださいませ!
※イベントへの参加は、現在お相手いただいている方に限らせていただきます。

◆PC名
◆指名キャラ
イベントは別次元と捉え、他者が指名済の別キャラをご指名いただいても結構です。
◆内容
ざっくりしたもので構いません。詰めたい点がある場合は、通常レスの個室にて背後会話でお伝えします。
if設定や、通常レスとは異なる進展具合でも大丈夫です。


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