ユラ

「祈る事しか出来んが…無事帰れ」



▽年齢
200歳
▽性別

▽身長/体重
177cm/67kg
▽身分/職業
貴族/祈祷師
▽属性
攻めor受け
▽性格
偏屈で変わり者…であるが、根は優しく真面目。言われた事は嫌々しながらも何だかんだとやってしまうお人好しでもある。白魔導師の浄化魔法の完全化、詠唱の省略等を開発した内の1人。研究開発のため、汚染を覚悟で外の世界へ出ていた事もあり、興味を持った事に関してはとことん突き止めないと気が済まない性格。汚染を受け、身体に爛れが生じてからマスクを身に付け、自ら人を避けるようになった。醜い己を隠すためでもあり、穢れを受けた事を国民に見せ、不安を煽らないようにという彼の配慮でもある。天の邪鬼。

▽備考
祈祷師とは言葉のまま、祈りを捧げるもの。予言者でもあり、また医者でもある。祈祷師の魔術は、まじない、や、呪術と呼ばれる古典的なもの。神に祈りを捧げ傷や病気を癒し、また水が枯渇すれば雨乞いの儀式を行い雨を降らせる等修行して身に付くものではなく、先天的な血筋による。人々の役に立つその一方で、他に呪いを掛け死に至らしめる恐ろしい魔法も使えるという。また、薬草学、植物学にも精通しており、シースターン王国の食物はユラが育成、開発をしている。

運動能力は高くなく、平均的な男性のそれ。であるが、魔力が異様に高い。霊魂と交信することで、人々の歩む道を指し示す事が出来る。また、心の機微にさとく、相手の話をじっくり聞いて悩み事を解決する手助けをする事も。魔力の高さと、職業の特異性から王宮に重宝されているが、普段は普通に下町で暮らしている。必要があれば召集される。

普段はマスクをつけており、その素顔は隠されている。マスクを取る事を極端に嫌がり、無理に外そうとすると拒絶される。顔の半分が爛れているのは、外の汚染を受けたため。白魔導師の浄化魔法が確立する前に単身外へと出ては身体に酷い穢れを引き受けてきた。時魔法で時間を送らせ、白魔導師の浄化魔法を受けているので一命を取り留めている。定期的に、魔法をかけ直して貰う必要がある。

▽サンプルロル

ああ…お前か。(自室内にて深く深く思考の波に沈められていた意識を覚醒させたのは控えめに、然れどハッキリと主張する扉のノック音。書物から視線を上げ扉の向こうに控えているであろう相手に入室の許可を与えると入ってきたのは予想に違わぬ人物であり。差し出された間食とハーブティに瞳を瞬かせ窓の外を見遣れば既に日は昇り己が机と向き合ってからゆうに1晩は越えているものと、思わず唇に滲ませた笑みは自身に対する呆れ故か。散らかった机の上の資料や書物を一旦端へと押しやり間食とハーブティの乗った盆を眼前へ置いて)すまんな、助かった。…どうも、熱中すると時間の感覚が狂う(思考を止めればまるで思い出したかの如く喚き出す腹の虫、片手で腹部を押さえつつ苦笑しながらも相手に謝意を示して。右手でマスクを掴み口元のみ浮くように取り外しては隙間から間食を差し込み嚥下、久方振りの固形物に感嘆の吐息を溢しており)



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