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●世界観
Xの世界とYの世界が裏表でパラレルワールドのように存在していて、それぞれゼルネアスとイベルタルが自然界の王として君臨している。千年に一度、大きな禍が世界に訪れる頃に王が目覚め、禍を倒すと言い伝えられている。
ゼルネアスは他の生命体に命を分け与えることが出来、不死身にすることも可能。しかし永遠の命を分け与えると無条件に再び千年の眠りにつく。
イベルタルは元凶となるものの生命力を吸い取ることで禍を駆逐し、繭に戻るエネルギーを蓄える。しかし同時に無関係な命をも吸い取ってしまう可能性がある。
ジガルデはXとY二つの世界の狭間に住み、ゼルネアスとイベルタルの二人が眠る間に二つの世界を監視する。
三匹は眠っている千年間は意識体として共通の場所に存在し、三匹で交流、またはそれぞれの世界を覗くことが出来るが、あくまでも覗くだけで手出しをすることは出来ない。
●CP説明(小説で扱っているもののみ)
＊因幡×紀鳴＋ルイズ
X軍のメインCP。ちょっぴりお茶目なカロスの王女・紀鳴(ゼルネアス)と無表情な従者・因幡(トリミアン)が互いに少しずつ惹かれていく。しかし実は因幡は紀鳴の千年前の従者であるルイズ(トリミアン)の生まれ変わりであった。しかもルイズは紀鳴の治癒能力を拒んで死んだということもあり、紀鳴の心の傷となっていた。それを知らない因幡は紀鳴が時々見せる「誰か」の影に頭を悩ませるが…。
＊新×智津
一目惚れした寡黙なストーカー・新(ゲッコウガ)と追いかけ回されるオーバーリアクションな敬語少女・智津(ピカチュウ)が騒がしくもなんだかんだで距離を縮めていくお話。新の親友でちょっとチャラ男の帰山(リザードン)や苦労人のおじさん・草薙(ゴーゴート)や紀鳴達の力を借りながらもギャグ風味で進んでいきます。
＊切敷×紀音
命を吸い取る力への自己嫌悪と姉・紀鳴への愛憎からなぜか男装の麗人となったカロスの王女(？)・紀音(イベルタル)と、そんな彼女に付け入った従者・切敷(ギルガルド)が喧嘩しながら依存関係になっていくお話。