私が手折ったあなたのしなやかな白い首 繰り返しキスだけを わたしはあなたの何をみて生きていたのだろう 愛想をつかしたレモンイエロー わるい ゆめ ひつじがたべた 鞘で一刺し 愛しさをうたうグランドピアノ 丸められたティッシュには夢が包まれていた 滴る愛しさを舐めとって この指の動きのひとつひとつさえもがあなたのためにならんことを祈り、 求めるだけなら猿でもできるわ なにがあっても貴方を責めないって約束するよ 愛憎お鍋でひと煮込み 幸せに泣いてほしいとだけを願いつづけてきた 悪かぁない終わりじゃん あなたの話す最後までのこと たとえばこの腕がねじ切れてもその手を離さないから さよならが目を覚まさない みつ編みに愛情を織り込んだ少女たち カナリアの代わりに乙女を |