はぁ〜大嫌いな季節がやってきました。。

「お〜絵梨架っこんな所におったんじゃな」
「あっ仁王」

こいつ、仁王雅治は・・・・・私の好きな人です

「んん〜〜。。だって暑いんだもんっ」
「そうじゃったな〜絵梨架も暑いの苦手やったの〜」
「――・・・・・・・何しに来た・・・」
「酷いぜよ〜俺も暑いからここに来たんじゃっ」

そうこことは屋上、そして影がある裏っかわの所
夏にはおすすめの場所だ

「涼しい〜〜」
「絵梨架、あんまり肌を見せるんじゃなかっ」
「ちょっ!!///見ないでよっ!!///」
「目の前にあるのを見るなとは無理な話ぜよ?」

こっ・・・・・・・この変態がっ・・・・でも好きなんだよね〜。。
はぁ〜心臓バックバクで余計に暑くなったよ


「絵梨架っ!どこにいたんだよぃっ」
「あっ丸井、んーっと屋上にいた〜」

私は仁王並のサボり魔で〜す

「教室なんてクーラーあるのに暑すぎるわっ暑すぎるわっ持ってらんない」
「だからってサボる事はないだろぃっ!?」
「人の事は心配するなっ」
「――・・・・・・・どうせ仁王と一緒にいたかっただけだな・・・・」
「っ!!??//////」

こっ・・・・・このっ!

「黙れデブん太!!!」
「俺はデブじゃねぇーっ!!」

もうっ!誰かに聞かれたらどうすんのよっ
どうせ叶わないんだから別に一緒にいてもいいでしょっ

「絵梨架?」

――・・・・・噂をすれば・・・

「何仁王?」
「またサボるぜよ♪」
「う〜ん別にいいけどっ何で?」

仁王から誘われたのは初めてだった

「理由なんてないぜよっ」
「??変な仁王〜」
「元々変だからええぜよっ」

何自分で言っているのよ〜
っと仁王の隣を歩いてやっぱり実感する・・・・・・・仁王が好きだな私。。


「――・・・・・・」

私と仁王はいつもの所に座ってただ空を眺めていた

「――・・・・・・」

この雰囲気は普通の子だったら気まずいと思うけど私は思わない
何故って?この時間を大切にしたいと思うから味わっているのっ
この恋を今のうちに味わらないとね

「絵梨架は好きなヤツとかおるのか?」
「――・・・・・いたらどうするの?」
「いやただ聞いただけぜよっ」
「そんなあんたはいるの?」
「う〜ん。いたらどうするんじゃ?」
「――・・・・真似するなっ」
「ククッ別に真似はしとらんナリっ」
「あっそ」

何か話が終わった後は何となく気まずい・・・・・
けどそのモヤモヤな気持ちもすぐに消えて、いつの間にか私は寝ていた。。


キーンコーンカーンコーン・・・・・

「うっ・・・・・・・・・うん?」

あれ?今って何時だ?ってか何か以上に暑いのは何故?

「――・・・・・・・っ!?」

にっ仁王!?
っと私は起き上がろうとしたけど仁王が強く抱きしめていたため無理だった・・・・・
って!何で抱きしめているのよっ!?

「ちょっ仁王!///早く起きてっ///」
「っ・・・・・・・ん?」

っ・・・・・・その顔反則・・・・・・・・///

「お〜悪い悪い〜」
「何で抱きしめていたのよっ!暑かったんだけど!?」
「そう怒鳴りなさんなっ俺も抱きついてたとは気付かなかったぜよ」

こっ・・・この嘘吐きがっ

「もう離れてっ暑くて汗がやばいからっ」

っと私は服をパタパタとして仁王から離れた

「そうやって服を動かすとやばいの〜」
「っ!?///この変態がっ!」
「ククッ本当に事じゃから仕方なかっ」

もうっ何なのよ・・・・・

グイッ

「えっ・・・・・!?」

っと後ろには仁王の胸板・・・・・そう丁度仁王の間に私は座っている
そして私はまた抱きしめられていた

「ちょっ!///暑いから離れてっ///」
「俺も暑いぜよ〜」

っとそんな事を言うのに腕が私のお腹へと回ってきた

「って!!この手かじるぞこらぁっ!!」

熱いっ///仁王がこんなに近くにいるから体がどんどん熱くなっていく・・・・熱すぎるっ!///

「絵梨架が好きだから仕方なか」
「いいから離れてっ!///」
「――・・・・・・じゃから俺の彼女になってくれんかの〜?」
「――・・・・・・・へ?」

っと私はさっきまでバタバタしてたけど仁王の言葉を聞いて止まった

「じゃから絵梨架が好きなんじゃよっ」
「え・・・・・・・そう・・・・なんだ・・・・・///」
「顔が赤いぜよw」

っと頬を突っついてくる

「もうっ!熱いから離れてっ!!///」
「返事を聞かせてくれんかの〜?」
「――・・・・・・っわかったわかった!!!好きだから離れて!!///」
「よく出来ましたっw」
「〜〜〜〜〜///」

まっこんな感じで付き合い始めた私達
でも毎日抱きついてくる仁王にはもう勘弁ですっ

今真夏ってわからないのかよっ!?

この暑さにはどうも無理だけど・・・・あの熱さには心臓が持てませんっ

どっちかの『アツサ』だけにしてほしい。。

だから・・・・・・・

早くになれ!!



-あとがき----------


これは葉月様の素敵な企画サイトの『四季折々』に提出しました^^
こんな駄目分だけど載せて貰えると嬉しいです><ww
何か最後おかしかったけど許してね←←
葉月様お誘いありがとうですw
これからも挑戦しに行くからその時はよろしくねw
ではでは^^


2010-5-26





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