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『ここが江戸・・・か』

私はターミナルを見上げ呟いた

まずは住む場所見つけないとっ
お金は1週間分ぐらいあるから大丈夫だと思うけど・・・急いで仕事探そう

『よしっ』

今日からここに住んで生きていかなければならない

――・・・どうか神様見守って下さい。


Impossible Love
 -第1章-新しい人生 


「あっちのアパートなら安いぞ」
『そうですか!ありがとうございます』

やっぱり江戸はすごいなぁ〜
人と天人が本当に多い・・・

ガラッ

「いらっしゃい」
『あの・・・部屋空いていますか?』
「お、ラッキーだね君。一つだけなら空いているぞ」
『えっありがとうございます!』

やったぁ、早速神様が助けてくれた・・・。

私は鍵を貰って早速部屋へと向かった


ガチャ

『ふぅ〜』

今日からここで一人で住むのかぁ

部屋は小さいけど私にとっては十分の大きさだった
もちろん部屋は空っぽ・・・。

『ちょっと寂しいなぁ・・・』

服と下着しか持ってきてないし
いろいろ買わないとなぁ

『よし、まずは仕事探さないとっ』

私は持ってきた荷物を部屋に置いてドアを開けた

『鍵と財布おっけー!』


ガヤガヤ

「いらっしゃい!」
「今日はセールだぞー!」

やっぱ凄いなぁ・・・
この国を選らんで正解だったかも

「お嬢さん、お嬢さん、ここで働かないか?」
『え?あ、いや結構です。。』

うーん、何かスナックとかキャバクラでは働きたくないなぁ
男の人と飲んだり喋るの苦手だし・・・

普通のいい店ないかなぁ

『あっ』

ファミリーレストラン・・・アルバイト募集中って書いている
よし、行ってみよう

チリンチリン

「いらっしゃいませ」
『ぁ、あの〜アルバイト募集中って書いていたので・・・』
「あ!そうぞどうぞ!」

っと女の人はニコニコしながら私を奥へと連れて行った

「お、君ここで働きたいのか?」
『あ、はい!』

店長と思われるおじさんがまじまじ私の顔を見てきた

「こんな可愛い子なら大歓迎だよ!」
『え!いいんですか!?』
「もちろん!」
『あっありがとうございます!』

こんなあっさり決まっていいのか・・・
ま、給料もいいし、アパートからも近いからいいかな

「じゃあ早速明日から働いて貰ってもいいかい?」
『もちろんです!』

本当に今日は運がいいなぁ・・・

神様のおかげだ・・・本当にありがとう。。


私はファミリーレストランから出て買い物へと向かった

明日から仕事始まるし、もうお金の心配はないから必要なものは今日で買っとこ

『えーっと、まずはシャンプーとリンスーと石けんと歯ブラシと・・・』

うーん、結構必要なもの多いなぁ
ブラシとか布団とかも買わないと・・・そして最後のはご飯の材料もっ

てか一人で持ちきれるかな!?
あぁ、そこまで考えてなかった・・・・;


『やば、重い;』

仕方ない、タクシーで帰ろう

私はタクシーに乗ってアパートへ送って貰った


『はぁ〜』

やっと全部片付いた・・・もうヘトヘト。。
てかぁ、お腹空いた

『何か作ろう・・・』

私は買ってきたフライパンを使って野菜炒めを作った

『ん、なかなか美味しい・・・』

初日でこんな生活が出来るとは思わなかった

『――・・・ここでなら楽しく過ごせそう・・・。』

前の星、暮らしが嫌でここに来た
やっぱ人間はすごいなぁ
昔にあんな事があったのにまだこんなに明るく、強い国・・・
まぁ私の国に比べたらそう感じただけだけどね。

『明日から仕事だからもう寝よう』

私は皿を洗ってシャワーを浴びた

『はぁ・・・』

買ってきた布団と毛布を敷いて電気を消した

『おやすみ。。』

それが合図かのように私は静かに寝ていた


次の日・・・

『いらっしゃいませ』

早速仕事を任されてちょっと緊張したけど段々慣れてきた
注文を聞いて、料理を運んで、片付ける
それでけなら私にも出来たから今の所間違えを起こす事なく楽々と出来た

「桜井さん!あっちお願いしますっ」
『あ、はい!』

結構人増えてきたなぁ
1日10時間も動けるかちょっと心配だ;

チリンチリン

『いらっしゃいませ』
「ん?お前新人ですかィ?」
『はい、そうですが・・・』

この格好・・・もしかしてあの警察の真選組かな?

「ふーん」
『えーっと、テーブルはあちらしか空いてないのですが、よろしいでしょうか?』
「別にどこでもいいでさア」

っとスタスタ歩いていった

チリンチリン

またお客さん?テーブル満席だけど・・・

『お客様、申し訳ございませんが・・・』
「ん?」

そこには銀髪の男の人がいた・・・見つめてしまう程綺麗な紅い目の人・・・。

「ん?俺の顔に何か付いているのか?」
『!?っあ、いえ、すいません!』

何やっているんだ私!?

「お、旦那ではないですかィ〜」
「沖田君ではないか〜」

ん?あの警察の人と知り合い?

『えーっとご注文お決まりでしょうか?』
沖田「ハンバーグ」
銀髪「パフェ3つ」
『え、えーっと、かしこまいりました』

パフェ3つって・・・んん??;
ま、いっか
私は厨房へと向かった・・・


沖田「あの女、人間ですかね?」
銀髪「ん?惚れちゃったのか〜?(ニヤニヤ)」
沖田「まぁ美人ではあるんですがねィ・・・何か人間っぽくねーっていうか・・・」
銀髪「俺がアド聞いてあげようか?(ニヤニヤ)」
沖田「旦那ァ・・・斬っていいですかア?」
銀髪「冗談だよっ」


「桜井!これ8番テーブルに運んで」
『はい!』

えーっと、8番ってあの銀髪の人と警察の人がいる・・・

『お待たせしました。ハンバーグとパフェ3つです。』
銀髪「姉さん」
『はい?』
銀髪「お名前聞いてもいいか?」
『え、あー桜井絵梨架ですが・・・?』
銀髪「俺は坂田銀時、よろしくな」
『あ、はい・・・』
沖田「お前人間か?」
『え!?』

やばっ

「おい、桜井!ここお願い!」
『あ、はい!では!』

私は軽くお辞儀をして8番テーブルから離れた


沖田「シカトですかィ」
銀時「振られちゃったねぇ〜(ニヤニヤ)」
沖田「てか旦那ぁ、目の色見ました?」
銀時「ん?」
沖田「紫色でしたでさア」
銀時「へぇ・・・」


その日、私はあの銀髪の人が頭から離れなかった・・・とても綺麗な目だった

――・・・坂田銀時


君に会って私の人生がこんなにも変わるとは思わなかった・・・。


To be continued...



-あとがき----------


銀魂長編始まりました!他の長編は更新せずに何をやっているのか!みたいなw笑←
まあ、銀時の事はまじで大好きなので小説とかはテニスより読んでいるんだよね〜
んで何故か話が浮かんできて・・・書いちゃったというww←おい
そして銀時ってなかなか人を恋愛として好きになりなさそうという・・・
漫画とか読んでいるけど、全然女の人の興味ないし!まあ、女遊びはしていると思うが・・・笑
だからそんな銀時に恋しちゃうっていうww
んで銀時なかなか落ちないよwまったくw全然w←
まあ、更新頑張りますので応援よろしくお願いします!


2012-1-2





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