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【せや・・・・部活の時はどうするん?】
『あっ・・・・』
≪えっ!?部活しているの!?;;;≫


Switch!
 -第4章-話し合い


おいおいおいおい、こいつ天使のくせに何もわかんないのかよ〜・・・
あっ前にも言ったけどまた言うね

『』←体と声が財前で中が絵梨架
【】←体と声が絵梨架で中が財前

声も意識してね☆ BY:管理人

はいっ黙ろう管理人っ

【いちょう俺テニスやってるんやけど・・・・お前テニス出来んやろう?】
『へっ!出来なくて何が悪いっ私はあまり運動が好きじゃないんだよっ』
【だからこんなに太ってるんやな〜】
『ちょっ私のお腹を摘むなっ!ってか私そこまで太ってないから!!
ちゃんとダイエットはしてるんだから!』
【ダイエットって太ってるからやるんやろ?】
『ちげぇーよっ!これ以上太らないようにだよッ!』
≪わっわかった!;;部活の時だけは僕がスイッチさせるからいいでしょう???;;;≫

っと変なリモコンを出した・・・・

【『――・・・・へ〜〜・・・(怪笑)』】

≪狽チえ!!??≫
『そのリモコン今すぐに渡さないと首が飛ぶよ?(黒オーラ)』
【さっさと渡した方が身の為やで?(黒微笑)】
≪そっそっそっそれは駄目!!!!≫

っと天使が空高く飛んだ
――・・・・・あれは届きそうにもない・・・

『あんだよクソ天使がっ』
【ホンマなんやねん・・・・まっレギュラーに落ちなくて良かったわっ】
『うぜぇーなっ!テニスとかやった事ないんだよっ!』
【――・・・・;;;(コイツ何か口が悪くなってるのは気のせいか?)】


≪僕はいつも君達を見ているから部活の時だけスイッチするね!≫
【『――・・・・』】
≪えっ!?(何でまた黙るの!!??)≫
【その台詞結構やばいで・・・・】
『風呂に入っている時も見ます宣言?』
≪ええ!!??///そういう意味じゃないから!!!///≫
『じゃ何で顔を赤くするんだよっ』

はぁ〜・・・ってかもう外がオレンジ色なってきてる。。
早く夜になれ〜〜〜〜この体が何か気持ち悪い〜〜〜〜

【ほな、もう俺帰るわっ】
『っ!?ちょっと待て!!』
【何や?】
『どこの家に行くつもり??』
【――・・・・】

ブハッ!!馬鹿が一人ここにいますっっっ
やべっこいつって以外に馬鹿だったんだな!?
やばいっ笑いすぎて涙がっっ

【っやから俺の顔で爆笑するなやっ】
『ふぅ〜・・・お前が笑わすから悪いんだよっ』
【――・・・・ほなどうするんや?】
『何が?』
【お前の家とかまったくわからんで俺?】
『私もあんたの家なんてわかんないしっ』
【――・・・・家誰かおる?】

うわっ何か財前が私の顔だから変な感じがするっ
そして声も私だ〜〜ってか台詞エロッ

『今は誰もいないからちょっと案内するよ〜
んで、タンスと机とクローゼットの中の覗きは禁止だからなっ!!』
【――・・・見たくもないわ〜だから心配しなくてええよ?】

こっっのーーーっ!!
一発殴りたいけど私の顔だから無理ーー!!!

そして私は財前を家に入れる事になった・・・ついでに天使も←酷ッ


ガチャッ

『ここが玄関』
【んなもんわかるで?】
『追い出すよ??』
【――・・・・で、部屋は?】
『いちょう2階にある・・・・』
≪――・・・・;;;(入っていいのか・・・)≫

私は部屋に行く途中、適当にリビングとかトイレとかお風呂場を教えた

【結構でかいんやな〜・・・】
『ついでに新しいからねっ』
【あっそ・・・】

はぁ〜何かちゃんと話し合わないと駄目だなこりゃ・・・・
学校の時とかちゃんと喋り方とか直さないといけないし・・・
――・・・こいつまったく笑わないからな・・・
本当は私は毎日ニッコニコなのに・・・・←←嘘
コイツのせいで私の印象が悪くなるッ

そして私は財前を部屋に入れた


財前は私の部屋の真ん中にあるガラスのテーブルの横に座った
まっ体を私だから普通だけどね・・・
私は財前と向き合うようにテーブルの反対側へと座った
天使は飛んでいるからどうでもいい←←

『まず、あんたの喋り方を覚えないと大変な事になるね・・・』
【なん?じゃ俺はお前の喋り方をしればええんやろ?】
『そうだよ?』
【んなもん簡単やわっ】

それは簡単だよなぁッ標準語だから日本人だったら誰でも出来るもんなッ!

『私は関西弁なんてまったくわからないんだからっ!』
【じゃ今俺が喋っているの聞いて覚えればええやろ?以外と簡単やで?】
『今日覚えないと意味ないんだよッ!!』
≪――・・・・;;(気まずい;;)≫

本当何もわかっていないんだからっ・・・

『後は笑えッ』
【嫌やッ】
『笑えッ』
【嫌やッ】
『聞けよッ』
【黙れッ】
『殺すぞッ』
【死ねッ】

ああ"ーーー!!絶対コイツ殺すからなッ!

【じゃお前は俺みたいに笑うやないで?】
『もしあんたが私みたいに演じたらね?』
【別にええで?もし俺のキャラ壊すと・・・・死ぬで?】
『ふ〜ん・・・・それはこっちの台詞なんですけど?』
≪(にっ逃げようッ!;;;)あっ僕用事思い出したからもう帰るねっじゃ!!≫
『【(――・・・・絶対に逃げたな・・・)】』

そしてそれからはいろいろと財前の事を勉強をした
演技力はなかなかだから余裕!
でもこれをずっとやるのはきついかも・・・けど慣れてきたら困る所もある。。
入れ替わりが解けたらちゃんと自分に戻るようにしないといけない
戻らなかったらお父さんがパニくるからな・・・

はぁ〜これからきつい生活になりそう・・・・・;;;


そして次は財前の家へと行った

【俺の部屋はここでトイレはあっちやこれだけでええやろ?】

なわけねぇーだろっ!

『いちょう念のためにお風呂場とかキッチンとか教えてもらえないかな???』
【――・・・・見てすぐにわかるやろ?】

絶対にコイツ殺すからなっ!!

『あっ財前って兄弟とかいる・・・?』
【いるけど兄が一人だけや・・・やけどもう結婚しとるから家には俺の両親しかいないで?】
『へぇ〜〜』
【――・・・・甥もおるんや】
『へぇ〜〜ってはっ!?その若さで!?絶対に何か甥から言われるよ・・・』
【うっさいわっ】

何かすごいな〜まっ兄弟が家にいなくて安心したよ・・・

【お前はおるん?】
『――・・・・私の家はお父さんしかいないよ・・・』
【――・・・・ふ〜ん。。】

うわっ何か聞きたそうだけど遠慮してる顔をしているよ
財前って以外に性格は見た目とは違うんだね・・・

『――・・・・・お母さんは事故で亡くなっちゃって・・・』
【っ!?――・・・・別に聞いてないんやから言わなくても良かったんやで?】
『アハハッ!聞きたそうな顔をしてたから何かねっ』
【ッ!?何やねんッ】
『お母さんは3年前ぐらいに亡くなったんだ・・・でも今はもう大丈夫だよ!』

あの時はもう立ち直れないと思っていたけど、お父さんのおかげでもう平気ッ
一番悲しいのはお父さんなのに・・・私はまだまだ弱いよ・・・

【フッ・・・・お前って結構強いんやなっ】
『――・・・っ・・・そっ・・・そうかな?;;』

あれ?何でかな・・・・
今財前が笑った、けど顔は私だから普通だけど、
でも入れ替わってから初めて見た・・・もし財前の顔だったらどんな顔なんだろう・・・

って!何考えてるんだ私!?
こんな奴なんて最低野郎の最低じゃんっ

――・・・・でも結構いい奴かも・・・

たぶんいつか本当に財前の事を好きになるのかもしれない・・・
その時私達はどうなるのだろうか・・・


【どうしたん?】
『っいやっ!何でもありませんっ!!』
【――・・・・ふ〜ん。。せや、もうそろそろで日が暮れるで・・・】
『そうだね〜。。』

窓の外はもう暗くてオレンジ色が少しだけ見えた

【早く戻ってほしいわ〜この体何か気持ち悪いで・・・そしてこんなもんいらんわっ】

っと私の体の胸の方を指す・・・

『何がこんなもんじゃっ!!お前だって少しは見たくなるだろっ』
【――・・・・じゃ見ていいん?】

っと制服のボタンを上から外していく・・・

『って何してるんだアホッ!!』
【冗談やっ】

はぁ〜・・・何か信じきれない・・・・

『私が見てない時も見ないでよっ』
【お前もなっ】
『はいはい。。まず見たくないしっ・・・・ってかスカートは着ても大丈夫なの?』
【何かスースーして変な感じだわ〜】
『慣れれッ』
【うっさいわ】

っとその言葉が合図のように私達は戻った・・・
今いる所はさっき財前が座っていた所で何かトリップしような感じだった
そして目の前には財前がいた・・・

「何やもう夜や・・・そろそろ戻った方がええで?
俺の親そろそろ帰ってくると思うやから・・・」
「うっ・・・うん、じゃ戻るねっ」

財前は私を玄関まで見送ってくれた

「あっ念のため携帯のアド教えてもらえる?」
「――・・・・別にええけど他の奴には教えるんやないで?」
「うん」

そして赤外線で交互にプロフィールを送った

「――・・・女で俺からアド教えたのお前が初めてやわっ」
「えっまじ!?」
「おんっ」

あっ・・・・財前が笑った・・・想像してたよりカッコいい・・・

「ほなお休み」
「うん、おやすみっ」
「あっついでに家に入れたのも女ではお前が初めてやっ」
「えっ・・・・」
「じゃあな」

ガチャッ

うわっこのドアの閉め方、引っ越してきた日を思い出すな・・・

――・・・・・でも、何でだろう・・・ちょっとだけ嬉しい私がいるのは何故?
私は家へと向かった、そして今は部屋にいる・・・

「財前って結構優しいじゃんっ」

見た目で決めてしまうからね私・・・
そして窓の外を見た・・・空は真っ暗だけど星達が光っていた
隣は財前の家、だから目の前には財前の家があった・・・・

って・・・・は!!??


「何でお前の部屋がここ側なの!?」
「俺も知らんかったわ」

そう・・・・そこには財前の部屋がちょうど私の部屋と一緒の位置にあった
5メートルぐらいしか間がなかったからすぐそこに財前がいた

「うわ〜いつもカーテン閉めないと駄目だな・・・」
「それはこっちの台詞やわっ」
「でもこれだったら少し便利だね」
「そうやな〜・・・アド教えた意味ないわっ」
「いちょう学校とか外に出る時とかに使うかもしれないから・・・」
「冗談やっ」
「あっそ」

何かこうやって財前と喋れるのが嬉しい・・・・まっ友達になれたのかな?

「ね〜私達って友達?」
「――・・・・知らんわっ」
「私は今そう決めた」
「――・・・・何でや?」
「見た目とは違って財前って結構いい奴だから」

これは本当の気持ち・・・・・好きになるまではないと思う・・・

――・・・・・・たぶん・・・

「ふ〜ん、お前も最初あのアホ女と一緒の奴と思ったんやけど・・・・結構気が合いそうやわっ」

もしかして優子の事かな?;;

「優子もいい人だよ〜」
「お前からやろ?アイツって結構男好きやで?
やから今のテニス部の2年にはホンマやばいで・・・・」
「テニス部ってそんなにすごいの?」
「――・・・・ま〜一部は普通やけど、結構顔とかええ奴おるでっ
今日舞台でお笑いやってたあの二人覚えてる?」
「あ!あのアフロとバンダナの人?」
「おんっあの二人もテニス部やで」
「えっ・・・・まじ・・・」

何だ・・・テニス部ってあんな人ばっかりいるのかな・・・・

「あの先輩達だけがおかしいやけやから、他のテニス部は普通やで?」
「ふ〜ん、財前ってテニス上手い?」
「ま〜中学の時は部長だったわ」


・・・・


ブハッ

「アハハッッ!!ないないないっありえないっ!」
「ッ・・・・何やねんっ」
「だってこんな無愛想な人が部長ってありないからっ!」
「お前って結構酷い事言うんやな〜」
「はぁ〜・・・ごめんごめんっ」

それから私達はいろんな話をした
何故か財前の最初の印象がどんどん消えていった・・・・


ガチャ・・・


「うん?」

そして私の部屋のドアが開いた・・・


「絵梨架〜〜??」
「げっ」

何でお父さんが来るのよっ!

「ちゃんとノックしてから入らない?」
「だって笑い声が聞こえたから一人で笑っているのかな〜って・・・・」
「私はそんなにに可哀想な人間に見えるの?」
「あっ君が光君だね!♪」

スルーですか・・・・

「どうも・・・・」
「これから絵梨架をよろしくね。。」
「何よその言い方っいかにも私が結婚する言い方辞めてよっそして何で悲しむっ!!」
「(絵梨架の父ちゃんおもろいわ)」
「うっうっ・・・もしかしたら絵梨架と光君が結婚するかもしれないだろっ」

買b何故に泣く!!??

「ちょっと待って勘違いしなでっ
私達は付き合っていないから、友達として喋っているんだよ!」
「えっ・・・・」

あっ、泣き止んだ

「えっそうなの光君!?」
「えっまぁ〜・・・はい。。」

えっ・・・・っていう意味は友達とは認めた・・・?

「そっかそっかw
付き合う事になったらお父さんに教えるんだぞっ☆」
「うぜぇー消えろッ!」
「酷いよ絵梨架ちゃんッ!!」

それから私は一生懸命クソ親父を部屋から出した


「――・・・・・ハハッ・・・」
「えっ・・・・・・」
「はぁ〜・・・何か久しぶりに笑ったわ〜お前の父ちゃんホンマおもろいでっ」

――・・・・財前ってこんな風に笑う人だっけ?

「さっき言ったのって私は友達と認めたって意味なの?」
「う〜ん、そうなるんちゃう?」

ハテナですか・・・・

「もう遅いし俺はもう寝るわっ」
「う・・・・うん」
「じゃ2回目やけどおやすみっ」
「おやすみ・・・」

っと財前は窓を閉めた
そして一回目が合って財前は舌を少し出しカーテンを閉めた・・・・

「うっ・・・・うざっ」

私もそろそろ寝ようかな・・・
何か財前とたくさん喋って、いろんな財前を急に知りすぎて何だか落ち着かない・・・・

あんな風に笑って
あんなにたくさん喋って

――・・・・私を友達と認めた・・・

何かとっても嬉しいな〜
ちょっとうざい所もあるけど本当はいい奴なんだね・・・
でも優子の方が付き合い長いのに何であんなに仲が悪いのか・・・・
もしかして財前ってあまり自分を見せない性格なのかな?
そうだったら何か可愛いな〜
って私ったら何財前の事ばっかり考えているの!!??
もう寝ようっ!明日は学校で頑張らないといけないんだからっ!

そして明日が嵐の日になるとは私は思わなかった・・・・


To be continued...



-キャラ達の反省会----------


絵梨架「財前って以外に可愛い奴だったんだね〜」

財前「は?何やねんお前・・・・キモイで?」

絵梨架「照れなくていいんだよっ」

財前「別に照れてないわっ」

絵梨架「ってか財前って私の事名前で呼んだよね!」

財前「は?いつ?」

絵梨架「私のお父さんが出て来た時に心で言ってた」

財前「――・・・・お前エスパーかっ」

絵梨架「フフッ★ではではそろそろ終わらせます!」

財前「次回も楽しみにしといてやっ」



-あとがき----------


やっ・・・・やっと・・・終わった!!!!!
今日3つ書くって言ったのにこの小説でずっと悩まされていた><
私何回も間違いがないかチェックするのでかなり長いです^^;;;
打ち間違いとか嫌だからね・・・T_T後2つ書けるかな!?1つは書ける!確実に!!
でも後1つがまだどれ書くかもわからないという^^;;;では今から早速書きますよ><
ではでは^^


2010-6-18





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