**PC名簿**

PL別リスト

ヴェルナー・アングレーム



■ PL名 ■
鯖羊羹


■ PC名 ■
ヴェルナー・アングレーム


■ 性別 ■
男性


■ 年齢 ■
34歳


■ 所属国or出身国 ■
フォルテラ聖王国


■ 職業 ■
輝聖騎士団 第五聖柱


■ 種族 ■
人間


■ 身長 ■
187cm


■ 容姿 ■
髪の色はオリーブグレー寄りの銀髪、前髪は後ろに流しているが癖毛なため毛先は彼方此方へと跳ねたりしており、額の端ではまとまりきらなかったものが数束垂れている。髪の長さそのものは耳元に後ろ髪は襟に掛かる程度である。
顔は細く若干面長気味、眉は細く長く目尻に向かって垂れており、目元も同様。瞳の色はブラウン。
肉付きは程よく筋肉質だが頼り甲斐があるか。と問われれば顔立ちと普段の物腰が手伝いノーに傾く。そこで肩章とオフィサーカラー付きの立て襟が目を惹く純白のコートを羽織りようやく指揮官らしくなる。首元には白いスカーフ、ほぼ黒に近いダークオリーブのドレスシャツ、ダークブラウンの乗馬ズボン、右腰にサーベルホルスターとサーベル、足元は黒い乗馬ブーツという装いが常で、騎士団の務めに従事する際にも馬での移動に適し動きを阻害しない軽装を好み、正規の団服を着用しないのにも「団服だと第五聖柱に見えない」という言葉が多数寄せられたため
戦闘に臨む際にはコートの下に白銀の胸当て、太腿を保護する為に前開きのスカート型の防刃アーマー、白銀の脛当て付きのブーツを身に付ける。


■ 性格 ■
誰に対してもさっぱりとした態度で言動も理知に基づいた振る舞いを心掛けており、言いたいことは特に遠慮せずに言うが声を荒らげる場面は滅多になく感情の起伏も安定しており中庸。
ただし人道に悖る行いについてはこの限りでなく嫌悪感を顕にし、また同様に権威を笠に着る言動を嫌厭しているのでそうした場面に遭遇した際には普段の態度から一変してやや辛辣な口振りとなる。
騎士であり第五聖柱という立場にあって武力を行使することを否定はせず戦いとなれば冷徹な指揮を是とするが、立ち位置は護国の騎士であってという信念のもとに好むところではない。
また、古くからの知己や為人を知る腹心以外は知るところではないがかなりの怠け者であり、弛緩していい場では際限がなくだらけ、口調も間延びしたものになるという一面がある。


■ 属性 ■
魔眼


■ 武器 ■
【老将の剣】
全長94cm、刀身部分は77cmの半曲刀サーベル
護拳部分は手元を覆い隠す半球型で、波目の紋様があしらわれている。蒐集家だった父の遺品から見つけ出した一品で、曰く古代の戦争にて知略に優れた老将軍が携えていたという逸品で、ならば自身も相応の立場になったことだしそれに肖ろうと第五聖柱となってから扱い出した。
これまで使ってきたどの剣よりも軽く切れ味も鋭い。何よりも自身の手に馴染み、馬上においても使い勝手が良いことから愛用する運びとなり今日までの主武装としている。なお、老将の名前やその他の事柄については現在分かっていないので単にきわめて高品質な剣という認識である。


■ 能力 ■
【タオースの瞳】(魔眼属性)
自身の瞳に宿した知覚系能力でオンオフの切り替えが可能な魔眼の一種。古代まで遡る文献に記されたところでは神に仕えた観測者『百の瞳のタオース』が持つ瞳のうち類似の能力があったので神話に肖り便宜上そう名付けているに過ぎない。
少なくとも自身がそうした特別な血脈に連なる訳もないはずだが、有用であるためいざという時には迷いなく使用する。
発動すれば瞳の虹彩はターコイズグリーンに、網膜は青から黒へのグラデーションに彩られる。
外的に影響する能力は一切持たないものの発動すれば以下の能力を発揮する。

・『第一の眼』
自身をとりまく全天周を視認可能な視界
(但し自身の視力以上に見通す事は不可能。また障害物を透過することは不可能で、視界が悪ければその影響を受ける)
特に動体視力が向上する、あるいは予測できるという副次的効果はなく視界の上で死角が無くなるというだけであり、上記の要素は自前で補うほかない。

・『第二の眼』
どれほど遠距離であっても自身の指揮下にある部隊、人員全ての正確な位置の把握
(あくまでヴェルナーが自身の指揮下にあると認識している範囲が条件。基本的には第五聖柱麾下の部隊はこの範囲にあるが、他を含める場合認識のトリガーとしては命令書など明確な契約行為が必要でそれに準ずる)
あくまで自身と味方に対してのみ効果範囲が及ぶという制約こそあるが、連絡と伝令を組み合わせ適切な作戦行動を展開する事に意義を持つので、不承不承ながらに個人の武勇を誇らねばならない場合にはこちらはあまりに役に立たない。

第一、第二と並行使用も可能だが舞い込む情報に対して脳がフル稼働となるので第二の能力をメインに使用することが多い。ただ『第二の眼』に関してだけ言えばオンにする際に最も体力を要するので何度もオンオフを繰り返せない。体力の限りならば最大4回程度までは可能だが、2回を超えた時点で当人の戦闘力はほぼ失われるため指揮官に終始するという選択を取る他無くなる。そして、4回目をオフにした時点では身体が限界を迎えて高熱が出て倒れてしまう。
大規模な作戦においてこそ最大効果を発揮するので平時は持て余して使う事は皆無で、一般的な連絡や伝令という手段を重視している。
因みに、並行使用は可能だが『第一の眼』を使いつつ『第二の眼』も使用しなければならないという局面は敵に接近を許していることに他ならず、作戦失敗していると言って差し支えない。


【剣術】(属性なし)
後天的に体得した技能。
騎士団に伝わる無数の技術の中で防御寄りの型を重点的に修めており、いかなる苛烈な攻め手にも即応して切り返す程度には練達している。
『相手の出方を見て的確な手を返す。と言えば聞こえはよいかもしれないが、誰からもあまりいい顔はされなかった覚えがある』と部下に向けて述懐している。
そのように本人の消極的な気質も相まって攻め手には欠けるが、返し技のバリエーションとその精度においてだけ言えば熟練しており最低限聖柱を名乗れるだけの実力は備えている。


■ 装備品 ■
【第五聖柱隊の軍装】
肩章とオフィサーカラー付きの純白のコート、防刃と対魔法に優れた繊維で製作されている。ヴェルナーが第五聖柱として振る舞う時、即ち普段着である。
因みに部隊章を左上腕部に刺繍している。

【◯部隊章】
鮮やかな青い円の下地に、5枚の葉を持つ月桂樹の枝を咥えた狐の横顔を配し、それを黒縁で囲ったもの。
黒縁の上には母国語で「フォルテラ聖王国 輝聖騎士団 第五聖柱隊 巧緻・献策・調停」というフレーズが金文字で記されており、第五聖柱麾下の遍く兵員に附与されている。これは能力【タオースの瞳】の『第二の眼』の「指揮下と認識している」条件の前提とも連動している。
余談であるがヴェルナーが第五聖柱就任直後に識別の為の部隊章はどうするか、という話は早い段階で出ており隊内で公募し複数案を掛け合わせて決定されている。掲げた三つの座右の銘についても当初は勇猛や敢闘など、勇ましさを全面に出したものが次々候補に挙げられたものの
「敢えて言うまでもないのでは」
「第五聖柱の為人をしてそうしたフレーズははっきり申し上げて名前負けしていると言わざるを得ない」
「格のいいのは他の隊に任せておいて良いのでは」
など様々な議論が起こり今の形に落ち着いた経緯がある。


■ 備考 ■
数年前、前第五聖柱の勇退に伴い同隊内の幹部から新たな第五聖柱となった男。
少年の頃に事故で両親を喪い、身寄りがなくなったところで父の知己であった前第五聖柱が後継人兼養父となり物心つく頃には既に彼の従卒として騎士団の一員とされてしまっていた。成人に差し掛かる頃には既に自分自身の武力を鬻げる気質でない事をとうに理解していたので、いずれ早期に除隊して学者を志そうと独力で勉学に励みつつ練武に邁進するよりは物資の手配や平時の第五聖柱隊の内政、偶に起こる街中の小さな騒乱の事態収拾、果ては部隊の編成に至るまでさまざまな事に関心を抱きある種では社会の縮図を学ぶ為と動機付けて奔走した。幸か不幸か前第五聖柱の補佐を務める中でそうしたトピックに事欠くことはなく、除隊までにタダで勉強してやろうという腹積りだったが本人の思惑とは別に成人を過ぎる頃には隊内の要職を複数兼務する形で組織内で雁字搦めになっており、とても除隊するという訳にもいかなくなり野に下って学者になるという夢を諦めざるを得なくなる。
そして数年前に前第五聖柱の勇退に伴い新たな第五聖柱を誰とするかとの際に「力においては他に優る者が数多であるが次代に重視するのは組織の内情を知悉した指揮者」という理由から前第五聖柱直々に推挙され、丁寧に辞退したものの結局はこれに折れて第五聖柱に就任した。
『平和な世の中ならではの人事だね、今なら私を第五聖柱に推そうなどという事にはならないと思うよ』とは今となっての本人の弁で、近しい部下も苦笑したり、あるいは呆れつつも発言の内容を認めるところである。
元々は早期に除隊して学者を志したことからも厭戦気質であり、敵対者や対立する立場であっても交渉で片が付き武力衝突という禍根を残すような事態を回避出来るならこれに勝るものは無いと考えている。

人間関係については自身よりもはるかに年上の部下や同僚に相対するにあたりどうしたものかと頭を悩ませたが、こればかりは考えても際限がなく少なくとも第五聖柱という立場にはあるので部下に対してはどうであれ上官として振る舞い、同格の第一から第四の聖柱らに対しても特に謙ったりはせずに敬意を持ってさっぱりと振る舞うことに決めている。
一人称は「私」位が上の人物に対してはそれに相応する立場(騎士ならばサーorデイム等)で呼び、それ以外は人となりを見て対応を決める事にしている。



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