「絵梨架っ好きじゃよw」
『あっそう・・・』

俺の彼女、絵梨架は俺が初めて好きになった女じゃ・・・じゃが問題が・・・

『あんたなんて嫌いだよーっだ』

コイツはツンデレなんじゃっ

「何故じゃ?」
『――・・・嫌いだから』

絵梨架はいつも俺に嫌いと言う時は下を向くんじゃっ照れてるのかわからんやけどの〜
そして絵梨架から好きと一回も聞いた事ないんじゃ・・・じゃからちょっと不安なんじゃ・・・

『仁王っ何ぼーっとしているのよっ置いて行くよ〜』

そしてまだ苗字で呼ぶんじゃよ・・・はぁ〜。。


俺と絵梨架は遊園地に来ている、俺が提案したんじゃけどのっ
このツンデレをどうにかしようとしてるんじゃが・・・なかなか手強いぜよ〜

『このアイスクリーム美味しいね〜』
「――・・・俺にも一口」
『えっ・・・』

ぺロッ

『っ!?//////』
「顔が赤いぜよ♪」
『だってっ!一口ってアイスクリーム食べないでっ///何で私の口を舐めるのよっ!?///』

ククッやっぱり俺は・・・絵梨架の事が好きじゃ・・・

「絵梨架#が俺に好きっと言ったらもうやらないぜよ?」
『っ///うっさい!!!』

はぁ〜・・・もう少し先になりそうじゃのぉ〜。。


『あっ、ジェットコースター乗ろうよっ』
「お前さん・・・ちょっとは女の子っぽいもん乗りんしゃいっ」
『えっ?遊園地の男女とか関係なくない?』

ククッ絵梨架は男っぽいからのぉ〜、そこに惹かれた俺は変じゃ・・・

『仁王〜?早く乗ろうよ〜』
「待ちんしゃい」


――・・・ガタガタッ

ジェットコースターはあまり列がなっからすぐに乗れた
俺はジェットコースターなんて平気じゃが・・・・・・絵梨架は・・・

『もうちょっとで頂上に行くよっw』

何か性格が変わったのは気のせいか?俺よりジェットコースターの方が好きみたいぜよ・・・
はぁ〜っジェットコースターにまで嫉妬してるダニ
そこまで俺は絵梨架の事が好きなんじゃの・・・

ガタッ

そして頂上で止まった・・・

『いっきに落ちるよっ!w』
「プリッ」

「「「キャーーーーーー!!!」」」

前に乗っているカップル・・・・女は男の腕にしがみ付き男は女の手を握る・・・
でも俺達は・・・

『うわ〜w気持ちいいっ!』

はぁ〜。。
俺は絵梨架から何もされた事がないんじゃ・・・
抱きつかれた事も、手を握ってくれた事も、キスも・・・絵梨架からは1回もない・・・

そうじゃっちょっといじめてみようかのぉ〜w


〜絵梨架視点〜〜

仁王・・・ずっと片思いをしていた人、けど絶対に叶わないと思ってた・・・
私の性格は男っぽくて、皆からはツンデレって呼ばれてる・・・
でもこんな私でも恋はした
何で好きになったのかわからない・・・
けど、わかるのが1つだけある・・・私は仁王の事を好きになった

そして仁王から告白されてとっても嬉しかった・・・
今でも目が合うたびに片思いをしてたあの時に戻ったみたいで、
まだ胸がドキドキする・・・私がドキドキするって何かキモイけどっ
でも私の体は嘘を付かない

「――・・・絵梨架」
『えっ、あっ何?』
「もう疲れたぜよ・・・」
『あっ、じゃ〜あっちで休もうっ』
「――・・・」
『にっ仁王・・・・?』

何で・・・・悲しい目をしているの?

「もう別れたいぜよ・・・」
『えっ・・・・』
「――・・・すまん。。」

えっ・・・な・・・何・・・・で?
さっき好きって言ったじゃんっ!

『なっ何でよっ!?』

目が熱い・・・・っとそんな事を思っているうちに、頬に水滴が流れた・・・・

『さ、さっき!好きって・・・・好きって言ったじゃないっ!どっどうして・・・・・。。』
「っ絵梨架!」

私は崩れ落ちてただ泣いていた・・・
仁王は周りの人達の事を気にしているみたい・・・そりゃど真ん中で振るんだから・・・

「ちょっと来んしゃいっ!」

っと仁王は泣き崩れた私の腕を掴んで、人気がない所へと行った・・・


〜仁王視点〜〜

絵梨架が――・・・・絵梨架が泣いた
ちょっといじめようとしただけなんじゃが・・・泣くとは思わなかったぜよ・・・

『――・・・ッ・・・っ』
「――・・・絵梨架・・・」

彼女が泣いているのに嬉しい俺は馬鹿じゃっ

「絵梨架・・・」

ただ抱きしめるしかできなかった・・・

『さっ・・・触らないでよっ』
「絵梨架・・・さっ・・・さっきのはの〜・・・」

絶対に怒るぜよっ

「さっきのは嘘ぜよ」


・・・・


『――・・・はっ?』

苦笑いしかできんの〜。。
やばいぜよっ絵梨架かなり怒ってるんじゃが・・・

『っ仁王なんて大嫌い!!何が嘘だよっこっちは泣いてまで・・・っ』
「すまん。。」

俺は思いっきり絵梨架を抱きしめた
何で俺は絵梨架が俺の事を好きじゃないっと思ったのやろう。。
はぁ〜・・・そう思ってた俺は馬鹿ぜよっ
目の前に俺のために泣いてくれた絵梨架が俺の事を好きじゃないわけなか

「目赤いぜよ〜」
『誰のせいよっ』

っと怒っているみたいじゃがちょっと嬉しそうに微笑んでいる絵梨架・・・
それにつられて俺も微笑んだ。。


『はぁ〜嘘で良かった』
「ククッ俺のために泣いたじゃろう?」
『うっ黙れっこの詐欺師が!///』

まだ目が少し赤い絵梨架・・・でもまだ好きと絵梨架の口から聞きたいんじゃ。。

『もう暗くなってきたね・・・』
「そうじゃのぉ〜」

おっそうじゃ!w

「絵梨架っ、観覧車乗ろうぜよっ」
『えっあっうん・・・別にいいけど・・・』

よし♪

『結構並んでいるね〜』
「・・・」

観覧車に向かったけど・・・かなりの人数が並んでおった
はぁ〜。。参ったのぉ〜

『どうする?もう帰る?それとも待つ?』
「――・・・待つぜよ」
『うん、わかった・・・(何でそんなに観覧車に乗りたいのだろう〜・・・)』


「次の方どうぞ」

待って30分ぐらいに俺達は乗れた

『頂上に行くの楽しみだな〜』
「――・・・」
『仁王?』
「絵梨架は俺の事好きか?」
『えっ!?///』

顔が赤くなっているぜよ♪夕方だから余計に赤いの〜

『べっ・・・別にっ』
「じゃ何でさっき泣いたんじゃ?」
『っ、私は・・・私は好きでもない人とは絶対に付き合わないから・・・』
「じゃ俺の事好きなんじゃな?」
『――・・・///』

体は嘘を付かないの〜・・・・けど、絵梨架の口から聞きたいんじゃ・・・

「じゃ何で好きって言わないんじゃ?」
『っ・・・・・・』

絵梨架・・・・一言でいいぜよっだから好きって言いんしゃい・・・

『にっ・・・っまさ・・・――・・・雅治。。』
「っ!?」
『ずっと丸井から聞いてたんだ・・・名前で呼んで欲しいんでしょう?』
「っ!?フッそうじゃよ・・・」

あのブタには感謝しないとのぉ〜

『まっ雅治・・・』
「何じゃ?」


『――・・・好きだよ・・・』


やっと・・・やっと言ってくれたぜよ・・・

「俺も好いとうよ」

コンッ

『っう///』

俺は絵梨架のおでこに自分のおでこをくっ付けた

『――・・・///』
「――・・・」

ただ見つめているだけで幸せなのは何故じゃ?

――・・・俺はゆっくりと絵梨架の唇に俺の唇を重ねた・・・

今、この時間が止まればいいのにと思うのは何故じゃ?
そこまで俺は絵梨架の事が好きなんじゃな・・・

そしてそーっと絵梨架の唇が離れた・・・

『今までごめんね。。』
「っ!?」
『私っ雅治の事好きだからっ・・・・って、わ!?』
「――・・・///」

俺は自分の顔が赤くなるのがわかったから絵梨架の目を手で隠した

俺の彼女はツンデレじゃ・・・でもそこに惚れてしもうた俺・・・
俺は俺のツンデレ彼女が好きじゃっ


ツンデレ



-おまけ----------


『仁王って丸井に相談してたんだね?』
「――・・・ま〜の。。」
『だからか〜・・・』
「何がぜよ?」
『丸井が、「今度の日曜日に遊園地に誘うみたいだぜぃ☆」って言ってたから』

あのブタ・・・帰ったら丸焼きにしてやるぜよっ♪



-あとがき----------


皆様ーーーーーーー!!!!今まですいませんでした><
最近忙しくて。。うん、何と!!今は韓国にいるのです^^w楽しいけど疲れたT_T
アンケートにご協力して下さった方々・・・本当にありがとうございました!!><
毎日更新に決定しました・・・できるかわかりませんがT_T
でも出来るように頑張りたいので応援よろしくお願いします^^
ではでは^^


2010-4-20





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