わたくし自身を変えるものは認識や自意識や示威や自慰等では無く行為しか有り得ないのでありまたわたくし自身に帰る者はわたくし自身以外には有り得ないのであるが この度生まれ落ちましてからのせいのallをかけてぺたりぺたりと貼り付けて仕舞うた他者様の認識に於けるわたくし自身を剥がして破がして廃棄するのは何といいますかまあ言うてみれば至難の業とか言う其れなのです×なん限り剥がすことは能わずと思われるわけなのです


にこ り と笑うたのは目の前の愛すべき少年(とはいえ中身は素晴らしくオトナであるのだが)の目の前に映るじぶんであり かれのめにうつるおれが其れがどうにもこうにも如何にも美しい笑顔なのだろうと想像することはあまりに容易く嗚呼と思わず溜め息が零れる程である が「これは ほんとうの 俺じゃ ない」んだって言うことを欲するのは紛う方亡き俺おれおれ

「 知ってる」
あたたかい 小さな両手が包み込むのは美しいおれですか?それはおれなのですか?そうじゃないのですか?解らない何を解りたい何を解らせたいおれがおれを取り敢えず綺麗に笑って見せようかだが其れはおれじゃないならば俺はエエトドウシタラ今まで出来ていたことが一瞬にしてキャントに変わる様は客観的には滑稽であろうか主観的には俺には如何にも酷刑である それでも其れを受けることに甘んじやうと思うのはこのてがあるからなのだろうと結論は明確を極めます

「知ってるよ」

君が笑うから笑うた俺は多分美しくなんてないけれど 生まれるは疑う余地の無いことひとつ これは間違いなく俺だと言うこと


じぶんになろうとがんばりたいレンちゃんとそんなレンちゃんを受けとめたい翔ちゃん レン翔ちゃんの未来を考えるとレンちゃんは自己表現を出来るようにならなきゃいけないと思う の とは言えそれが出来ないことも含めてレンちゃんをSUKIになったのだというちょろちょろ
20120626

はき出して頂戴(レンちゃんと翔ちゃん)
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