財前「謙也さんウザい。」





ツンデレの憂鬱



忍足「狽ヘっ!!?イキナリ何やねん!!」


財前「イキナリやないですわ。ずっと思っとった事っスわ。」


忍足「俺先輩よな?」


財前「後輩の間違えやないですか?」


忍足「泣いてえぇ?」


財前「ご自由に。」



まぁ実際、謙也さんがウザいってワケやない。


ってのはウソになるけど。←


今のイライラは謙也さんが元凶やないっちゅー事や。



白石「何や荒れとるなァ財前?」



ぅわ、面倒くさいの来た…



財前「別に荒れて無いっスわ。」


白石「さよか。

ぁ、そういえばさっき絵梨架が男子に呼び出されよったなぁ〜」


財前「………」


白石「先週も確か呼び出されよったわ。なァ財前?」


財前「何が言いたいんスか?」


忍足「ぇ!!?もしかして光って絵梨架の事好kバキッ買Kフゥッ!!!」



謙也の頬を思いクソ殴る財前。


謙也は事実を言おうとしただけなのになぁ〜w



忍足「痛いわッ!!」


財前「ちょっと黙っとって下さい。」


忍足「秤スやtドゴッ買Kハッ!!!」


財前「黙っとけ言うたのが分からんへんのですか?」



おー怖っ


まぁそんだけ熱いって事なんかな♪w



白石「後輩の恋路邪魔するのは趣味やないからな、まぁ頑張り。ちなみに今日のオヤツはたこやきやで〜」


財前「狽ヘ!!?昨日、明日のオヤツはぜんざいや言うたやないですか!!」



ぶちょーは俺の言葉を無視して、部室に入って行った。


ったく、何やねん。


ほんまムカつくわ…


さっき俺に殴られた腹を抱える謙也さんにも。


ニヤニヤしとるぶちょーの顔にも。


絵梨架が他の男子から告白される事にも…―




*****次の日





『あっ光!!おはよう!!』


財前「―ぁあ。」



俺が教室に入ると、コッチまで来て挨拶をしてくる絵梨架。


人を近付かせんオーラを出す俺に、毎日こうやって挨拶をしてきたりするのは絵梨架だけ。


媚びとる笑みではないく、いつも無邪気な笑顔を向けてくれる。


その笑顔を他人に見せたくないという独占力。


いつになったら俺のモノになる?


そんな事を考えながら、席に着く。


それからちょっとすると、担任が来て出席を取って行く。


隣の席は絵梨架。


バレん様にジッと見つめた。



『…何?』



速攻バレた。


俺も駄目やな。



財前「…ぃや。」


『ぁ、そう?』


財前「そういやァ昨日の告白はどうしたん?」



ふと思い出して、何となく聞いてみた。


と言うより、勝手に口が開いた。



『ぇ… な、何でソレを…』


財前「絶頂ぶちょーが言いよった。」


『あー..白石先輩?』


財前「で、OKしたん?」



俺が望む答えはNO。


誰にも渡したくない。



『…OK.. してへんよ。』



胸を撫で下ろす俺。


俺にもチャンスあるって事や。



財前「何で彼氏作らんの?」


『何でやろうな?』


財前「ハッ何やねん、ソレ。」


『 なっ..鼻で笑わんでもえぇやろ!!』



必死になる絵梨架。


…ホンマおもろいわ、コイツ。



『ちゅーか、そう言う光も作ってないやん。』


財前「せやなぁ。」


『何がせやなぁ、やねん。クール気取ってからに。』


財前「気取ってへんわ。根っからのクールやからな。」



そんな話をしていると、いつの間にか朝のHRが終了していた。


既に担任は教室から姿を消している。






『―あぁもうッ

何でそないにスカした顔してん!!』


財前「何キレとんねん、カルシウム足りてへんのとちゃう?」


『ムカつくわーッ余裕持ちスギっちゅーねん!!』


財前「……」


『な、何やねん。イキナリ黙って…』


財前「……余裕とか持ってへんわ。」


『ぇ?』


財前「余裕とか持ってへん言うてんねん。」


『光…?』



余裕とか持てるワケないやん。


好きな奴の前で余裕とか持てるか?


いつもは俺だって余裕持ってん。


せやけど、絵梨架の前やったら余裕とか持つ事出来へん。


オモテでは余裕な顔しとるけど、内心余裕とか無いねん。


そんだけ俺は絵梨架が好きなんやっちゅー事か…



財前「…?

何驚いた顔してん。」


『…ぇっあ、いや……////』


財前「何で顔赤くしとんねん。」


『ぁー、いやっその…///』


財前「?」



周りを見てみればコッチをチラ見しとる奴、中には絶叫しよる奴も居る。


…俺なんかしたか?



『今、言ったのマジなん…?///』


財前「今言ったって、何を…?」


『お、覚えてへんのならえぇよ!//』


財前「はぁ?」


『そ、そうよな…光が私好きとかありえへんもんな…』


財前「え?」



ちょ、何やこの空気。


監督がオヤジギャグ言ったみたいな空気なってんけど…


夏なのに寒いってどういうこっちゃ?


つか…


絵梨架今何言うた!!?((遅


俺が絵梨架好きとかありえへんもんな、っち言うたよな!!?


つー事は………


………うそやろ?


ぇ、さっきの心の声のつもりやってんけど。


声に出しとった?



『き、気にせんでえぇから!』


財前「絵梨架ッ!!!」



走って教室を出て行こうとする絵梨架を呼び止め様とするが、絵梨架は無視して教室を飛び出した。


何故か追う俺。


… ホンマ、何してんやろ。


つか、どんな青春ストーリーやねん!!!


あーっもーっワケが分からん!!!


しかも、何で俺こないに全力に走っとん!!?


部活の走りこみでも、こない全力で走った事あらへんのやけど!!!



『何で追いかけてくんねん!!!』


財前「知らんわ!!!」



自分でも分からへんねん!!!



『止まりぃ!!私が追いつかれるやろ!!!』


財前「俺が止まったら絵梨架を捕まえれんやろ!!!」



ホンマにワケが分からん!!


何で俺は絵梨架を追いかけてんやろ?



『っ..限界!』


財前「よっしゃ!」


『とでも言うと思ったか!!!』


財前「何y「何やねんソレ!!!!」伯ェ也さん!!?」



何でこの人がこないな所に居んねん!!!



忍足「何や鬼ゴッコか?絵梨架を捕まえるんやな?よっしゃ俺に任せとkガツッボテーン!!!



俺はKYの代名詞,謙也さんを足で引っ掛けコケさせた。



財前「絵梨架待ちぃ!!!」


『しつこいねん!!!』


財前「お前が止まらんけやろ!!!」


『っ!』


財前「言っとくけどなァ!!!」


『何やねん!!!』


財前「さっきのウソやないからな!!」


『…!//』


財前「せっやっかっらッ!!!」


『狽」わ!!』



俺は勢い良く絵梨架の腕を引っ張った。



財前「ちゃんと答え聞かせぇ!!!」


『!!!///』


財前「YesorNo?」


『光っ…』



抱きついてくる絵梨架。



財前「で、どっちなん?」


『っ、Yesに決まっとるやろ!!!』



力を込める絵梨架。


俺も応える様に力を込めた。



白石「ヒューヒュー♪」


千歳「めでたかね〜新カップルの誕生ばい。」


財前「!!?何でぶちょー達が…」


一氏「やってココ3年の校舎やし?」


金色「いやぁん、妬いちゃうわぁvV」


一氏「浮気かッ死なすど!!」


財前「3年の校舎って…絵梨架どんだけ走らせんねん!!」


『私のせいにすなーッ!!!』





-End-




=あとがき=


光のキャラが分からない!!!

しかも何だ、この純愛。

書いてて恥ずかしかったぞ!

それに下ネタが無い!!!←←

何と言うことだ…

絵梨架…長い間待たせてごめん><

こんなんでもおkなら貰って下さい!!!





記念日:2010.02/13
捧日:2010.03/16




管理人‐絵梨架から

葉月サーーーーーーーーーーーま!!!!wwwwww
やばいっす!!!!!!><もう本当にありがとーーーーーう!!!!!!!!!
ぜんざい萌え〜〜〜〜〜〜〜wwwやっぱりすごいっすね!!!><vV
何であんなに萌え萌えに書けるの!!??やっぱりすごいっすよ葉月は〜www
うんうん><本当にありがとうね☆☆★★大好きだz((((殴蹴
私も頑張って書くから待ってて!!!><遅くなってごめんよT_T
では本当にありがとうございました!!


2010-3-16





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