「財前って好きな奴おるん?」

「はぁ‥?」



同じクラスの男子が聞いてきた

今頭痛いんや

話しかけんでほしい

女子は悲鳴上げとるし

ホンマ頭に響く



「いたらどないなるん?」

「いやぁ、お前モテるやん」

「知らんわ。俺ダルいから帰る」

「あ、スマンかったな」

「別に。じゃ-な」

「おん!」



好きな奴?

俺も男子や

そんくらいおる



チラッ



俺は好きな奴‥

本を手にしている絵梨架を、軽くみた



パチッ



『‥』



目が合ったな‥

嬉しいわ

俺は黙って教室を出た

職員室に行き、連絡をいれ早退した






〜財前宅



ピピッ



家には誰も居らんかった

やっぱりダルかったから、熱を計ってみた

体温計を出したら



「37度8分‥?ふざけんなや‥」


俺平均体温35℃やで?

普段より2、8℃も高いとか‥

しかも

身体がだるくて、動かなくなってきおった

寝よう‥



バサッ



部屋着的なのを着て、ベッドに入った

誰か、来てくれんかな‥?

だるい

頭痛い

ホンマ‥ムカつく‥



〜放課後



「絵梨架ちゅゎぁん」

『渡邊先生‥。なんですか?』

「財前早退したんゎ知っとるな?」

『まぁ‥』

「これ部活の大切なプリントなん。家近いやろ?届けてくれへんか?」

『わかりました』

「おおきに。よろしくなぁ!」

『さよならぁ』



オサムちゃんが遠くになる



(ぅわ‥緊張するわ‥!!)



〜財前宅前



(なんで好きな人にプリントとか‥。バクバクしてきおった。あぁでも渡さなきゃやし‥よっし!!)



ぴん、ぽ-ん‥



『‥‥寝とる、かな?』



ガチャ



「誰、や‥?」

ビクッ『光?!う、うち!絵梨架!!』



絵梨架‥??

うわ-、嬉しいわ‥



「入り」

『‥ええの?』

「誰もおらん。寂しいんや‥」

かぁっ『お、おん‥//』

(素直‥。塚光、顔真っ赤‥。熱あるな‥)

『お邪魔しま〜す』






〜財前の部屋



『熱計った?』

「37度8分‥」

『ちょ‥ そんなに熱‥。一式持ってくるから寝とって?使ってぇえか?』

「ん‥」



不思議やな

絵梨架がおると落ち着く



『とりあえず水と薬飲んで。その後身体拭くわ。そしたら寝て。プリントココ置いておくから。寝てる間にお粥作っとくわ』

「スマン‥」

『ええから。はい』



ゴクン、ゴクンッ



『拭いてあげるから、上脱いで』

「ん‥」



ひやぁ‥



冷た‥

気持ちええ-



今なら、言えるわ‥



ぼぁ「絵梨架‥」

『どした?具合悪くなったんか?』



ぎゅう‥



『??!///』

(ひ、光が‥後ろから抱き付いてるっ‥?!)


「好きや」


『ぇ‥?』

「ずっと、好きやったんや。大好きや」



耳元で、熱く低い声で絵梨架に言う



『ホンマに‥?///』

「おん‥。返事‥」



落ち着く‥

俺絵梨架のこと、ホンマ大好きなんや



『ウチも‥光好き///』

ニッ「‥おおきに‥」



よかった

安心した‥

なんや眠いわ‥



「ス-‥。ス-‥。ス-‥」

『ひ、かる‥?寝たん‥?』

「‥ス-‥。ス-‥」



財前に違う服を着せ、布団をかけた

そしてお粥を作りに、台所へ向かった






〜次の日



『あ、お早う光』

「‥はょ-さん‥」

『もう熱大丈夫なん?』

「ん‥。昨日は、おおきに」

『いやウチこそ。光の彼女んなれて嬉しいわ』



あ、せや。



グィッ


ちゅっ



『ふっ‥?//』



パッ



『な‥// どないしたん?‥///』



可愛ぇえ顔‥



「いや‥。風邪、うつらんかな-って」

『うち風邪引かんもん!んっ‥?‥は‥、くしゅんっ‥!』

ニヤ「‥‥」



うつって当然やろ

あんだけ長い間、俺ん部屋いたんやから



『あ-、光?ウチ早退なんかせぇへんから』

「駄目そうなら早退させたるわ」

『風邪やな、い‥って‥くしゅんっ』



ま、しゃ-ないわな



サ- 『‥‥』

「今日は俺が世話せなあかんな」



さて、昨日のお返しや

何からしよかなぁ‥?

絵梨架?





.END


管理人−絵梨架から

まいさん!!!!!!!ありがとうございます><
もう鼻血が鼻血が・・・・・・・・ティッシュが足りませんぬ^^;;;;
こんな素敵な夢ありがとうございます><
私のホムペに置けるのが嬉しく嬉しくて・・・・・・やべっまた鼻血が・・・・・財前最高っ><ww
ではでは本当にありがとうございました^^


2010-4-2





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