**PC名簿**

PL別リスト

リップ


■ PL名 ■
木林


■ PC名 ■
リップ


■ 性別 ■



■ 年齢 ■
不明/外見年齢18歳


■ 所属国or出身国 ■
フォルテラ聖王国


■ 職業 ■
『クルタス局』所属、郵便配達員
国際郵便:重要機密要員


■ 種族 ■
カラスの獣人


■ 身長 ■
烏型:全長50cm
人型・キメラ型:168cm


■ 容姿 ■
【烏型】
黒い羽毛に黒い目。群れにシレっと混ざっていると見分けるのは難しい。
主に荷物運搬中で屋外を飛ぶときはこの姿。右足にマッド仕様の鉛色の足環をしている。

【人型】
羽毛と同じ長く黒い髪の毛に、黒い瞳の青年。髪は適当に1つに結っているが、面倒で下ろしたまま活動する事も多い。烏型では会話が出来ないため、仕事を受けたり、配達作業中で人里に入ったりしたらこの形になる。
また、普通にしていても変化の乏しい表情は目つきが悪く見えると言われたことがあり、度の入っていない眼鏡をかけている。
服装は大体仕事の制服。自分の格好には無頓着であるうえに烏型でいると衣類もいらないため、休日は大体烏型でのんびりしている。つまり、制服以外必要がない。
装飾品としては、右腕に鉛色のシンプルな腕輪。(烏型の時に足環だったもの)

【キメラ型】
烏と人の融合。主に人の身体の背中に、羽が生えている形。高低差がある街などではこの格好になることもある。長距離飛行には向かず、人型という自分の身体が重くなった分、疲れるのも早い。人ひとりくらいならば、抱えて飛んで運ぶことも出来るが、やはり長時間、長距離移動は無理。


■ 性格 ■
少しばかり根暗でマイペース。それでも上司の命令は守るよう心掛けている。表情の変化は乏しいものの、いたって温厚。楽しいことがあれば喜ぶし、嫌な事があれば怒る、ごく普通の青年である。しかし、重要機密を運搬する機会があるという仕事柄、特別仲良くしてきた友人はおらず、口下手で基本一人。でも寂しがり屋なところがあるせいで、烏型になって野生の烏に交じってることもある。
物覚えが悪くすぐに忘れてしまう為に、同じことでも頻繁にメモをとったり、日記を書いたりしている。
そのくせ頭の回転は良い方で、いざという時は自分が汚れ役を買って出るくらいには思い切りも良い。


■ 属性 ■



■ 武器 ■
【サバイバルナイフ】
全長30cm。黒塗りの刃、同色の持ち手。
主に荷物のパッキング作業や手紙開封、小包の紐切断等に使用。ただ、秘密を運ぶという点で危険な時もあるためナイフ術を学んでおり、その際には武器として使用。訓練してきた時間も長いものの、自身の体重が軽く骨も脆いことから、真正面から打ち合う事は不利。その為素早さを生かした奇襲や受け流しに重きを置いた立ち回り。いざという時は一撃必殺、急所を狙う。


【忘却のスクロール】
その名の通り、対象者の記憶を削除する魔法が組み込まれた巻物(スクロール)。オルドゥース魔導工房のグヴェイン様に特注して作ってもらっている。わざわざ嵩張るスクロールとしている理由は、重要機密運搬要員として仕事で自分自身に使う事が多い為。命か、記憶かどっちか選べと言われたら、迷わず記憶消去を選ぶ。
発動させるには、発動者(記憶を消したい者)と対象者(記憶を消される者)が同意し、どの程度の期間の記憶を消すかを記載したのちに署名(或いは血判)をすることで発動。スクロールは成功と同時に消滅するが、誰と誰が契約しどの程度の期間の記憶を削除した、という情報は郵便局本部に情報として通知される仕組みになっている。その旨はしっかりスクロールにも記載済み。
2人がその場に居ないと発動できないことから、対象者が偽名でも行うことが出来るが、どちらかの意識が無かったり誰かに手を操られてサインしたりすると不発となる。
しかし脅迫されていたり、魅了等にかかってサインした場合、嫌々でも自分で署名したと判断されて発動する危険もある。


■ 能力 ■
【風切(カザキリ)】
その名の通り風を切って空を飛ぶ。この能力のおかげで普通の烏では出せない高速スピードを出せる。この勢いを利用して強い衝撃を与える突進を行う事が出来るが、所詮烏の捨身の追突、大体の場面で相手のダメージより自分が負うダメージの方がでかい。スピードが出る分、素早い軌道変更などは苦手で、ほぼ一直線。曲がりくねればその分スピードは落ちていく。

また、風の流れを読むことにもたけており、周囲の対象がどういった動きをしているか、風の流れを読んで視界が悪くても察知することが出来る。空気の流れがあれば、空間把握もある程度可能。


【帰巣本能】
自分が訪れた事がある場所に、自分だけが分かる目印となるアンカーを配置することが出来る。アンカーは魔力による目印の為に実体化しておらず、特に生活の邪魔になるような事もない。しかし、魔力の印である以上、強い魔力を当てられたりすると壊れる事もある。
全く分からない場所に迷い込んだり、帰り道を忘れても、アンカーが何処にあるか察知することが出来て、その場所目指して飛び続け帰還することが出来る。
ポイントの設置は最大5か所で、任意でアンカーポイントは再設置可能。
フォルテラ聖王国とシュヴァルツ帝国の郵便局本部に1か所ずつ、ベルセニア魔皇国には支店がないため冒険者ギルドに1か所の計3つは固定しており、後の2つは臨機応変に活用。


【変身】
鳥姿から、人姿への変身をスムーズに可能にする能力。
基本的に烏姿か、人姿、人の背に羽を生やした姿の3つの姿を使い分けるが、人の身体で頭を烏にする、人の身体に羽を生やしたうえで足を鳥にする、など組み合わせた変形も可能。
何処か一部にでも人の姿が入る場合は168pの姿に。
姿が変わる際の衣類も、この能力で自動で脱ぎ着が出来る。直前で人の姿で着ていた服は烏型になる時には消失し、また人型に戻る時には着た状態となる。


■ 装備品 ■
【足環(人型時は腕輪)】
お世話になったオルドゥース魔導工房のエンジュ様に依頼して、作ってもらったアイテムボックスの1種。持ち主の魔力によって内容量が変わり、自分が持っている物は5m四方程の空間を持つ。マッド仕様の鉛色の理由は、光を反射して危険時に他者に発見されるのを避けるため。「R.I.P」と刻印がされている。
中の物は互いに干渉しないため、液体を容器に入れないまま収納することも出来るし、臭いの強い物を入れても他のモノに臭いが移るなんてことは無い。しかし時間を止めるような機能は無いので、中に入れたものが生物の場合は腐る事はある。
また、内容量に余裕があり、相手も承諾している場合には人や動物といった生物も入れる事が出来る。相手を力業で抑え込めればその限りではないが、烏の自分では相手の意思を無視しての運搬はかなり限られる。

配送荷物以外に入れて常備している物は、メモ帳とペン、日報やマップや報告書。配送時に郵便局を通さず直接配送を頼まれた際に、荷物を受け取る事が出来るよう手続き関係の書類、簡易計画書、パッキングアイテム等。
基本的に野生暮らしの為家を借りておらず、自分の少ない私物も入れている。


【眼鏡】
普通の眼鏡。人と接する仕事のため、自分のイメージをよくするためだけに掛けている。視力は悪くなく、逆に人間よりは色の見分けも出来る程。そのため度は入っていない。かけていなくても問題は無い。
オフの日に人型で居る時はかけていないこともある。


■ 備考 ■
どういうわけか家族ではなく、野生のカラスの雛として育てられた過去を持つ。事件があったのか、捨てられたのかは分からない。幼い頃の記憶は曖昧であるが、特に気にしておらず親を探そうとは思っていない。

カラス生活をしていた時にグヴェイン様に発見されて、自分は獣人であると知った。人型になれる事を知った後も相変わらずゴミ漁りをした為、しばらくはグヴェイン様に面倒を見てもらっていて、彼の家に居候。色々な仕事を転々としていたが、割と早い段階で今の郵便の仕事に落ち着く。重要機密に対応するようになってから長く働いているが、働いた時間の大部分の時間を忘却のスクロールによって消失している。頻繁に機密事項の荷物があるわけでもなく、それ以外は普通の配達員として日々勤務。

物覚えが悪くメモが欠かせないと周囲に言っているが、本当は真逆。ただ、正確には記憶が消失してしまう事が多い為に日記やメモを取る癖をつけるようにし、記録として残している。このメモは、大体が業務日報として上司に提出するものなので、彼と会話してメモされた内容は郵便局には伝わってしまうと、知る人は知っている。
幼いころは虫食していたせいか、味音痴で食に関する興味は薄い。今でも平気で虫を食べたり、亡骸をつついたこともあるため、割と悪食。

名前であり、足環にも掘られている「R.I.P(リップ)」とは、物心ついたころに住処にしていた墓場によく書かれていたものを、名を聞かれた際に適当に口にしたらそうなった。




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