ネタMEMO(全体的にR15)
(○→デュラ ▲→T&B ◎→その他)

*ちょっと長め
*書いてる途中で力尽きた


バーナビーから至急急いで来てくれ、と言われ、只事ではないと感じ取った虎徹は急いで彼の家へと向かった。
どうしたんだろう。時々癇癪を起こす事があったりするから、それで何かあったのかもしれない。
彼は年齢的には大人かもしれないが、まだまだ子供だ。
彼の住んでいるマンションまで行き、部屋を合鍵で開ける。

「バニー!どうした!?何かあったのか!?」

ピリッとした空気が、くにゃりと曲がりザワザワとしたものになる。
それから数人の喋り声。誰か来ているのだろか。
もう一度彼の嫌うあだ名で呼べば、ぐすぐすと泣きながらバーナビーがやって来た。
ギョッとして慌てて駆け寄ると、バーナビーはポロポロと綺麗な瞳から涙を零す。

「ふぇ、…ごっでづ、さ…」

「えっ!?バニー!?何泣いて……はぁああ!?」

ふと見渡せば、そこには目の前の泣いているバーナビーを含め、十人のバーナビーがいた。
己の眼がおかしくなったのかと思い、一度視線を逸らしてみる。
頬を抓ってみた。痛い。夢ではないようだ。
そして視線を戻してみる。先程みた光景と何ら変わりは無い。
また頬を抓ってみた。痛い。やっぱり夢じゃない。

「……どうなってんだよ、これ…」

なんだろうこれは。現実だとは思えないけど、夢でもない。
ならこれは一体…。

「虎徹さん!遅いじゃないですか!僕が一体どれだけ待ったと思ってるんです!?」

「えっ!?あっ、わ、悪い…ごめんな、バニー」

「バーナビー、そんなに怒らなくてもいいでしょう?…すみません虎徹さん。彼は早く虎徹さんに会いたかっただけなんです」

「え?」

「なっ、そっそんな訳ないでしょう!…た、ただちょっと遅いから心配になっただけで…」

なんだこれは。頭が可笑しくなりそうだ。
同じ顔がたくさん居る。虎徹は混乱した。
なんなんだこれは。どうしてしまったんだ自分の相棒は。

「あの、あのさ…これ、どういう事な訳?」

「昨日、僕と虎徹さんで犯人を捕まえたでしょう?その犯人、どうやらNEXTだったらしく…僕らの知らない間に能力を発動させて、それを僕に向けて使ったようなんです」

「へ、へぇー…それで…」

今話をしているのは、いつものバーナビーのようだ。
瞳の色がエメラルドグリーンだ。先程の泣いていたバーナビーは瞳の色がブルーで、怒鳴り散らしていたバーナビーの瞳はレッドだった。
他の七人もそれぞれ瞳の色が違った。同じように見えて、どこか違う彼ら。
それに一人一人違う性格のようで、怒りやすかったり泣き虫だったり。まるで感情の一つが個性になったかのようだ。

「虎徹さんっ、僕待ちくたびれましたよ!ほら、一緒にご飯食べましょう?」

「へっ…!?」

「じ、実は虎徹さんに、…その、あの、…ぼ、僕の作った炒飯を…食べて、もらい、…たくて……」

「ずっとずっとずっとずっと!!頑張って練習してたんですよ!ねぇ、食べてくれますよね、虎徹さん?食べてくれないと…僕、何をするか分かりませんよ…?」

イエローの瞳に、ダークグリーンの瞳とパープルの瞳。また別のバーナビーだ。
どうやら互いの言いたい事が分かるのかバーナビー同士で言葉が被る事が無い。
面倒な事になったな、と虎徹は思う。


*****
頑張って携帯で書いていたが力尽きた。
この後一日交代でおじさんはいろんなバニちゃんとイチャコラする予定。
甘々だったりエロだったりエロだったり…。

大まかな10人の性格
@通常 エメラルドグリーン Aおとなしい(恥ずかしがり屋) ダークグリーン B陽気っ子 イエロー Cツンデレ レッド Dセクシー ピンク Eダルデレ スカイブルー F肉食系 オレンジ GドS ブラック Hヤンデレ パープル I泣き虫 ブルー


▲十人のバニーちゃん 2012/06/26 01:51


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