熱い。熱い。身体が火照るように熱い。
この熱をどう冷ましたらいいのだろう。
ふと目が覚めた朝。隣で寝ているのは愛おしい恋人。
ああ、渇く。喉がカラカラだ。
そっと彼の身体を舐めてみた。駄目だ。
まだ乾く。身体が熱い。
モゾモゾと動いて彼の下半身へと移動する。
昨日は一日中愛し合っていたからか、互いに何も身に着けていない。
目の前にあるペニスを小さく舐めて刺激する。

「…んっ……」

彼、バーナビーは小さく反応したが目は覚めていないようだ。
それを良い事に虎徹はぬちゅぬちゅとバーナビーのペニスを咥え舐めはじめる。
口内に広がる少し苦い味に、虎徹はどんどん興奮し、己の身体も弄り始める。
ああ、気持ちいい。早くこの身体に渦巻く熱を冷まして欲しい。
大きくなるバーナビーのペニスに虎徹は夢中でしゃぶり付く。
うめき声が聞こえ、ふと視線を移すとエメラルドグリーンの瞳と目が合った。

「っ…虎徹、さん…?なに、して……」

「バニーちゃんの舐めてる」

「そうじゃ、なくて…」

「身体、あっつくてさぁ…ねぇ、ばに…俺の中の熱、バニーので冷まして?」

ぐちゅりと粘着質な音が聞こえる。虎徹はバーナビーのペニスを掴むと己の秘部へ宛がいそのまま中へと押し込んだ。

「ぁああああー……ぁっ、あは…バニーちゃんの、朝から元気だねぇ…」

「虎徹さんがっ弄るからでしょう…?それにしても、虎徹さんの中…熱い…」

「んっ、ん…!あ、あっあっ、あ……」

バーナビーの上に馬乗りになり必死に腰を振る虎徹。
上下に動いたり前後に動いたりして刺激する。
時折苦しそうに顔を歪めるバーナビーの表情に虎徹はまた欲情する。

「あっ、すご、ぉ…!奥まで、きたぁ…ッ」

「んっ…虎徹さ…っ、そんな締め付けないでください…!」

「だってぇ…、っひぁ、あ…気持ち、いぃぃ…」

熱くて頭がぼんやりする。バーナビーも虎徹の腰を掴んで夢中になって腰を打ち付ける。
熱い、熱い。身体が熱い。溶けてしまいそう。
身体中の水分が無くなって喉が渇く。ねぇ、もっともっと頂戴。

「っ…!虎徹さん、もっ…僕…ッ」

「バニーちゃん、もうイっちゃうの…?あは…、いいよ、ぉ…俺ん中にいっぱい、だして…?」

「っん…!はっ…ぁっ」

「は、ぁあああ…んっ、あっ、あ……――」

ドクドクと中で感じる熱さに、虎徹は身震いする。
だけど冷めない身体の奥の熱。駄目だ。まだ駄目だ。

「ばにぃ…もっと、もっと…」

「朝から仕方のない人だな…。しょうがないな…いいですよ、今日はオフだし、一日中貴方に付き合ってあげます」

「バニーのそういう処、大好き」

「そこだけ?」

「ううん。全部。全部大好きだよー…」

だからね、もっともっと貴方の愛を頂戴な。



貴方の愛で私を満たして

―――――
フェラするおじが書きたかったんだが失敗したな…。
そしてリア充でビッチおじ。



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