最悪な席替え
俺、エドワード・エルリック!!
私立アメストリス高校1年生!
青春真っ盛り!!…中って言いたいとこだけど、私立アメストリス学校って男子校なんだよな…
そんな野郎しかいないこの学校で俺の担任ジャン・ハボック先生が突然こんなことを
言った。
「席替えすんぞー」
最悪な席替え*
「もう嫌だ―!!俺はこんな奴の隣になるくらいなら死んだ方がマシだ―!!!」
「そんな〜〜鋼の―!!俺と隣になってそんなに嫌なのか―?!!」
「だ〜〜〜嫌に決まってんだろこんな変態野郎!!それに俺は鋼のじゃなくてエドワードだ!!!」
「ガーン…変態…変態…エド…俺はこんなにもエドのことを愛してると言うのに…」
「それが気持ち悪いんだよ!!!」
俺が隣になってしまった奴…それは昔からの幼馴染みのロイ・マスタング。なぜか2、3年前くらいから俺に変な告白をしてくる変態野郎化してしまった。
ルックスは抜群で頭もいいのになんでこうなるかな…幼馴染みとして悲しいよ…。
「大変だな〜エド!」
「隣がロイなんてドンマイだよオチビ!」
「ラッセルにエンヴィ―…頼むから何とかしてくれ…お願ぇだ…」
「言葉づかいまでもがおかしくなったかついに」
こいつはラッセル。俺の良き理解者&母さん。面倒見がよくて頼りがいがあるから
俺の兄ちゃん的存在なのかも。
「ドンマイドンマイドンマイドンマイ泣かないで〜オチビ!!」
「いっぺん死ね」
「そんな〜せっかく励ましてあげたのにぃ〜」
この変な奴は俺の手下のエンヴィ―。決定的なM男。
まぁ、いいとこって言ったら使えるやつ。
「とにかく助けろぉ〜」
「エド〜エド〜」
「あぁ〜抱きつくなぁ〜!!」
なんとかラッセル達に助けてもらい無事生還!
だけど、これから奴と一緒だと考えるだけで吐き気が…うえっ…
「それにしても、上手い事隣になったよなぁ〜」
「確かに!僕たちとはすんごい離れちゃったのにね」
「ホントだ…まさか…ロイが…?」
「可能性大だな」
「うっわ最低だ!どうやってやったんだろ」
「う〜んわかんないけど…なってしまったもんはしょうがない」
「人事だと思ってんだろ!!」
「当然!」
「だ〜いじょうぶ!!僕は人事だと思ってないよオチビ〜」
「誰がミクロサイズのどチビだ〜!!お前に人事じゃないって言われても嬉しくねぇ!」
「ヒドイ…」
はぁ〜憂鬱だなぁ〜。
早く席替えできますように!っとまだまだ先のお願いをするしかなった
俺なのでした。
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怒ってばっかのえどわどさんでした(/_;)
次からは笑ってくれるかな?
それにしてもエド!エンヴィ―の扱い悪すぎるでしょ!!
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