memo | ナノ
「天女様!私と一緒にバレーボールをしよう!」「どちら様ですかね?!?!」
暴君な七松さんにいきなりバレーボールに誘われる。仕事の最中で、庭の掃除してたのに御構い無しに引っ張られるものだから箒置きっぱなしで連れてこられた。吉野先生に怒られる…
「私たちのチームは私、長次、金吾でやるからな!天女様のチームは人がいないから1人でやってくれ!」「いやちょっと待って3対1とかおかしいから!2対2じゃダメなの?!?!金吾くん!こっちのチームにおいで!」「すいません名前さん、このお二人を相手にしたくありません!」「裏切り者!」
名前は1人なので1人でレシーブ、トス、アタックを続けてやるのだとか。なんという拷問。
「いくぞー!いけどんサーブ!」
「ぎゃあっ!」
七松さんの力が強すぎて手が痛い。なんとか返しても、金吾に拾われ長次に上げられ七松に打たれる。
維持で拾いまくってたら、いきなり七松が動きを止めて「よし、終わり!帰るぞ!」と。
「は?!終わり?!いきなり?!」「金吾ー、天女様に目的教えてもいいぞー!」「あ、はい!」「…行こう……」「おう!」
意味わかんねぇ…と呆然としてたら、金吾にこのバレーの目的を教えてもらった。
なんでも、この前四年生相手に暴れまわった名前の身体能力の調査だったとか。
それにも驚いたけど、名前が一番驚いたのは全くそんなことを感じさせなかった七松に。さすが六年生。
名前(いやでもただ楽しんでただけか…?)
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