「あぁ〜何であんな人好きになったのか。。」
「桜井が悩んでいる確率89%・・・・」

?・・・・誰っすか今の?

「って!柳ーーーー!!!!!!??????」
「何でびっくりするのだ?」
「いや・・・・別にただ急に変な確率言われたから。。」

ふぅ〜怖い怖い。。
私は何故か知らないけどこの人の事が好きになっていたんだ・・・・・・・柳蓮二ね。。

何か確率確率って前はうざいとは思っていたけどいつの間にか好きになっていた。。
顔とか性格とか声とか全部がスラ〜ってしていて・・・・私和風系の男子好きなんだよねww
なんか和風の人ってセクs「桜井が妄想している確率95%」

「ってーーーー!!なんでさっきより上がっているの?」
「いや俺以外が見てもわかると思うが・・・・顔がニヤケけていた」
「そっそう!?妄想して・・・ない・・・よ?ってそんな情報ノートに書くなーーー!!!」

はぁ〜。。私の毎日はこれです・・・
何故か知らないけど柳はいろんな私のデータを取っている・・・

「フッ・・・俺のためにもいろいろと桜井の情報が必要だからな」

っと柳は少し目を開けて優しく微笑んでいる。。
やばい!これだよっ!!私がさっき話していたのはっ!!

なんか柳って風みたい・・・全部がスラーっとしているし。。
やっぱり彼女も和風系の人がお似合いだよね・・・
私なんかうるさい女子と男子から言われているし・・・・全然冷静さがないし、和風とは程遠い・・・


「桜井じゃないか?」

うわお!!この声は魔王様ですわ!!??

「魔王とは失礼じゃないか(黒笑)」
「えっ!私声に出していた!!??」
「いや★(ニコッ)」

お・・・恐ろしい!!さすがテニス部の部長ーーーー!!

「それ褒め言葉として貰っとくよ(微笑」
「!?ど・・・・どうぞ!どうぞ!勝手に貰っといて下さいよ!!」
「フフッありがとう☆でね話があるんだけど・・・・桜井の好きな人って誰?」

はっ?何言っちゃているのこいつ?

「って!ええええ!!!???いやそれは・・・それは教えられないです。。」
「ふ〜ん度胸あるじゃん・・・・早く教えてよ★ってかさっさと言え★」

えーーーー!!??何この魔王様!!??言えってもう命令形じゃん!!!!
いや・・・・あまり教えたくないんだよね。。一緒の部員だし・・・・そして怖い!!;;

「テニス部の中にいるんだね☆」

はっ!しまった!!こいつ心読めるの忘れてたーーーーーー!!!!!!!

「フフッ♪名前はいつか教えて貰うけど今はこれだけで十分だよ・・・・じゃ今度ね☆」


・・・・


あいつ笑ったらカッコいいのに・・・あの腹黒い所がなかったらなぁ。。
まっテニス部ってのはバレたけど、これでもマシな方だとは思うんだけどね〜
あのまま幸村が喋っていたら悪夢を見るとこだったよ。。
はぁ〜・・・・想像しただけで鳥肌が立つッ!


今日の夜は何か嫌な夢を見そう。。

「お!桜井じゃん☆」
「何じゃ?顔色悪いぜよ?」

まーーーたテニス部かッーーーーー!!!???

「何か用ですか?」
「まーまーそうなカッカするなよぃ!」
「そうじゃよほれガムあげるぜよ♪」
「あ!いいの?ありがとう☆」

なんか気分が悪い時は甘い物を食べたら落ち着くんだよねww

「うん?これどっかで見た事あるような・・・」
「って!それ俺のガムーーーーー!!!」
「うっさいのぉ〜お前さんは食べすぎじゃからええじゃろ!」
「嫌だーーーーー!!!」

パクッ

「あっ!」
「うん、おいしい♪」

私はガムを口の中に入れた・・・グリーンアップルの味が口の中で広がる・・・

「それ最後の1つだったんだぞ!!部活の時のがねーじゃねーかよぃ!!!」
「別にええじゃろうダイエットじゃダイエットww」
「うぜー。。」

私は二人の話を聞きながらガムを噛んでいた

「桜井ってグリーンアップル好きなのか?」

っと仁王が私に言った。。

「う〜ん、好きだけど・・・どっちかって言うとイチゴが一番好きかなww」
「ほ〜そうか・・・」
「あっやっぱりグリーンアップルかな?いや、でもあれもおいしいからな・・・・」
「・・・・;;どっち何じゃ?;;」
「今の一番はやっぱりイチゴですぅ〜w」
「そっか・・・・」

何か仁王の顔が怪しいのは気のせいですか?

「もう少しで授業始まるね・・・・あっブン太!いつかガム買ってあげるからねww」
「あったりめーだ」

私は教室へと向かった


授業中はほとんど上の空だった・・・・・柳の好きな人って誰だろうか?
柳とは三年間同じクラスで今は私より結構前の席に座っている・・・・・ちゃんと勉強しているね〜
はぁ〜・・・誰か協力してくれる人欲しいな・・・


・・・・


テニス部は嫌だ・・・・

「誰が嫌だって?」

げっ!!??
そこにはニコニコしながら私を見下ろしてくる魔お・・・・じゃなくて幸村がいた

「あれ?もう授業終わったの?」

教室では授業が終わった様子でみんな席から離れてどこかへ行っている・・・

「ふ〜んちゃんと授業受けてなかったんだね(ニコッ)」

その微笑みはやめてーッ

「いや〜・・・・ちょっと考え事をしていた」
「考え事って?」

ギクッ!・・・・・鋭い・・・

「いや〜別に大した事じゃないし。。」
「大した事じゃないんなら言ってもいいだろ?★」

何コイツ!?まじ怖いんですけど・・・・;;

「ま〜今言わなくてもいいから・・・明日の夜7時に部室に来ないかな?
ちょっと見せたい物があって。。」

うん?

「見せたい物?何それ?」
「明日のお楽しみ☆じゃまた明日ね♪」

魔お・・・・じゃなくて幸村はニコニコしながら教室を出て行った。。

「見せたい物ってなんかね?」


そして土曜日。。
今日の夜7時にテニス部の部室に行かないといけない・・・・これってデート?
ないないないない!!!!私なんかが幸村と!!??
それに私はもうほかに好きな人がいるし。。
でもただ見せたい物でしょう??なら大丈夫だよね・・・・・たぶん。。


夜7時になった。。

私はラフな格好をして家を出た
お母さんとお父さんの最後の言葉が気になったけど・・・・

『絵梨架!!あんたどこ行くの!?今日何の日かわかっているでしょう!!??』
っとお母さん

『まあまあ〜あれだよあれ・・・』
っとお父さん

あれってなんだよ!!??

『あ〜あれね。。』

っとニタニタした顔で私を見届けたお母さんの顔を思い出す・・・・

「あれって何だよ!!」


そして私は今部室の前にいる。。
でも幸村はまだ来てないのか部室の電気が点いてない・・・・

「少し待っとくか。。」

外は寒い・・・・いや・・・・以上に寒い!!
そりゃ普通でしょう!真冬の外で待ってるなんて!!・・・・もう少し服着れば良かった。。


ギィー・・・・

っっ!!!!!?????・・・・・お化け!!!???


・・・・


そこには部室のドアが風で少し開いただけ。。

「なんだびっくりした・・・・うん?何で鍵開いているの?」

私はゆっくり部室の中を覗いた・・・


覗いてみると・・・・なんとですね・・・・そこには天使がっ!!・・・・じゃなくて柳がいた。。

「ちょっ!柳なんでこんな所にいの!!??」
「うん?桜井か?お前こそなんでこんな所にいるのだ・・・・」

柳はいつも通りの冷静さで私に問う。。

「いや〜ちょっとね。。」

幸村と待ち合わせしてるって言いたくないし・・・・

「桜井、お前今日が何の日かわからないだろう?
ま〜わからない確率は75%だがな・・・・」

えっ!何!?あの馬鹿両親から何なのいったい!!??
今日は何の日って言われても。。


・・・・


まだバレンタインデーでもないし。。

あっ!!そうか!!!

「私の誕生日だ・・・・すっかり忘れていた!」
「最近悩んでいたから忘れてると思ったんだ・・・これプレゼントな。。」

え!?柳からプレゼント!!??

「今日は寒いし風も結構強かったからな。。」

包みの中にはマフラーがあった・・・

「うわあ〜この生地暖かいwwありがとうね☆」
「喜んで貰えて良かったよ・・・・ケーキもあるぞ。。」

えっ!!ケーキまで!!??

・・・・・うわあーケーキだwwどんなのかなww


・・・・


これっ

『ずっと1年生の頃から好きでした、俺と付き合わないか?』

っとケーキに丁寧に書かれていた。。

えっ・・・・何これ?これ柳が書いたんだよね?

「残念だがイチゴの入っているケーキはなかったんだ、だから俺が作ったので大丈夫か?
それとこの返事は・・・・・「私も柳の事が好きだよ!」・・・・・!?」

柳は目を開けて少しびっくりした様子で私を見ていた。。

「悩んでいたのは全部柳の事でだよっ
なんか私と柳って全然似合わないじゃない?・・・・だから諦めようと思ったんだ。。
でも柳がこんな事言ってくれたから嬉しい!!」

柳はびっくりしていた顔からいままでで一番ではないかと思うぐらい優しく微笑んだ

「そうか・・・・それは良かった」

私は柳と一緒にケーキを食べらがらいろんな話をした。。


「なんでイチゴが好きってわかったの?私毎回好きな食べ物変わるから。。」
「そうだな・・・・なんであんなに好きな食べ物が変わるのか俺でもわからなかったよ
・・・・・仁王達との会話覚えてないのか?」

会話?

あっ!あのガム事件でだーーー!!(どんな事件?)

「あれか・・・・でももし私が昨日に好きな食べ物を変えてたらどうしてたの?」
「それは・・・・最初に好きだったりんごにしていたかな・・・・」
「りんごケーキってあるの?」
「フッ・・・なかったら俺が作っていただろうな・・・・」
「へ〜柳が作ったの食べてみたいなw」
「そろそろ幸村達が来るだろう。。」
「幸村?」


ガチャッ

「柳楽しんでいるか?(ニコッ)」

魔王参上ってか・・・・

「やっとくっ付いたんかよぃ」

そこにはほかのテニス部がぞくぞくと入ってきた

「ちょっ!何で皆いるの?」
「そりゃもちろんプレゼントを渡しに来たんだよ☆」
「えっ!そうなの!?ありがとう☆」
「っで!柳はデータ通り出来たのかよぃ?」

ブン太は私のイチゴケーキを食べながら言った・・・・

ってデータ!!!!????どういう事!!!???

「まーな・・・・
桜井は誕生日っていう事はデータ通り忘れてた。そして好きな食べ物は仁王がうまく会話の中で桜井から聞いた。そして最近悩んでいた事は幸村の情報でわかった、テニス部の中に好きな人がいるという事は・・・・俺の事が好きな可能性は74%だった。テニス部の中でも一番高かったからな・・・理由は桜井の反応だ。俺が喋りかけた時、桜井は俺の事をびっくりすると言っていた・・・・だがほかのテニス部のメンバーだとびっくりはせず俺と比べては冷静に反応する。このデータで俺だけとの反応が違うという事は俺の事が好きな確率は90%に上がった。そしてこの日の計画では桜井が幸村を待っている時に、ドアが開いているかは確認しない・・・・これは昔からの桜井の癖だ。この計画を部室でやろうと決めたのは今日は結構風が強いと聞いたから一番風が当たる所を選んだ。計算ではテニス部の部室が一番風が吹くとわかった。そしてその風のおかげで少しドアが開いた。そして桜井が覗く確率98%、これも昔からの癖だ。そしてこの寒い場所でずっと幸村を待っていた桜井は薄着で来ていたためマフラーをプレゼントしようと思った。昔から桜井は計画性がないという事はわかっていた。だから薄着で来るとわかった・・・・なぁ〜桜井?」

私はずっと口をポカーンと開けて柳の変なデータを聞いていた。。
って何で薄着で来るってわかった!!!???

「ストーカーだからだよ☆」

っと幸村は私だけに聞こえるように言った・・・・って、まじっすか!!

「まっこれからよろしくな、絵梨架」

柳は私の大好きなあの微笑みで私の名前を言った・・・

「こちらこそよろしく///」

愛と確率で結ばれた私達。。


Probability Love



-あとがき----------


えーっと雄さんからのリクで蓮二夢ですww
いやーこれはかなり長く書いてしまった;
それももうなんかグタグタ^^;・・・・雄さんすいません!!!!土下座します!!!!←←
こんなへぼの小説ですけど受け取ってください!!!!
では感想&リクお待ちしておりますww


2009-12-29





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