**PC名簿**

PL別リスト

松(ショウ)


■ PL名 ■
木林(きりん)


■ PC名 ■
松(ショウ)


■ 性別 ■
無し
しかし男性体を模している

■ 年齢 ■
不明。
外形年齢10代後半


■ 所属国or出身国 ■
ベルセニア魔皇国
(現時点では滅んだ国で生まれた。そしていつの間にか引き直されたリ国境のギリギリ内側の位置に居る)


■ 職業 ■
無職


■ 種族 ■
樹木の精霊


■ 身長 ■
160p


■ 容姿 ■
【人の姿】
精神を切り離し、人の形を模した姿。本体が無事ならこの姿の時にどれだけ負傷しても死なない。一般的な動物と根本的に違うため、臓器などは腹に無く、血は流れていないが、触れた感触は人間のものに近い。
首にかかる程度の長さの緑の髪に緑の瞳。肌は健康的な色合いだが、どちらかというと白い。見様見真似で人間の姿を模したため細身。身長のわりに体重も軽く体温は結構低い。
雌雄同株のため性別の概念がないが、身体は余計な凹凸のない男性体を模していて、中性的な顔立ち。
服装は精神を切り離せるようになる頃によく見ていた、今は無き国の民の衣装を身にまとっている。和装に近い。ただ、遠出する時はこの格好が怪しまれると理解しているため、上にローブを羽織るくらいはする。寒さや暑さにも鈍感なため大体いつでも何処でもこの格好。
足元は素足に下駄や草履をひっかける事が多いが、裸足でいることも。
衣類や履物は、アイテムでは無く精神体の一部のため、その場で出したりしまったりとすることも出来る。

【本体】
少なくとも1万年は軽く超える樹齢のマツ科の樹木。常緑針葉樹だったため、気候の変動にも割と強く、様々な環境を生き延びてきた。幹は太く表皮も厚いが、過酷な環境下に居たために、あまり高さは無い。
なおかつ、うねりがあり真っすぐ伸びた樹では無かったため、材木としても利用価値が低い。だが、そのおかげで伐採の危機は何度も逃れた。
今は人がまったく立ち入らない未開の地になりかけている場所に存在し、1年に1度実をつけて周囲の小動物の命を繋ぐ役目も果たしている。


■ 性格 ■
朗らかで基本的にのんびり。
ただ本体が動けないこともあり、生死の感覚が一般的な物とは違う。降りかかる災難には耐えるしかなく、逃げるという概念が無い。そのため割と我慢強い。
そして、自分の枝を折るような動物たちにも恨みを抱くこともなく、受け入れてしまう。
執着心が薄く、自分が得たものをすぐ別の誰かにあげてしまったりする。


■ 属性 ■
生命、空間


■ 武器 ■
無し


■ 能力 ■
【種生成・成長】
植物の種を生成し、あっという間に成長させ、実を着けさせることが出来る。実の味は普通においしい。生成できる種類は自分が知っている、触れたことがある物に限られるが、現時点でかなりの数を記録しており、今では絶滅したり、希少種となっている植物にも対応可能。
ただし、この能力で生み出した種には繁殖能力がなく、出来た種を蒔いても芽吹くことは無く、樹木でさえも短期間で朽ちる。
次代につなげるには、この時を生きている種に成長をかける必要があるが、自身が生成した種よりは成長に時間がかかる。

【身代わりの松(マツ)】
生存している対象者の完治していない傷、毒、病に対して有効。そのダメージを自分が肩代わりすることで、完治、あるいはある程度受け持つ事で快方に導く事が出来る。発動させるには、対象者に触れる必要がある。
精神体では痛みの感覚も鈍く、動物や人にとっては重症でも、ケロッとしている事が多い。肩代わりしたこの傷を癒すには本体に戻り、精神体を一度解除する必要があるのだが、さすがに首が落とされたり人型の損壊度が90%を超えてくると維持が出来ずその場で消失する。消失時には一瞬松の香りがたつだけで、後には何も残らない。
その場合、その精神体で経験した物事の記憶は本体に届かずに消えてしまうため、助けた人にもう一度会った時にその事を覚えていなかったり、あるいは初対面だった場合は「誰?」となることも。

第三者がかけた呪いであったり、意図して行った術や魔法、あるいは既に完治している古傷には対応できない。

【高速移動】
2m以上の高さをがあり、根、幹、葉を持つ生きた樹木の間限定ではあるが、木々を伝ってハイスピードで移動が可能。瞬間移動では無いために、あっという間に目的地、というわけではないのだが、雷の速度くらいの速さを誇る。精神体で移動するため、お化けのように樹木間に壁があってもすり抜ける事が出来るが、意図して張られた結界や封印されたエリアには入れず弾かれる。通り抜けた経路には松の香りが残るとか残らないとか。
ただ、精神体の自分だけが移動できる能力のため、アイテムを持っていたり、誰かと一緒だったりすると使えない。発動しないわけではないが、自分以外のものはその場に置き去りにされてしまう。

■ 装備品 ■
無し


■ 備考 ■
一人称は「我」。口調は若干年寄りじみている。

本体が健康ならば人型での飲食は必要ないが、人型で得た栄養を本体に分けることも出来る為、気が向いた時や悪天候が続いて栄養が足りないと感じた時は何かを口にする場合もある。その際に食べられないものは無く、肉や魚も栄養として取り込める。好き嫌いも無い。ただ、基本的に水と日光が本体にあれば元気。
もともと植物であるために、人の生活の事には疎い場面もある。それなりに長く生きて学んでも来たのだが、国境だったり、階級だったり、立ち入り禁止の区域等、時間の経過で変わったり、無くなったりしたものもあり、あまりしっかり理解しきれていない。そのため思わぬところに現れる事も。

名前の「松(ショウ)」は、滅び消失した国でその植物をさす名称であり、人を人間と呼んでいるのと変わらないのだが、名前という概念も持っていないことから不自由も感じていない。極稀にそのことを知った者が名前を付けてくれる事もあるが、「この人は、自分をこう呼ぶ」というあだ名感覚でいるようで、初対面の人に自己紹介をする際には必ず松(ショウ)であると名乗る。その様はいたるところに飼い主がいる野良猫のよう。

体臭から人間ではないと理解されるのか、ぼーっとしてると小鳥や動物が集まってくることもあり、そんな相手に生成した種を巻いて餌やりを楽しむことも。

一応ベルセニア魔皇国に属しているのだが、人の世に疎いため、そのことを自覚しているか怪しい。生まれた時にいた国名すら良く分かっていない。
しかし、戦争によって変わっていく地形や環境はずっと見てきており、一応、今現在残っている国は3つであるという認識はある。



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