タイトル未定| ナノ











きみは最後まで英雄として死ぬと思った、なんとなくだけど

ゴートゥーネクスト!

たとえばあなたがいない世界で生きていけるほど私が強い人間だったなら

憎しみの上に作った石の家

きみが僕の代わりに飛んでくれれば、僕はそれで

迷惑なのだよ、空を飛べる人間の詭弁は

僕が見上げ続けたのはきみの肩越しに透かし見た空

致死量の恋心

いつか僕が墜落することをここにいるすべての人間が知っていたのだろう

幸せにしてもらうために青い鳥を追いかけ続けたわけじゃあない

空がぼくの頭上から消えうせる日

愛による盲目、がなかったとはいえないけど

神さまが僕を嫌いになっても、あの子を突き落とすことだけは、この僕が許さない

僕をろうで塗り固めて君の翼にしてください

あいしているよ、だいきらいな君へ

君の心の奥、ふかいところに沈めておくれ

自分の首を絞めながら交わしたくちづけ/くちづけから交わした致死量の毒

これで最後です、一思いにどうぞ

二人ぼっちだった世界への回帰

素直にいえたら殺してくれた?