白いレースで嫉妬を隠して

その花は少女を隠すのか

美しい薔薇より萎れた百合がいい

心をリボンで結んで

ドレスの中に忍ぶ

睫毛ひとつ分の距離

彼女は淡雪の香りがした

プラチナロンドで踊らせて

爪先で殺してしまえば幸せかしら?

あしらった愛の形

やさしいふりをしたのです

私と共依存しませんか

そんなあなたが好きなのに

指先に問いましょう。
(あなたの指に触れられないお前は幸せなのか、と)




感謝:ストロベリー夫人はご機嫌斜め

20121119
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