ある日の出来事

『ある日の出来事』♀2、♂2

登場人物
・兄 男子高校生。双子の妹と弟がいる。 台詞数12
・妹(ロリ) ロリっこ。無邪気。小学低学年 台詞数12
・弟(ショタ) 妹と双子。ちょっと黒い・・・ 台詞数12
・母 きれいなお母さん 台詞数05

総台詞数 41




『ある日の出来事』

朝。目覚ましがなる音が響く。

兄01「うーん‥もうちょっと‥」

がちゃ!っと思い切り扉が開く

妹02「お兄たーん!朝だよー!」

弟03「早く起きないと遅刻するよー」

兄04「ぐう・・・・・(寝たふり)」

妹05「う?お兄たん?(首かしげ)」

弟06「起きないねー」

妹07「ねーねー、朝だってばぁー!」

弟08「・・・・返事がない、ただのしかばねのようだ(キリッ)」

妹09「ふぇえ!?お兄たん、しかばね!?うぁあああん、お兄たーん!!‥‥ところで『し、か、ば、ね?』ってなにー?」
(しかばねは慣れない言葉をひとつひとつ確認しながら言っています)

弟10「説明しよう。(キリッ)しかばねって言うのはー・・・・あー・・・んー・・・(考え中)」

妹11「のはー?」
(可愛らしく首を傾け)

弟12「‥お兄たんは‥幽霊になったってことだよ・・・(遠い目)」

妹13「うぇえええゆーれい!?ってことは・・・おばけ!?うぁあああんこわーい!!」

弟14「お兄たん・・・成仏(じょうぶつ)してね・・・」

妹15「してね・・・」

SE:ちーん

兄16「・・・お前ら・・・人を勝手に殺すなよ・・・」

妹17「あっ!お兄たん動いた!」

弟18「・・・ちっ(小さく舌打ちするように。音声として入るようにしてください)」

兄19「おい、そこー。聞こえてっからなー?」


弟20「えー?なんのことー?(きゃるん)」
(わざとらしく)

兄21「とぼけても無駄だぞ・・・くそ、可愛い顔しやがって・・・。
はぁ、着替えるかー。ほらおまえら邪魔だから出てけ」

妹22「早くきてねー。じゃないとお兄たんのご飯も食べちゃうからねー」

弟23「あ、僕、目玉焼きほしーい」

妹24「えー、じゃあじゃんけんねー」

兄25「ちょ、お前ら待て!こらぁああ!」


【居間】
リビングの扉が開く

母26「あらあら、おはよう。やっと起きたのねー。うふふ、今日も朝から仲良しさんねー」
(のほほんと)

兄27「仲良しさんねー・・・じゃないよ・・・おはよ」

妹28「仲良しさんだよー!」

弟29「仲良しだから目玉焼き欲しい」
(本気で言ってるように)

兄30「お前・・・ほんとそればっかだな・・・」
(あきれて)

母31「はいはい、今二人の分も出来ますからねー?」

妹32「わぁーい!」

弟33「わーい!」

母34「あぁんもう可愛い!愛しの子供たち!良い子に育ってくれたわー!」

SE:ぎゅっ(抱きしめる)

兄35「・・・良い子じゃなくて悪かったな・・・(ぼそ)」

母36「あらぁ、お兄ちゃんも良い子よー?すねちゃ、だ・めっ」
(語尾にハートマークつくような感じで)

兄37「す、すねてねーよ!」
(照れ隠し)

母38「うふふ、可愛い〜!」

兄M:39『我が家の朝は大体こんな感じ・・・騒がしくて時々嫌になるけど、大好きな家族、なんだよな・・・え?父さんはって?それは・・・』

弟40「聞かないほうが身のためだぜ・・・?(キリッ)」
(かっこつけて。でも幼い声で)

兄41「だから!お前そんな言葉どこで覚えてきたんだよ!!!」


END

弟のキリッは言葉にしても、しなくてもどちらでも構いません。





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