立海大附属中学校････ 今一番人気で全国でも有名な部活がある････その部活とはテニス部。。 その部活を率いる部長･････幸村精市 その人は今病気で学校にも来てない、もちろん部活にも出ていない･･･ けど････私の好きな人でもある。。 私はただずっと遠くで応援している ずっと･････いつでも･････君を。。 「また来てくれたのか････」 「学校終わってもいつも暇だしね」 私は学校が終わったらいつも病院に来て幸村と話をする 私と幸村はそこまでの仲だった、だから私は幸村の事が全部わかる。。 影で一生懸命リハビリをしている事とか、 テニスが出来ないかもって泣いた時もあったよね？ けどそれをいつも励ますのは私じゃないくてテニス部だった･････そんなの私には出来ない。。 部活もした事がない私が幸村の気持ちがわかるはずもない････ けどこれだけはわかる････幸村は今何かと戦っていると････ そしてテニスがまた出来るようにと願っているんだよね？ 全国大会までにはテニスが出来るようになってほしい。。 「またフルーツを買ってきたの？」 「あっうん。やっぱり何も持ってこないよりいいかなって思って」 「そんなのいいのに、絵梨架が来てくれるだけで嬉しいよ」 ドキッ やばいっ心臓がドキドキするっ 「わっ私、りんご剥いてくるねっ」 っと私は逃げるように部屋を出た 何か逃げたら意識しているってバレるかな？うう〜ん。。 っと私はりんごを剥きながら考えていた････ 「ムッ？絵梨架ではないか？」 「あっ真田久しぶりだね」 「また幸村に会いに来たのか？」 「うっうん、ま〜ね。。」 「いつも悪いな。」 「えっ！？別に私が来たくて来ているから大丈夫だよっ」 「そうか。絵梨架が来てくれて幸村は少し変わった･････ありがとうな。」 えっ･･･････幸村が変わった･･････？ 「そんな訳ないよっ真田とか他のテニス部のおかげだと私は思うけどな〜」 「そうだといいが････」 「そうだよっ」 私はただ幸村と話をする･････ただそれだけなのだから。。 幸村は真田と他のテニス部と一緒に1年の頃からずっと････ずっと一緒に歩んで来たのだから･････ 私は何の力にもなっていない。。 でもちょっとだけでも力になっていたらなっと思っている･････ そんな日常が続き全国大会までの日が近づく･･････ 「ちょっ絵梨架っ！どこ行くのよっ！？」 「そりゃもちろんテニス部の決勝戦見に行くんだよっ！」 そう、今日は全国大会決勝戦そして幸村が出る。。 間に合ったからとっても嬉しかった････だからこの試合は絶対に見逃さない。。 最初の試合は真田君が勝った ほんっと鳥肌が立つぐらいのいい試合をしたよ真田は･･････ 真田は今どんな気持ちなんだろう･････？ そしてその後は2勝2敗で同点･････最後の試合はもちろん幸村･･･ 勝って･････ずっと君を応援してきた これが幸村の中学最後の試合 勝って 私はただ願った。。 私はボールを目で追いながら幸村を見ていた 最初は相手が乗ってきた、けど幸村はそれを乗り越えて今は勝っている 勝って････ ただその言葉だけが私の心で呟いた･････ 『ゲーム･フォン･バイ････青学！！』 えっ･･････幸村が････負けた････？ どうして･････どうしてなの神様？ 幸村はあんなに頑張っていたのに･････何で･･････ 「もう少しだったのにね･･･」 っと私に友達がそっと背中を撫でてくれた 「っうん。。」 何故か涙が出てきた。。 「――････絵梨架。。」 そこには息を切らした幸村がいた 「ゆっ････幸村っ････」 泣くなっ、負けた人が泣いてないのに私が泣いたら駄目じゃんっ！ 「ごめんね絵梨架。。」 「えっ･････」 「いつも応援してくれてありがとう」 私はその時あまり記憶がなかった ただ幸村の声が聞こえて、その後は電車にいた 立海は全国は3連覇は出来なかった。。 けど私はまだ････････まだ幸村の事を応援しているよ･･････ずっと。。 次は楽しくテニスをしている幸村が見てみたいな･･････だからそれまで応援しているよっ ううん。。ずっと、私が幸村の事が好きになっている間はずっと･･････応援しているよ いつでも君を -あとがき---------- はーい！ちょっと青春っぽい小説を書きたかったｗ そして！！！！明日は多分これの幸村目線を書きます♪前から予定をしてたのですｗ 本当に幸村には楽しくテニスをしてほしいっ！！！！＞＜ ある意味楽しくテニスをしてたら怖いな。。(((((空気ぶち壊しっ ではではこれからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします^^ 2010-5-25 TOP Main Tennis Short |