おかしい。なんでこうなったんだろう。
虎徹は必死に考える。先程まで相棒のバーナビーと共に彼の自宅で酒を飲んでいた。
それで途中から記憶が飛んでしまって。ふと気が付いたらバーナビーに押し倒されていた。
回らない頭で必死に考える。

「ぁ、あ…バニぃ…?」

「なんですか?」

「なに、して…ぁ、酔ってんのか…?」

「少しだけ。先輩は十分酔ってますね」

「んんー…ちょっと、飲みすぎたぁ…、つーか、お前退けよ…」

「嫌です。ベロベロに酔って無抵抗な先輩を抱けるなんてこんな喜ばしい事はないですから」

ああ、嬉しそうに笑うなよ。それすら感じてしまうじゃないか。
虎徹が酔って思うように身体が動かせないのを良い事にバーナビーは器用に虎徹の服を脱がしていく。
赤くなって息苦しそうにしている虎徹の姿がまた欲をそそる。
下だけを脱がせると、バーナビーは虎徹を抱き抱え窓際まで近寄る。

「ふぇ…?バニー…?どうした…?」

「おじさん、窓に手を付いて下さい」

「なに、ぁ…ちょ、…ぁふ…、バニぃ、やぁ…くぱぁしちゃ、やだぁ…」

バーナビーは虎徹の尻を鷲づかみにするとそのまま後孔を広げるように開いた。
そのままバーナビーは虎徹の後孔にベロリと舌を捻じ込んだ。

「ひゃうッ、あっあ、ぁあんっ!」

ビクビクと身体中が震える。窓に付いている手がプルプルと震えて身体を支えられなくなってしまう。

「ゃ、やぁあ、ん…バニ、ちゃ…!」

「相変わらず感度が良いですね。ほら、窓に先輩の恥ずかしい姿が映ってますよ」

「ひっ、ぁ…やだ、やらぁあ…ッ」

「嘘は駄目ですよ。ココはキュンキュン締め付けてきますし…先輩、自分の恥ずかしい姿を見て興奮したんですか?」

自分よりも年下の男に弄ばれる姿を見て興奮したのは本当だ。
でも恥ずかしくてそんな事言えるはずがなかった。生理的な涙がポロポロ流れる。
虎徹は自分の身体を崩れないように支える事で精一杯で、バーナビーの言葉が入って来ない。
すると、今度はバーナビーは虎徹の後孔を舐めたまま右手を虎徹の股間部へ運ぶ。
持ち上がっている虎徹のを掴むとそのままグチャグチャと音を立てて扱き出した。

「ぅああ…、あ、あっあ、舐めるの、とっ、扱くの…っ、い、一緒は、だめぇえ…!」

「どうして?こんなに嬉しそうにビクビクしているじゃないですか」

「っふ、んんーーッ!」

ある程度慣らされた後、今度はバーナビーの高ぶった雄をゴリゴリと押し付けられる。
ああ、入れて欲しい。そのままめちゃくちゃにして貰いたい。
虎徹は知らず知らず自分からバーナビーへ腰を押しつけていた。
それに気付いたバーナビーはニヤリと笑うと一気に虎徹の中へ自身を突き立てた。

「っはーーッ!きもち、いぃぃ…!あっあ、バニ、そこぉ…イィ…!」

「っ…全く、このビッチおじさんは…ッ!」

「あ、くッ、…ふあ、あ、だめ、だめぇ、あっあァ…!」

グチュグチュと水音が部屋に響く。二人しかいない部屋。
窓に映るのは綺麗な街と、恋人の姿。
バーナビーはゴクリと生唾を飲み込む。こんな乱れた恋人の姿を見せびらかしてやりたい。
でも誰にも見せたくない。矛盾の想いが駆け巡る。

「あ、ふあァ!すごっ、擦れて…ッ、バニぃの、大きぃよぉ…!」

「先輩には、僕ぐらいのが、ちょうどいいんじゃないですか…?」

「んぁ、俺…バニーの、ァ、デカい、から…好きだ、ぜ…?んッ…!ぁ、あ…!も、イっちゃ…!」

「どうぞ…僕も、そろそろ…ッ」

「ぁあッ、ん、んぅうーーッ!!…はぅ、あ…バニーちゃん、の、出てるぅ…」

青臭い匂いが二人と包む。虎徹はとうとう自分の身体を支えきれなくなりそのままバタリと床へ倒れ込む。
その衝撃でズルリと虎徹の中からバーナビーのが抜け、ドロリと後孔から白濁が零れだす。
ふと見れば窓には虎徹が達した時に出したであろう白濁がゆっくりと窓を伝い下へ落ちていた。

「おじさん、ほら、ここで寝ないで下さい。後処理もあるでしょう」

「んぅ、…もう、明日で、いい…。バニー、運んでぇー…腰、痛いし、眠いー…」

「腹下しても知りませんよ。全く…」

そう言いながらもバーナビーの顔は笑っていて、虎徹をお姫様のように抱き抱えるとベッドがある部屋へと向かった。
スヤスヤと眠る恋人にキスを贈ると、バーナビーも虎徹の隣で彼を抱き枕のように抱え眠りについた。

Dear Lover

(いって!腰痛い!え、え、何で!?というか何故下だけ裸!?)
(え…おじさん、昨日の事覚えてないんですか?)
(えーと…お前と酒飲んでだ辺りまでは辛うじて覚えてるんだが…)
(………)

―――――
ビッチな受虎とリクを頂きました!
私もビッチ好きなんですがこれはビッチなのかただの淫乱なのか…。
あ、同じか!(←
リクエストありがとうございました!



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