「ねぇ優子・・・・これってもしかしてまたアイツやと思う?」
「――・・・・・愛されてるっちゅー事やっ」
「迷惑なんや!!」

もうアイツ許さへんッ・・・・


「なあ光・・・・これなんなん?」
「――・・・・ラブレターっすわ〜」
「あ〜そう・・・・・いくつ書いたんや?」
「う〜ん、10?」

っと首を傾げる・・・・うちが可愛いと思うのかっ!?
ま〜少しはかわええんやけど・・・・←←

「嘘つけやっ」

「100やっ」

さっきのかわええ顔はどこ行ったんやっ!?真顔で言うなやっ真顔で!
ってか後一つ突っ込ませてや・・・・

「何で100枚も書いたんやっ!?」
「絵梨架先輩が好きやからやっ」
「やからうちは彼氏欲しくないねんっ」
「何で〜〜??」

また顔を傾げて・・・・ちょっとかわええよ・・・・ちょっとだけやで!
うちは彼氏なんていても意味ないんと思うんやけど、その理由はな・・・・・


「最近考えたんやけど・・・・・付き合って何をするんねん?」
「好きな人と友達とは出来ん事をするんやっ」

ふ〜ん。。

「例えば??」
「手を繋ぐ・・・」
「と?」
「抱きつける・・・」
「と?」
「キスする・・・」
「と?」
「セッk「はい終了!!!」

はぁ〜・・・・聞かなければ良かったで・・・

「そんぐらいや・・・」
「じゃ付き合ったら・・・・・その・・・・」
「ヤる?」
「――・・・・・;;;・・・・そう・・・光はしたいの?;;;」
「絵梨架先輩とっすね」

うわ〜///変な事言ってるのにカッコよく見えるうちは変態なん!?///

「あっ惚れました?(ニヤッ)」
「今のセクハラやで?」
「じゃ体でもしますわ〜」

っと光が近づいてくる・・・・・

「ちょっ訴えるで!」
「冗談っすよっ絵梨架先輩が俺のモンになるまで我慢するわ〜」

何なんコイツっ!?///
後輩のくせに生意気でカッコエエでっ!?///←←!?


「で?どうだったん?」

っと優子がため息をして聞いてきた

「どうもこうもないわっ」
「あっそ」

今はプールの時間でサボりたいんやけど先生が怖いから無理や;;;

「水着なんて着たくないわ〜」
「我慢やで絵梨架っファイト〜〜」

うっ゛何で優子はこういう時だけよく喋るっちゅーねんっ!

「――・・・・またいるで・・・」
「えっ誰がや?」
「ううん何でもやいわ〜」

??・・・・何か最近の優子は独り言が多いんやけど・・・・何かあったのかな?
まっ久しぶりのプールやし楽しもうっと


〜財前視点〜〜

「もうちょっとやっ」

俺は今プールが丁度いいぐらいに見える教室のベランダにいる・・・

「こらっ財前何をしとんねんっ」
「あっ白石ぶちょーっ」
「自分ストーカーちゃう?」
「そうっす」

俺は絵梨架先輩の水着姿を携帯で撮った

「!?(あの財前が素直にっ・・・!?)」
「絵梨架先輩ってめっちゃスタイルええっすよね〜」
「――・・・・・体目的なん?」
「ちゃいますよっ、――・・・・・ちゃんと好き・・・っす・・・///」

怒りっぽいけど、天然で優しくてめっちゃ可愛いと思ってる・・・・
こんな俺やけどまだ喋ってはくれてるんや・・・

「――・・・・・ブハハッ!!」
「っ・・・・何スか!?///」
「ほっ・・・・ホンマに自分財前なん!?
照れてるとこ初めて見たわ〜、お前ってツンデレなんやな〜w」
「うざいっすよ・・・・///」
「(あんな財前でも可愛いとこもあるんやな〜)」


さっきから優子がうろちょろしてるんやけど・・・・誰か探してるん?

「あっ・・・・」

っと優子が何かを見つけたように一点を見ていた
どこを見てるんや・・・・そしてうちは見てしまった・・・・・

「ってーーー!!!こらぁぁ!!!」

何やっとるんやあのボケェェ!!

「光っっ!!もう許さへんからなっっ!!」
「こんちわっす」

っと真顔で手をあげる・・・・

「こんちわっすじゃないわっ!!」

パシャッ

「おっええ写メ撮れたわ」
「お前・・・・・放課後教室に来い!!」
「――・・・・誘ってるん??」
「っ・・・・首を傾げても駄目や!!いいからうちの教室に来るんやで!!??」
「へ〜〜いっ」

うちは優子に引っ張られて個室へと行った

「絵梨架を好きになったら大変やで?」
「わかってるっす・・・」

財前が白石に相談に乗っていたとはうちは知らなかった・・・


〜放課後〜〜

「携帯貸せやっ」

今は放課後で教室には誰もおらんっやから財前と二人っきりや

「嫌っす」
「いちょう犯罪やで?」
「――・・・・絵梨架先輩がキスしてくれたらええで?」
「ちょっとホンマにええ加減にせやっ!
こっちはお前のその行動がめっちゃ迷惑なんやで!?」

うちは何故か光に怒鳴っていた

「うちの気持ちもよく考えてやっ」

バッ

「えっ・・・」

急に机に座っていた光が立ち上がってうちの腕を掴んできた

「ちょっ何するんねんっ!」
「――・・・・絵梨架先輩の気持ち・・・・?」

っ!?――・・・・・こんな光の顔見た事ないで・・・悲しいような怒ったような顔・・・・

こんなん見た事ない・・・

「――・・・・っ何やねんっ」
「俺の気持ちはわかった事あるんすか?」
「えっ・・・・」
「前から好きとは言ってるんやけど・・・普通の好きとはちゃうで?」

そして怒った顔は消えて悲しい顔だけになった・・・・

「俺は・・・・絵梨架がめっちゃ好きなんやっ」

ドキッ

「ストーカーやらセクハラやら言っといてええっちゅー話や・・・・
俺は一つ年下で絵梨架がホンマ遠くに感じるんやっ・・・・やから・・・・・っ」


ドキッ

光は歯を食いしばって下を向いた・・・・・

「ごっ・・・・ごめん・・・悪戯としか思えないんやからっ」
「じゃどうすればええねん!」
「えっ・・・・」
「ただ好きって言っただけやったら終わりやないか・・・・っ
俺は・・・・・諦めたくないんやっ」

こんなに真剣な顔をした光を――・・・・・・・うちは見た事がない・・・・

「すいませんっ、俺もう帰るっすわ〜」

っとうちの腕を離して鞄を持って教室のドアから出た

――・・・・うちは何も言えなかった・・・・


あれからずっと考えていた――・・・・光って本気でうちの事が好きなん?
もしそうならうち酷い事したわ〜〜。。
最悪・・・・・っ光に謝りたいけど会わせる顔がないでっ

ガラッ

っと教室のドアが開いた

「絵梨架?」
「白石・・・・」
「財前おる?」
「――・・・・・っもう帰ったで・・・」
「どないしたん?」

っと白石はうちに歩み寄り近くにあった椅子に座った
そしてうちはさっきの出来事を全部話した

「――・・・・絵梨架は財前の事どう思ってるんや?」

ドキッ

「まっ・・・ま〜、ちょっとうざい・・・・けど・・・」
「けど?」
「――・・・・・光は毎日にうちに会いに来て迷惑を掛けるんやけど何かそれが嬉しいんや・・・・・」
「??」
「おっ・・・おかしと思うのはわかるでっ、
でも何か好かれてるんやな〜って思って嬉しいんや・・・・でもさっきわかったんや」
「――・・・・」
「光はうちが思ってた好きやなくて・・・・
その・・・・・何て言うか・・・・本気で好きって言ったんや・・・
そっそれで・・・・何か光に嫌われたって思ったら辛くて辛くて胸が苦しいんやっ・・・・・っ」
「――・・・・・絵梨架は財前の事好きなん?」
「えっ・・・・」
「毎日会うのが普通やと思ってたけど、さっきの出来事で嫌われてもう会えないと思ってるやろ?」
「っ・・・・・おんっ・・・」
「その気持ちは好きな人にしか出来ないで?」

えっ・・・・じゃ・・・・・・・うちって・・・・

「うち・・・・光の事好きなん?」
「そうやでっ!w」

言われてみれば光からの悪戯は何故か簡単に許してしまううちがいた・・・
もし他の男子がやったら絶対に許さなかったでうち・・・・

うち――・・・・・光の事が好き・・・・

「光の家に行ってくるわっ!」
「気をつけてや!」
「おんっ!あっ白石!」
「何や?」
「いろいろとありがとうねっ!」
「はぁ〜・・・そんな事はどうでもええからさっさと行き」
「おんっ」

うちは廊下を走った、そして校舎を出て財前の家へと向かった
赤信号なんて待ってられんわっ!

「ハァ・・・・・ハァ・・・・はぁ〜〜」

めっちゃ疲れた・・・・うち走ったの久しぶりやから体力なんて持たんわ〜〜

――・・・・・光おるかな?

うちはゆっくりとインターホンへと手を伸ばした・・・・


〜財前視点〜〜

ピーンポーン

ったく・・・・誰やねんこんな時にっ

ピーンポーンピーンポーン

今度は2回・・・・んなもん今はどうでもええわっ

ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン

ん?4回?普通3回ちゃう?ったくホンマ誰やねん・・・・・


――・・・・・シーン


いなくなったか・・・・

ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン
ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン

――・・・・・うぜぇ・・・・

ガチャッ

「あぁ??゛」

「うわっ!;;いたなら早く出てよ!」

えっ・・・・・・何で絵梨架先輩がここにおるん?
俺はただ黙って立っているしかなかった・・・・


〜絵梨架視点〜〜

光は寝起きだったのかものすっごく怖い顔してた
けどすぐに驚いた顔になってずっと黙っていた・・・・

「驚いた?;;」
「――・・・・いや・・・」
「あっそう・・・・じゃ帰ろうかな〜・・・」

ってのは嘘だけど・・・

ギュッ

「えっ・・・・///」

うちが後ろを向いたら光が急に後ろから抱き付いてきた

「――・・・・帰らんといてっ・・・」
「っ・・・・うんっ///」

光はおでこをうちの背中に当てて1分ぐらいおった

「さっきはすいませんでした。。」
「えっ・・・・何で光が謝るんや!?」
「――・・・・・いろいろと迷惑掛けたからや・・・」
「っ・・・・///」

うちは動けなかった・・・・体がこんなにも熱くなってるっていう意味は・・・・
――・・・・それだけ光が好きって意味や・・・

「っ・・・・すいませんっもうええですわっ」

っと光がうちを離した

「俺、たぶんまだ絵梨架先輩の事諦めれないと思いますけど・・・もう迷惑は掛けませんっすわ」

光は悲しいそうな顔で笑った・・・
うちが欲しいのはそれやないでっいつもみたいに笑ってやっ


「ひっ・・・光!」
「――・・・・なん?」

家へ戻ろうとした光をうちが止めた、そして光は悲しそうな顔で振り向いた・・・

「光の好きって・・・・えーっと何ていうのか・・・・恋人とか付き合っている人に向ける好きなん?」
「っ・・・・///まっ・・・まぁ〜そうやな・・・・///」

うわっ・・・・光が照れるって・・・・・私って相当好かれてるんやな〜

「うちも光の気持ちがわかったで・・・///」
「っ!?」
「うっ・・・うち・・・・っいつの間に・・・・・光の事が好きになってたんやっ///」

うわぁ〜///めっちゃ顔が赤くなるのがわかるでっ///

「――・・・・・えっ・・・えっ!?ホンマなん!?///」
「おっ・・・おん!///」

光ってこんなに照れるんやな〜何かめっちゃかわええわっ///

「・・・・じゃあ〜・・・絵梨架はもう俺の彼女っすよね?」
「うっ・・・うんっ///」
「ふ〜ん・・・・。。」
「うん?;;」
「恋人になったんやから早速ヤりますか(ニヤッ)」
「えっ・・・・・ええ!!??///」

付き合ってまだ10秒で!?ホンマにこいつうちの事好きなん!?

まっでも光と付き合って毎日が楽しいけどねっ

「絵梨架が着替えてる写メあるで〜」
「はああっ!?いつ撮ったんや!?お前ホンマに訴えるで!?」


トカーには意ッ!

(よしっ窓の鍵オッケー、そしてドアの鍵もオッケや!)
(絵梨架〜こんばんわっす)
(って光!!??おっ・・・お前はどっから入ったんやーーーーー!!!???)



-あとがき----------


やべ〜〜〜!!!後1分で明日になるーーー!!!早く更新せねばっ!!
何故かギャグ、下ネタ、切ない、甘いを合体した小説を書きたかった^^←←
うんっさすが私ww下手だねーーーーーっっT_T
何かこう感動する小説書けないかな?まっ今から勉強するっす><w
ってか手ブロ楽しい〜〜ww財前と謙也描いてめちゃくちゃ楽しかった♪
だから明日は謙也の短編書こうかな〜??
でもどんな風の書こう??う〜〜ん。。謙也の小説を書くのは何故か難しい・・・
まっ明日考えるとするかwではではまた明日^^


2010-6-22





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