※公開直前まで最後のセリフが「おかえり」だと思っていたのでいろいろとアレ


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「おかえり」

ベルが一度部屋をあとにして→はじめて帰ってくる
そのときに女が悲しそうな顔をして「おかえり」という

弱小ファミリーの息がかかった女?
ベルは女を泳がせているけど、女もまたベルを泳がせていた
隙を見て殺せと言われている(女としては、絶対無理だろって思ってる)

ボトルグリーンの小瓶の底には緊急用のボタンが仕込まれていて、押せばファミリー精鋭の暗殺部隊が依頼主(客)を殺しにくる(→なのでマーモンはベルに「小瓶を触ったか」と聞いた)

セックスしながら「お前バカじゃねーの」って哀しく罵るみたいな…。
ほんとになんで。

一回目の襲撃:娼婦街の壊滅を恐れて、謎の殺し屋を殺すため
二回目の襲撃:殺し屋がヴァリアーという最強部隊だったと判明し、ファミリーの全財産をはたいて殺し屋ファミリーに暗殺を依頼する

どうして戻ってきたらいけないのか?
戻ってくる=女も殺される

ヴァリアーも殺し屋ファミリーに依頼されては面倒
襲撃実行の前に弱小ファミリーを消すことで殺し屋ファミリーと話をつけた(スクアーロがんばったね…。)

廃ビルにかかっていたボトルグリーンの布切れ:娼婦の寝床
違法だから何年か前にガサ入れがあった。そのときに布は剥ぎ取られた。女がお偉いさんと寝たおかげで住み続けることができている

どちらかというと護衛隊は「見張り役」で、娼婦が逃げ出さないように逐一目を光らせている→でもベルが全員殺したおかげで今は誰にも見張られていない→逃げることもできる?

気が変わったらお前を逃すかもしれないけど。でも、ここに戻ってきたらそれがお前の最後だから。せいぜい神にでも祈っとけばいいんじゃね。
→そしてベルは戻ってくる→「おかえり」

戻ってくる、二度目の場所に来る、ということ自体が非常に特異


「また会ったわね」
「もう会いたくねえよ」
「それにしては嬉しそうにするじゃない」
「お前もじゃん」
「でもやっぱりもう会いたくないわ」
「確かにね。命が持たない」
「それじゃあ、またね」
「またね、って、また会う気かよ」
「ええ。またね」
「もう会いたくないっつーの」

そしてこれから彼に殺されるであろう女はちょっと小首を傾げると、とうとう口を開いた。たった四文字の言葉。彼の耳にはどのように響いたのだろうか。