今日は風邪で休んだ要のお見舞いにみんなで来ました。


「コップ、これでいいですか」

「あ、もう1つ出してもらえる?」


言われて食器棚からもう1つ出して、ジュースをいれていく。


「ごめんね、棗ちゃん。手伝ってもらって」

「いえ。全然」


要のお母さんは可愛い人だ。今日はバイトないの?とか世間話しながらジュースを持っていく。

塚原親子のやり取りはいつ見ても面白い。私にもまだお母さんがいたら、こんなんだったかなー、なんて。

おばさんは用事があると言って出掛けていったから、私はみんなの飲み終えたコップを持って下に降りる。


「あ、」

「棗!」

「日紗子、久しぶり」


きゃーほんと久しぶりー!!と抱きついてきたのは要の幼馴染みの日紗子。ちょ、コップ落ちる。上に春たちもいるよ、と言うと階段を上っていった。

日紗子と春と入れ替わりに部屋に入ると、千鶴がダイブ。そのあとを3人がダイブ。何をしてるんだか…と思ってたけど、棗も、と祐希に呼ばれて私もダイブ。


「じゃあ、お大事に」

「ほんとにそう思ってんのか、お前らは」


日も暮れてきたからそろそろおいとますることにした。帰ったら要のノートを見ながら復習して、昼寝するとしよう。




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