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『お疲れ様でしたぁ』

バイトを始めて1週間が経った
生活にも慣れてきて、ここの人達は皆いい人で・・・今の所楽しく江戸を過ごしている

けど、前に会った銀髪の人・・・坂田銀時という人が何故か頭から離れなかった・・・。
心のどこかでまたいつ来るのか楽しみにしている自分がいる。。

――・・・何故だろう。

あの紅い瞳をもう一度見たいと思った・・・


Impossible Love
 -第2章-Again 


『ふぅ〜』

今日もお客さん多くて疲れたなぁ・・・;
早く帰ってお風呂入りたい〜。

「よ〜姉ちゃん」
「一人で何してんだぁ〜??」

!?
天人・・・!
やばい、早く逃げないとっ

「おっと、逃がさないぜ〜」
『っ!?』

やっぱ、江戸でもこんな事あるよね・・・。
どうしよ・・・もうこんなの嫌だよ・・・誰か助けて・・・

もうお終いと思った時、遠くに何かが見えた

――・・・銀色の何かが・・・

『!?ぎっ銀時さん!』
銀時「ん?」

やっぱり!あの銀髪の人は銀時さん!

「やべっ逃げるぞ!」

っと天人達はどこかへと行った

銀時「おいおい、大丈夫か?」
『何とかっ・・・ありがとうですっ』
銀時「ん?俺は何もしてねぇーけどよ・・・」
『いや、そこにいただけでっ』
銀時「・・・てかもう少しで襲われそうになって何でそんなに平気なんだ?」
『――・・・んー、何ででしょうか・・・。』
銀時「・・・ま、無事で良かった」

あ、笑った・・・あの紅い目で私を見ている・・・

――・・・やっぱり、いつ見ても綺麗だ・・・。

銀時「てかよく俺の名前覚えていたなっ」
『!?・・・印象的だったので・・・;』
銀時「なっ!?この天パーでか!?」
『え!?違います!色です!色っ!銀髪の人ってなかなか見ないので・・・』
銀時「あ、そこか」

っと何かホッとした顔をして頭を掻く仕草が何故か可愛く見えた

銀時「・・・えーっと・・・」
『??』
銀時「名前・・・;」
『あ、桜井絵梨架です!』
銀時「そーか;悪ぃな・・・;」
『別に大丈夫ですっ』
銀時「んで絵梨架、さっきも危ない目に遭ったからいちょう家まで送って行くよ」
『え、いいですよ!すぐそこですから!』
銀時「ここは江戸だ、どこにいても危ないぜ?特に夜はな」
『・・・ありがとうございます』
銀時「素直でよろしいー」

・・・何か不思議な人だ。
まだ家に帰りたくないと思うのは何故だろ・・・あぁ、家が遠かったらなぁ〜

銀時さんは私の隣に並んで一緒にゆっくりと私の家へと向かった

銀時「・・・前に会ったあの黒い服を着た茶髪覚えているか?」
『真選組の人ですか?』
銀時「ああ」
『まあいちょう覚えていますが』
銀時「・・・んで、そいつがよ〜、お前の事人間なのか気になっているらしいんだが」
『!?』
銀時「どうなんだ?」
『――・・・人間ですよ、いちょう。』
銀時「・・・」

何故か止まってしまった
銀時さんは私の目の前にいて真っ直ぐ私を見た

・・・もし本当の事を言ったら嫌われるかな?
それだけが不安だった。

でも・・・本当の事を言わなきゃ・・・。

『・・・半分人間です。』
銀時「ふぅん」
『!?びっくりしないんですか!?』
銀時「いやぁ〜俺んとこにも人間みたいな天人いるしな」
『え!?』

いるんだ・・・私達の人種以外にも・・・。

会ってみたいなぁ・・・

銀時「会いたいのか?」
『え!?』
銀時「顔に書いているぞ」

っといたずらっぽく笑う銀時さん

『・・・会ってみたいです///』
銀時「別にいいけどよー、うぜぇよ?」
『全然平気です!』
銀時『ならいっか』
『ありがとうですっ』

嬉しい・・・早く会ってみたい。

銀時「そのかわり・・・」
『え』

っと顔を近付ける銀時さん・・・

銀時「俺と喋る時は敬語なしだ、何か喋りづれぇ」
『う、うん///』
銀時「後、さん付けもダメだからな〜」
『えっ、じゃあ何て呼べば・・・』
銀時「銀さんとか銀ちゃんとか・・・銀時様とか?(ニヤッ」
『銀さんで』
銀時「スルーかよっ」

やっぱ銀時さん・・・銀さんは面白いなぁ〜

『あ』

もう着いちゃった・・・

銀時「ん?」
『あ、ここなのでもう大丈夫です』

ぺシッ

『っ!?』
銀時「敬語で喋る度に罰ゲームででこピンな?」
『っ・・・わかったぁ///』

あれ?私ってMだっけ?///

銀時「んじゃ、またな」
『あ、ありがとうっ』
銀時「おう・・・あ」
「??」

っとまた顔を近付ける銀さん・・・

銀時「お前の目紫って本当か?」
『え!?///』

っとまじまじと見てくる銀さん

『えっ、まぁ・・・うん///』

恥ずかしくて逸らしてしまった・・・

銀時「あんだよ、目合わせるの恥ずかしいのか?」
『っ/// ではおやすみなさいっ銀時さん!』

私は急いで階段へ向かった


銀時「また銀時さんかよ・・・」

っと銀さんが呟いた事は私は知らない・・・


To be continued...



-あとがき----------


うわ〜、時間が欲しい〜〜。
携帯でインターネット使えたら毎日更新してるのに〜><
だから暇な時メールで小説を書いているのです^q^
んでそれをコピーする・・・頭いいでしょ←←
ってか早く進めたいこの話!!!!
もう妄想が止まらんんんんんんんっ
・・・明日からまた学校・・・嫌だ、熱出ろ〜〜〜〜←
んじゃ第3章今から書こうかw笑


2012-1-29





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