**PC名簿**

PL別リスト

イマヌエル・プロシア



■ PL名 ■
光輝


■ PC名 ■
イマヌエル・プロシア


■ 性別 ■



■ 年齢 ■
不明(外見年齢20歳前半)


■ 所属国or出身国 ■
フォルテラ聖王国


■ 職業 ■
輝聖騎士団・第ニ聖柱


■ 種族 ■
エルフ


■ 身長 ■
170cm


■ 容姿 ■
黒色のロングヘアを、胸元程度まで伸ばしている。
瞳は翡翠色で、ドングリ型。エルフの特徴に外れぬ白い肌と長耳を持つ。表情は感情を色濃く反映してコロコロと変わる。隠し事は出来ないタイプ。
華奢に見えるが身体は鍛えられており、割れた腹筋を持つ。外見年齢相応に発育して見える体つきだが、胸元は寂しい。
フォルテラ聖王国内では、自宅と場違いなところでない限り基本的に白の騎士団服(防刃仕様。軍帽はクラッシュキャップ式。背中にフォルテラの国章が付いたマントをはためかせ、ナポレオンジャケットを着用する。ズボンはジョッパーズパンツ型で、膝から下は機動力重視で軽量化された黒い臑当(すねあて)と鉄靴(てっか)を履いている)に身を包んだ姿で活動する。
組織に対する帰属意識と誇り故にそうしているのだが、国外に出る時には他国の騎士団部隊隊長が制服を着て彷徨いていては国際的な問題に発展しかねない為、その時や場所に合わせて相応しい服装(入室時に都度ロル内に記載)するよう心掛けている。
また、戦闘時も軍服姿で闘うが、その時のみ両肩を肩当てで新たに武装する。


■ 性格 ■
真面目だが、時にそれがおかしな方向に向いて空まわりしがち。
言葉には「言霊」が宿ると信じており、言葉を扱う者はその扱いに慎重であるべきだという思想を持つ。その為激昂したり、敵と相対したとしても、『死ね』というような強い言葉を使う事は稀である。
しかし言葉を大事にし過ぎるあまり、人や武器、能力などの名前が凝っていると興奮して意味を問いただしたり、自らの配給武器や持ちものに大仰な名前をつけたがる『癖』を持つ。
戦闘中、技名をいちいち叫ぶが、本人のオリジナルであり、輝聖騎士団の用いる流派の技の正式な名称ではない。これは前述の癖もあるものの、扱う得物の特徴(後に記載)から来る実用性も兼ねる。また、本人の持ち物や能力は全て、自ら名前を考えたものである。


■ 属性 ■
聖・霊


■ 武器 ■
【光十字(Licht Kreuz)】
幅2.5cm、長さ100cmのレイピア。護拳部分に十字の装飾がなされている。
刀身には闘いに赴く騎士を讃美し鼓舞する誰かの詩が刻まれており、持ち主の気迫や叫びに応じ、刀身の硬度と技の威力を高める効果を持つ。その威力は鉄を穴で穿つ程だが、威力上昇は持ち主の体力と等価であり、普通の得物以上に力を消耗する。

【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】
ハイエルフの技術を用い製造された戦闘用人型自律駆動式魔導人形。輝聖騎士団第ニ柱任命の折に賜った。【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の名前は、『戦闘用人型自律駆動式魔導人形』という名称が味気ないという理由で、当人が勝手に付け直した名前である。鋼造りで、体高230cm、重さ400kg。甲冑を纏った輝ける騎士のような姿をしており、背中を中心に三角の点のように展開する、石板のようなユニットを持つ。獅子の顔を模った胸部装甲内に、核である人間の心臓程の大きさの魔力晶石が格納してある。
攻撃手段は、携行している身体と同じ鋼製の180cm程あるツーハンデッドソード。両手剣というものは見た目に反して軽く、てこの原理を利用して高い切断力を発揮するものであるが、【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の持つそれはただ振り回す勢いと重量で標的を破壊する為にある『打撃武器』に近い。見た目も剣というより柄に厚み3cmの鉄板をつけたかのようで、横幅もイマヌエルの肩幅程ある。武器の重量との獣人のごとき膂力と併せ、種族によっては力で受けるのは至難の技となる。
所有者と視界を共有しており、必要なら【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の視界を持ち主に送りながら単独の偵察もこなせる他、自立駆動により所有者と連携して自動で敵を攻撃可能。ただし、あまりに離れると結ばれていた視覚と魔術回路が外れてしまう(バイザーにあたる部分の中央にある青い水晶体が、人間でいう目の部分にあたる)。
通常は歩行する速さでしか動けないが、後述する持ち主の能力により、「走れ」と命令すればそれなりの速度で走らせる事が可能。接近戦では命令に応じて蹴り等格闘も用いる為、決められた大雑把な攻撃しか出来ない人形とタカを括っていては痛い目に遭う。回数制限はあるが、50m範囲内ならば持ち主が指を鳴らす事で所有者の傍に『召喚』出来る(1エンカにつき3回まで)。
持ち主が停止しない限り闘い続けるものの、破壊を受ければ部位に応じて動作が鈍り、破損の許容限界を越えると機能を停止する。停止後は9つの部位に別れて【騎士の棺(Ritter Sarg)】(装備品欄に記述)に戻る。損傷は【騎士の棺(Ritter Sarg)】が持ち主の魔力を利用して徐々に修復するが、破損度合い次第で完全修復に時間を要する(全壊で最大3エンカ)。


■ 能力 ■
【私は所有する(I have)】(聖)
血文字で自らの名前を記して物質と自分に魔術的回路を結び、声に魔力を乗せて『命令』。自由に動かす。また、『命令』には対象を動かす際、瞬間的に力を増幅させる効果がある。
『命令』は契約を結んだ物質が物理的に可能な内容でなければならず、ボールに『転がって跳ねろ』と命じられても、『人を蹴っ飛ばせ』と命じる事は出来ない。また、ひとつ以上の物質を能力下に置く事は出来ない。
この能力により、魔術回路に発声を通じて魔力を乗せた『命令』を下す事により、本来あらかじめ設定された動作しかこなせない【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の行動を『上書き』。自由に操る事に成功している。これを用いた【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】との同時攻撃こそ、イマヌエルの本領。
だが自らも闘いつつ、自分の視界と【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】から送られる視覚情報を同時処理しながら命令で動かすなどという芸当は、視覚と脳にかなりの負担を伴う為、能力を発動し続ける程、そして【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】を動かす程、自身も体力と魔力を消耗する事になる。魔力や集中の限界に達すると、鼻血を出して昏倒。23日は激しい酷使による眼痛と頭痛に苦しむ羽目になる。

【私は感じる(I feel)】(霊)
羽根ペンにインク代わりの魔力とイメージを込め、宙に言葉を書いて『飛ばす』。この魔力の文字は、生物や物体に当たると染みこんで『定着』。物質が持つ性質はそのままに、言葉の意味する効果・現象を付与する。例えば『メラメラ燃える』という文字を定着させたなら、文字に触れると炎に触ったかのように火傷するし、『鉄のように硬い』と書いたなら、ただの羊皮紙を鉄の板のように硬くも出来るなど、応用力は相当に高い。単なるイメージの効果である以上、無機物や非生物が接触しても能力の影響を受けない。
飛ばして文字をひっつけなければならない性質上、あまり離れた距離にあるものや、小さ過ぎるものは能力の影響下におきづらい。また、例えば『ビリビリ痺れて』『吹っ飛ぶ』というように、2つの効果を同時にかける事は出来ない。
文字の効果は、持続させるだけ魔力とイメージを消費する。解除するには、対象に『鎮静』と書きこんで効果・運動を停止させ、能力を『回収』しなければならない(最長3レスで能力効果は消えるが、『回収』の手間は変わらない)。連続して使おうとすればそれだけ肉体と精神に負担を与える事になる為、再使用には文字の効果を継続させた分と同じクールタイムをおく必要がある(例えば3レス間使ったなら、必要なクールタイムは3レスになる)。

【私は存在する(Iam)】(聖・霊)
己の全魔力と気力を注ぎこむ事によって、自分の周囲の時空を切り離し、能力発動前の姿のままに変わらず『存在させ続ける』能力。『愛する国と共に在りたい』という、イマヌエルの強い想いが具現した力である。
この能力は、単独で護る者のいない状況では発動出来ない。また、聖王国フォルテラー愛する祖国ーの中でしか使う事が出来ない。
この能力は、【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の背中にある石板型の3つのユニットを起動、展開させる事によって発動する。【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】が場に出ていない状態、破壊され【騎士の棺(Ritter Sarg)】に戻っている状況下では使用出来ない。使用成功後、イマヌエルは魔力と全身の力を失い、あらゆる戦闘行動を継続不可能な状態となる。
【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】に跪いて祈る姿勢をとらせ、その背後で展開するユニットに手を翳し、聖王国フォルテラの国歌を歌う。そうする事によって、能力使用者の気力と魔力の全てを与えられた石板は、発動者を中心に200m範囲に三角を造る形で展開し、全長10m、幅6mの楔のような大きさとなって大地に根差した後、範囲内の時間と空間の流れが切り離された障壁を創造。内部を外から侵される事のない『聖域』とする(2レス必要。妨害を受けた場合、その時点で『聖域』の作成に失敗する)。巨大化した石板は、大きくなった事で刻まれた文字が見えるようになっており、能力者の魔力で光る、石板に刻まれたフォルテラ聖王国を讃える詩が確認出来る。
この『聖域』には、フォルテラ聖王国を出身国、或いは所属国とする者しか留まる事は出来ない。それ以外の出身、所属国のPCが中に留まろうとすると、『聖域』の外に吹っ飛ばそうとする空間全体からの凄まじい圧力に襲われる(『聖域』を守ろうとしているだけの力で、物理的ダメージを受ける訳ではない)。
また『聖域』外からの障壁に対する攻撃エネルギーは全て、隔絶された空間と空間の合間を滑り、聖王国内ではない遥か向こうの何処かに吹き飛ばされる。凄まじい防御力を誇るが、単なる高威力というだけの攻撃ではない、何か時間と空間という概念に影響を及ぼしうるような強い力ならば、『聖域』を貫通出来るかもしれない。
『聖域』の外から中に対する攻撃は弾かれるが、中から外には攻撃が通る。『聖域』の中にいる人間が外に出る分にも、障壁に邪魔される事はない。
『聖域』は2レスで消失する他、『聖域』から露出して地面に刺さっている楔をひとつでも破壊すれば消す事が可能である。いずれの場合にせよ、『聖域』消失と同時に発動者は意識を消失してその後1週間意識不明になり、【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】は強制的に機能を停止した後、9つの部位に分かれて【騎士の棺(Ritter Sarg)】に戻る。再起動には長期(3エンカ)に及ぶ修復期間を必要とする。
強力ではあるが、味方にフォルテラ聖王国出身の者がいない状態では使っても邪魔にしかならず、戦闘可能な者が自分以外にいない時に使用しても無駄打ちにしかならない。『自分が防御に徹している間に相方に強力な技を使って貰って敵を一掃してもらう』為の能力であり、背中を預けられる信頼出来る味方がいなければ成立しない為、使用には状況を選ぶ。


■ 装備品 ■
【書き記す者(Sekretar)】
鷲羽で出来た何の変哲もない羽根ペン。思い付いたカッコいいネーミングを羊皮紙に書き留める為、インク瓶とともに常時形態している。
戦闘時は【光十字(Licht Kreuz)】と共にこれを携え闘う。故に武器にも使うが、それそのものは武器ではないのでここに記載する。

【騎士の棺(Ritter Sarg)】
【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の収納具。片手で持ち運べるミニトランクのような見た目をしており、全体は黒地。中央に十字のマークがあり、その真ん中には小さな魔力晶石が嵌められている。空間拡張魔法により見た目よりかなり広い空間が中に広がっており、普段はこの中に頭部、胸部、腰部、臀部、左脚、右脚、左腕、右腕、武器の9つに分かれて休止状態にある。召喚時は自動で結合合体し、停止すればまた分かれて中に戻る。空間には【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の万全な状態の情報が保存されており、魔力晶石の魔力を用いて破損を自動回復する。
ミニトランクは二重構造になっていて、【輝ける獅子(Leuchtenden Lowe)】の収納空間に接続するには持ち主が十字架に指をあて、指紋を認証させなければならない。その為、普通に開ける分にはただのミニトランクに見える。
この偽造スペースは、羽根ペン、インク瓶、羊皮紙、財布、各国の言葉が載った辞書、騎士団関係者他との通信手段たる魔力晶石付きのクリスタルを常備。その他携帯食料、傷薬、解毒薬を必要状況に合わせ持ち歩く。


■ 備考 ■
数年前、祖母に代わって今の地位に就いたばかりの輝聖騎士団新米第二聖柱。
先代第二聖柱である祖母は『ミシュドガル戦役』において、魔族達と果敢に闘い、カルドニアの勝利に貢献した女傑である。未だ存命だが、寄る年波による身体の衰えから第二聖柱の役割を全うするのに限界を感じ、孫娘に部隊隊長の座を譲って現在は隠居中。しかしそれでも未だ簡単にボコボコにされる程の力の差があり、強くておっかない祖母に対しては今でも頭が上がらない。『おばあさんに言いつけるよ』と言えば、大体の場合大人しく言う事を聞く。
祖母の後釜に座らせて貰った形ではあるが、当人も随分長い間祖母の団で活動しており、『慈愛を以て人と接し弱者も対等に扱うべし』の教えや、騎士の在り方の何たるかについて、戦闘訓練に至るまで鬼のようなシゴきを受けており、第二聖柱としてそれなりの資質を育てて貰うに至っている。故に七光りの任命ではない(少なくとも本人はそうでありたいと思い今も努力している)のだが、口さがない一部の者が『世襲人事』と揶揄しているのも知っており、苦々しく思いながらも己の頼りなさ故と黙して受け止めている。
『ミシュドガル戦役』を戦い抜いた祖母や他の長命種族と比較して、『不可侵平和条約』締結後に生まれた自分達戦役を知らないエルフの『覚悟』と『経験』に埋められない差があるという現実を自覚しながらも、近頃『ベルセニア魔皇国』がきな臭い動きを見せる中、輝聖騎士団第二聖柱として、国の為に自分に何が出来るのか、模索している最中である。



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