ここ立海大附属中学校･･･ 今全国制覇2連覇の部活･･･その部活とはテニス部 そしてその部活を率いる部長････その部長は俺、幸村精市 けど今は病気で学校すらも行けない こんな大切な時に･････悔しくて悔しくて毎日が地獄だった けど･････俺の所には毎日君がやってくる 君はただ俺をずっと遠くで応援している ずっと･････いつでも･････君は。。 俺は毎日病室の窓から外の景色を見てた そして下の方を見たら立海の征服を着ている女子が病院へと入ったのが見えた 「絵梨架･･･」 君は俺の気持ちを知っているのか？ 毎日毎日来てくれる君に、少しずつ惹かれていく俺を････ 「また来てくれたのか････」 「学校終わってもいつも暇だしね」 っと優しく微笑む絵梨架･･･ そして手に持っている袋の中には、いつもの買ってきてくれるフルーツがあった 何だか申し訳ないな･･･いつも買ってきたらお金が掛かるのに････ 何故君はこんなにも俺を応援するのだ？ 絵梨架が俺のために泣いたって真田から聞いたよ？ ――････どうして･･･ 「またフルーツを買ってきたの？」 「あっうん。やっぱり何も持ってこないよりいいかなって思って」 「そんなのいいのに、絵梨架が来てくれるだけで嬉しいよ」 ――････これは本当に気持ち･･･ 「わっ私、りんご剥いてくるねっ」 っと絵梨架は逃げるように病室から出た･･･そして俺は時計を見た 「そろそろ真田が来る時間だな〜･･･」 ――･･･ガラッ 「あれ？今日はちょっと遅かったね」 真田は時計を見ながら入って来た 「うむ、すまん。ちょっと絵梨架と喋っていてな」 「そう、何を話してたの？」 「――････幸村は絵梨架が来てどう思うのだ？」 ん？俺の質問を質問で返したな････真田のくせに･･･ 「絵梨架が来てくれると嬉しいよっ････だから俺は絶対に全国大会までには治すからねっ」 「――････うむ、待っているぞっ」 全国大会までに絶対に治す――････絵梨架･･･君に誓うよ･･･ だからこれから応援よろしくね･･･ 俺は毎日リハビリをやった 少しずつだけど体力を日に日についていき、テニスの練習も少し出来るようにまでなった そんな日常が続き全国大会までの日が近づく･････ 今日は全国大会決勝戦 間に合って本当に嬉しかった テニス部の応援のおかげでもあるが――･････絵梨架の応援のおかげでもある･･･ 絶対に勝つからね･･･ 1回戦はぎりぎり真田が勝った････手塚相手によく頑張ったよ けどその後は柳と赤也が勝ったのはいいが･･･仁王、そして丸井とジャッカルまで負けた････ 俺の出番がなく勝つのも良かったけど、やっぱり俺も最後は試合に出たいと思った 今まで辛い時も悔しい時も乗り越えてきたんだ････ 絵梨架･･････君のおかげでね････ だから俺は絶対に勝つよっ――･････絶対に･･･ 相手の越前って子なかなかやるな〜けど少しずつ五感が失われている････ 向こうでは絵梨架が一生懸命応援をしている････ 絶対に勝つからね――･････絶対に････ ――･････っ！？ なっ･････！？今･････何が起きたんだっ？ 「テニスって楽しいじゃん」 ――････馬鹿にしてるのかっ･･･！ 俺は今まで辛い思いをして････何が楽しいだんとっ！？調子に乗りやがって･･･っ その時の記憶は頭に染み付いて離れなかった････ 絵梨架････ 『ゲーム･フォン･バイ････青学！！』 ごめん･････負けちゃったよ････っ テニスをしてこんなに苦しい思いをしたのは初めてだった。。 ――･････俺もいつかテニスを楽しく出来るかな？ 俺は泣いている絵梨架の元へと行った 「――････絵梨架。。」 俺のために泣いてくれているのか？ 「ゆっ････幸村っ････」 「ごめんね絵梨架。。」 「えっ･････」 「いつも応援してくれてありがとう」 本当にありがとう････ もし絵梨架の応援がなければここには立っていなかったのかもしれない けど、これからも応援よろしくね･･･ これからはテニスを楽しむっていう目標が出来たから････ ――･････だから俺が絵梨架の事が好きになっている間はずっと･･･････応援していて いつでも君を -あとがき---------- はい！やっと出来た！ 『いつでも君を』の続き？っていうより幸村視点？だねっ！^^ ってかどうしよう〜〜T_T外国に行くのって後10日もないよ！！＞＜。。 行きたくない！！毎日更新したいよT_T 行ってる間にたくさん妄想して帰ってきた時にたくさん書きますからっ！←← 今日は後1つ長編夢書こうかな？？気分次第で決めます^^←← ではこれからも頑張りますので応援よろしくお願いします^^ 2010-6-21 TOP Main Tennis Short |