「UV様。お手数ですがご足労願えますでしょうか」
「あぁ、できたのか?ご苦労。今行く。」
「はい、ありがとうございます。」



「UV様、わざわざ申し訳ありません。
指示されていた大体の骨格は完成しましたが…」
「構わん。」
「は。こちらになります。」
「…」
「…あ、あの…UV様」
「…完璧だ。これだよ、これ。僕はこれが見たかったんだ。」
「…ありがとうございます。」
「それじゃあ次は外皮と内部のほうってわけか。
僕は専門じゃないからわからないんだけど、どうなの?」
「限りなく近いものは大半が作成できております。
また、不足分に関しましては最高品質の実物の代用も考えておりますが…いかがでしょう」
「最高品質の代用?ふぅん、ちょっとでもおかしなものがあったら殺すから」
「…重々」
「それで、不足分って?」
「…一部臓器他でしょうか。万が一の故障に際しても本体ボディに影響はないようにと設計しておりますが、UV様のご希望であらせられたので」
「なるほどね。例えばどこがあるわけ」
「脳、目、心臓をはじめとした内臓全般、一部特殊な筋肉といったところです」
「ふぅん。それをいったいどこから調達するつもりだったわけ?」
「…まだ決めておりません。」
「決めてない?」
「申し訳ありません。しかし、ご期待に添えるものをいまだ見つけられないので…」
「そりゃあそうだろうね。その辺のやつらのもんなんか使われるのは腹立たしいし。」
「…あの、UV様?」
「もしもし?あぁ、マーリーだ。僕のクローンあったろ?2体くらい持ってきてくれるか。あぁ。中身が必要になってね。…早急に」
「な…!?」
「これで中身の心配はなくなったわけだ。余ったら保存しておいて。できる限り長くもつように。
それなら万が一の故障でも心配ないだろう」
「りょ、了解しました。」
「…あとさぁ…」
「はい?」


(ひみつりにことはなる)

mae//tugi
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