ハロウィン | ナノ






こんこん

「どうぞ」

「ルルーシュ?悪い、読書中だったか?」

「ライか。いや、大丈夫だ………って、どうしたんだその格好!」

「ん?ああ、これ?ミレイさんに貸してもらった」

「いや、それはなんとなく予想出来る!そうじゃなくてだな。何故そんな格好をしている?」

「生徒会の皆に教えてもらったんだ。今日は…ええと、ハロウィン?っていう日なんだろ?」

「あ、ああ。それで、仮装、か」

「そうなんだ。何をすればいいのか分からなくて困っていたら、ミレイさんが『これを来てルルーシュに会いに行けばいい』と」

「(…会長、準備万端すぎる。ライがハロウィンを知らないことを見越しての行動だな)」

「それで、ええと……何か言えば、お菓子をくれる、んだよな?」

「……なんだ、忘れたのか?」

「ちょ、ちょっと待ってくれ。……うーん、なんだっけ?」

「………」

「…と、トリック…?」

「……Trick or treat、だろ?」

「そう!それだ!…って、あ!」

「ライ、お菓子はあるのか?」

「今のも入るのか?!……持ってない、けど」

「じゃあ、悪戯、だな」

「うう……あ、あんまり酷いことはしないでくれよ?」

「逆にヨくしてやる。折角そんな仮装もしてることだしな」







久しぶりで似非になってしまったorz
ライがどんな格好なのかはご想像にお任せします^^


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