→送信 拝啓 おはようございます、こんにちは、こんばんは、貴殿におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 突然で大変申し訳ないのですが、決意表明という名の告白をさせて頂きたく思います。 ワタクシことこの僕は、貴殿こと君の傍にずっといることを誓います。僕は君と一緒であればもう何一つ怖いことなどないのです。ですので、これから君の傍にずっといようと決めたのです。 どうか傍にいることをお許しください。 敬具 不特定多数の君へ 定まらない僕より ――――――――――――― おはようございます、こんにちは、こんばんは、貴殿におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 ワタクシことこの僕は、君のそばにずっといることを誓います。 修飾語はもういらない。 君が唯一、 君がすべて。 答えはいらない エゴであったって構わない これからずっと、君と一緒に。 君へ これから訪れる全ての日から、 僕より ――――――――――――― 返信 今更アホか、それは既に決定事項だ…よろしく頼む。 大馬鹿なお前へ 寛大なオレより ■―――――――――――― 望んで望んで、そしてやっと君と出会えた瞬間に、不特定多数のそれは唯一に変わるんだ…― いつだって誰にだってその想いを発信し続けるけど、それが届いて、通じ合って、初めてその誰かは、誰かじゃなくて「特定の君」になるんだよね。それってなんだか凄いよなぁ…幸せだなぁ… 名前を一切出してないので、題に?と表記しましたが、おそらくエリリオ。信を送るって、実は凄くいい言葉じゃない?って思ったそんな文。 < |