小説 | ナノ

会話の玉突き事故 


フラン「あなたはセレネさんのお友だちでこのお屋敷にお客さまとして泊まっているクロムさん! おはようございます!!」

クロム「お、おはよう……」

ヘリオス「何だその説明口調は……」

フ「クロムさんはセレネさんとつき、きっき、キスしたことあるんですか?」

ク「え」

ヘ「やめい。身内のそういう話は聞くに耐えん」

フ「……うはぁ!? スミマセン噛みました!!」

ヘ「どんな噛み方だ。ほらクロムも困って――――」

ク「し、したことないってば! 唇と唇では!」

ヘ「ほお……(ほお……???)」


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