宣言通り、プールがあるから学校は休んだ。あとでレポート出せばオーケーです。案の定要からお怒りの電話があったけど、それも軽くあしらってずっと家にいた。(バイトいれようかと思ったけど、さすがに止めた)

一日ぶりの学校。屋上の扉を開けるといつものみんな……となんかすごい見られてるんだけど。誰、この黄色い子。と思ったらすごい勢いで近付いてきて、ぐっと手を握られる。え、ほんと何。


「お嬢さん!お名前は!!」

「…○○棗、です」

「一目惚れしました!付き合って下さい!!」

「ごめんなさい」



「はい、千鶴ざんねーん」

「あ、アンタ棗ちゃんに何言ってんのよ!」


祐希や茉咲が言う中、私は黄色い彼をスルーして要の横に座る。誰って聞いたら転校生、と答えてくれた。


「フッ まぁいいさ。オレには松岡さんが…」


松岡さん?ってまさかと思って要を見たら、やれやれというように顔を横に降った。


「あ 松岡さんだ」


悠太の言葉に振り向いても、そこには春。まぁ確かに女の子に間違えられるけどさ。これは…。松岡さん、が松岡くんと気付いて崩れる転校生。また賑やかになりそうです。




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