**PC名簿**

PL別リスト

カミークム・フィガルェセナ・ニアル=ドルラプコス


■ PL名 ■
雅灯(みやび)


■ PC名 ■
カミークム・フィガルェセナ・ニアル=ドルラプコス


■ 性別 ■



■ 年齢 ■
公称:30歳
実際:不明(外見年齢30歳前後)


■ 所属国 ■
シュヴァルツ帝国


■ 職業 ■
宰相
竜狼大公家当主
(冒険者)


■ 種族 ■
公称:人間
実際:竜狼族(雷竜と霊狼のハーフ)


竜狼族とは、竜狼大公ニアル=ドルラプコスの始祖の逸話を受けて竜族と狼族の性質を双方受け継いでいる者を総称するようになった言葉。人の姿の他に竜体と狼体を持つのが一般的。

※※
雷竜とは、竜の中でも特に雷の属性を持つ者達を指す呼称。角を伸ばすことでそこに帯びた稲妻の威力を上げることができ、また翼の力が強く飛行能力が高い者が多い。大戦以前の遥か昔には天候すらも操り嵐を呼ぶ個体がいたという伝説もあるが、現在となっては確かなことは不明。

※※※
霊狼とは、霊峰レトナーク山脈に棲み、神聖な霊気を帯びて進化を遂げた狼種を指す呼称。神の御使いとも言われ、長命であり人の姿を取ることもある。身体の大きさを変えたり霊気を操ったりすることが可能。基本的に外界へ出ずレトナーク山脈を護り続けているため、詳細は不明。


■ 身長 ■
176cm


■ 容姿 ■
【人の姿】
艶のある黒髪は柔らかな癖毛で、ふわふわと肩にかかる。いつも無造作にひとつ結びにし、顎辺りまである前髪は軽くかき上げている。エルフ程ではないが耳の先端が僅かに尖っているものの、大体は髪に隠れて見えない。
吊り気味の奥二重、金色の虹彩。瞳孔はよく見ると濃紫で縦の紡錘形。ギザ歯であり、いわゆる犬歯にあたる部分も人より鋭い。唇自体は薄め。
宰相としての執務中は袖と丈がたっぷりと長く精緻な刺繍が施された碧色のローブに一段深い色の幅広帯を締めて丸眼鏡をかけている。反面、普段の服装は非常にラフ。

【竜体】
漆黒の竜鱗、金色の眼球に紫電の虹彩、縦に裂けた瞳孔。体長は可変だが人が乗るのに適した3−5m程度でいることが多い。

【狼体】
漆黒の毛並、金色の眼球に紫電の虹彩、真円を描く瞳孔。体長は可変だが人が乗るのに適した3−5m程度でいることが多い。


■ 性格 ■
基本的には気さくだが、常に他者を観察する癖がある。好意には好意を、敵意には敵意を返す鏡のような素直さと、無礼者を慇懃無礼でやり込める程度の老獪さを併せ持つ曲者。皇家や帝国に仇なす者への対応は苛烈を極める。
素の性格は生きている期間故にかおおらかで気が長く、特に懐に入れた相手に対しては大甘を通り越して激甘。滅多なことでは怒らない。
執務中は取り繕っているがわりと不真面目で口も悪く、宰相補佐官の隙を見て執務室から逃亡することもある。


■ 属性 ■
雷竜、霊狼


■ 武器 ■
【パレンピラ】
左右の二の腕に着用したアームレット。いずれも金色と銀色の魔金属を網状に編み込んだバングル型で、両親の瞳を加工した紅と蒼の魔晶石が一対ずつ嵌め込まれている。サイズは体の大きさに合わせて変化。
種族特性で行う竜体・狼体への変化を部分的に発現できるようにする魔導具。爪・牙・尾・鱗・翼・角・狼耳・嗅覚・脚力といった自身の身体的特徴の一部を任意の範囲で人の姿に付加し、それぞれの能力を得る。但し、同時発現は3種まで。強度は人の姿での身体能力に合わせて調整される。
対外的には魔導具で古の始祖の血を呼び起こしているということにしている。

【フラッテース】
全長70−120cm程度の長さの2本の硬鞭。金属製ではないが、霊狼の足の腱を芯にして雷竜の皮革を巻き付け、さらに角で表面を覆ってから持ち手を加工した毛皮で滑りにくくしている。素材は両親のものであり伸縮可能。
靭やかな打撃武器としてはもちろん、強度もあるため受太刀も可能。また、能力の発動時に稲妻を纏わせることもできる。普段はインフィナウルカ(装備品)の中にしまっている。


■ 能力 ■
【身体操作】(雷竜、霊狼)
雷竜と霊狼の種族特性が合わさり生じた独自特性。竜体・狼体時に自身の体長を操作でき、小さくなるほど俊敏性が上昇し、大きくなるほど膂力が上昇する。サイズの範囲は1.5−15m程度。
人の姿でいる時には外見の年齢を任意に操作できる。容貌は自身のものだが、幼児期・少年期・青年期・中年期・壮年期・老年期それぞれで大体5年刻み程度の変化が可能。
元々の種族的強度は保持しているが、身体能力は外見年齢相応に引きずられるため、子供の姿や老人の姿でいる時には弱体化する(子供の姿でいる時、人間の子供よりは明らかに強いが竜族の大人には絶対に勝てない等)。最も強靭なのは大体20−35歳程度の姿でいる時。
魔導具であるパレンピラやインフィナウルカはともかく衣服は伸び縮みしないため、状況によっては大事故が発生しかねない。

【雷息吹】(雷竜)
雷竜の種族特性。角に稲妻を纏わせ、そのまま発動することも、息吹という名の通りに口元から射出することもできる。威力としては口元に集束させて放つ方が高い。
人の姿で使用する際、パレンピラで角を発現すれば竜体時と同様の使い方だが、フラッテースに纏わせた時には口元からの射出はできない。
竜体時よりも威力は落ちており、無理に上げ過ぎると普通に黒焦げになる。また、角も鞭もない状態で使うこともできるが自身の腕等に稲妻を纏わせねばならず、発動後はやはり黒焦げになる。種族的な耐性の高さ故に死にはしないが当たり前に行動不能に陥る。
対外的には雷属性魔術ということにしている。

【霊咆哮】(霊狼)
霊狼の種族特性。声に霊気を乗せ、聞いた者に任意の効果を与える。攻撃手段としては主に精神に対する状態異常の類で、恐慌・幻覚・混乱等の効果をもたらす。
反面、そもそもが神聖な霊気であることもあり、精神安定や鼓舞といった支援効果や浄化や癒しの促進等の補助効果を与えることもできる。
いずれの場合にも効果には個人差がある他、対象の範囲設定は完全に自分自身の認識による。前方に布陣している敵軍のみ、特定の人物のみ、等のように明確に認識できないと対象から外すこともできない。このため、敵味方入り混じる乱戦で使用すると普通に全てを巻き込む。
対外的には精神属性魔術ということにしている。


■ 装備品 ■
【インフィナウルカ】
両耳に着用した黒い魔晶石のスタッドピアス型魔導具。魔金属製でサイズは体の大きさに合わせて変化。
いわゆる亜空間への無限収納。生きている動物以外ならなんでもしまうことができ、重量変化もない。自身の意思に応じてノータイムで発動し、取り出したい物を思い浮かべるだけで手元に現れる。
が、長い時の中でなんでも適当に放り込んできたために最早何が入っているのかも不明。フラッテース以外でまともに認識できているのは大事にしている品か直近で出し入れした物のみ。

【丸眼鏡】
ただの眼鏡。度なし。宰相や竜狼大公家当主等、貴族として振る舞う時に着用。理由は気分が変わるから。


■ 備考 ■
初代皇帝と共に大戦に臨み、常に傍らで戦いを輔けた親友であり相棒。その背を初代皇帝に許し、雷竜の姿で空を、霊狼の姿で地を駆け抜けた。
現在は能力を用いて数十年単位のサイクルで年齢を操作し、人間に擬態している。自身を始祖とする大公家の分家筋から選出された当代当主として宰相職を務め、魔皇国の動きに対応する日々。

建国時に初代皇帝から大公位に叙されて建てたのがニアル=ドルラプコス家。大公の爵位はあくまでも尊称で、他の貴族家との差別化を意図したもの。本来の意味と扱いが異なることもあり「竜狼大公」と呼び習わされる。
平時には貴族的な権力と距離を置き、国の執政にも関与しない。代わりに、有事の際に宰相として立つ「皇家の守護者」かつ「皇家の監察者」としての地位を皇室典範に明記され、不可侵の権限を保証されている。

建国期に初代皇帝の娘を娶って生まれた子の子孫全てが竜狼大公家の成員。数代に一度は皇族の降嫁を受け血の繋がりを保っているが、自身の婚姻は一切しておらず竜狼族としての血は薄まっている。今では普通より少し長命で頑健な程度のほぼ人間。
「真の皇家の守護者兼監察者」である自身の隠れ蓑を務めることが竜狼大公家の本来の役割。

帝国の永きに渡る安寧を望んだ初代皇帝との約束に基づき、皇家と帝国を護り続けてきた。本来の名はカミークムアッシス。旧い言葉で「最愛の友」という意味を持ち、初代皇帝に名付けられたもの。
竜狼大公家の当主が宰相職を務める際には、始祖の名を継ぐことでその意を示す者として立つのが伝統。ということにしている。毎回偽名を考えるのが面倒だった模様。

また、平時には竜狼大公家の如何なる役目にも就くことなく過ごすため、冒険者として活動。現在も宰相職の傍ら外見年齢を操作して変装し、冒険者ギルドに赴くことがある。調査名目の半ば趣味であり、良い息抜き。



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