▽年齢
324歳
▽性別
男
▽身長/体重
180cm/78kg
▽身分/職業
王族/国王
▽属性
攻めor受け

▽性格
誰にでも優しく、柔和な態度を崩さないのが基本。しかし、間違っている事に対してはハッキリと弾劾する等正義感が強い一面も。王族らしからぬあっけらかんとした物言いは、気の置ける友人や側近達にのみ見せているようだ。元が平民だった為か身分差を気にする事もなく、また獣人や亜人に対する理解も深い。優しいが故に、王国へと時折攻め入ろうとしてくるモンスター達を排除する事に心を痛めている様子。元は同じ生あるもの達だったのに…と思い悩むも民を守るためと心を鬼にして討伐に当たっている。兵士が1人死ぬだけでも、涙を流す優しい王。

公衆の前に現れる際は、期待を裏切らないよう「立派な王」を演じているが、その裏ではプレッシャーやストレスで身体を崩す事も。病弱ではないが時折あるようだ。友人や知人は300年という長い年月の中で死に別れ、現在昔の彼を知るのは旧友の亜人や、同じく時魔術で時間を遅らせている一部の者のみとなった。

▽備考
世界が原因不明の荒廃に襲われた当時24歳。生きろと言う謎の声に従うままに生き延び、消沈する人々を奮い立たせ、国を築く迄に至らせた。300年前は王族等ではなく只の平民であったが、民たっての要望で国王へ推挙されあれよという間に現在の地位に。人族であるのに324歳と長命なのは、王宮の時魔術師が彼の時間を遅らせているからだという。

すらりとした長身に似合わず、剣術や槍術までそつなくこなす。幾年月か前までは自ら外の世界へと赴こうとしていた程の行動派。その度に「王の身に何かあってからでは」と側近達に止められ、また魔法や科学では補い切れない食糧難や人口過密問題によりここ100年程は執務室に籠りきりの様子。それ故か活発であった頃より落ち着きが増した。…やつれたともいう。

▽サンプルロル

(窓に敷いた薄いカーテン越しに漏れる穏やかな陽気が己の居る室内の温度を僅かに上げ、心地よいそれに意識は微睡み掛けるも己が休むには問題は山積み、1つ頭を振ると指先で眉間を軽く揉んでから再び小難しい書類へと意識を向けて。積み重なる紙の山は留まる事を知らず思わず溢した溜め息に籠る苛立ちは自身の力不足を実感してか執務室に籠り切りの状態に対してか。自然と寄る眉間の皺は無意識のもの、三度嘆息が溢れそうになった時耳朶を揺らした相手の声音に漸く机から顔を上げ声のした方へと視線を向ければ苦笑気味に下記を述べ)休め、か。ああ…いや、そうしたいのは山々なんだがな…。君は先に休んでいてくれ。(持っていた書類を小さく振ってみせ目尻を下げて笑う姿は休憩したくとも出来ない彼の葛藤を相手に伝えるだろうか。ぐ、と身体を伸ばせば奇妙な音を立て凝り固まった筋が緩み安堵の吐息を1つ溢して。書類を持つとは逆の手を無造作に振ってみせると執務室内にある木製の食器棚から一人でに踊り出たのは華美ではないが細やかな花の柄が美しいティーカップが1セット、瞬く間にカップの中に豊潤な香り立つ紅茶が淹れられると相手へと目配せを)さぁ…冷めない内に。