−1/10−




『おいおい・・・嘘でしょう?』


Sweet Love
 -第1章-入学式 


え〜っと・・・
今日は立海大附属高校の入学式で盛り上がっている桜井絵梨架で〜す
ま〜そこまで盛り上がってないけど。。

うん?なんでって?
普通の夢小説だったら今頃校門の前で盛り上がっているでしょう?

でもさ〜今は友達の家にいるわけ、その子の名前は山城優子なんだ〜
まっ幼馴染みたいなもんよっ

それで優子が昨日。。

「絵梨架!入学式の日は一緒に学校行こう!!」

って言ってさ〜
ま〜結構家近いしいいかなと思って優子の家に来たわけ。。
それで優子のお母さんが私を家に入れてくれて今はお茶を啜って時計を見て最初の一言です。。

『おいおい・・・嘘でしょう?』

そう、あいつ寝坊してるんだよ!

バンッッ!!

音のした方を見てみるとドアを思いっきり押した後の姿勢で優子が私を見ていた

『遅いよ〜』
優子「ごめ〜ん・・・寝坊しちゃったっ」

優子は苦笑いをしながらボサボサになってる髪をくしで解いていた
まったく・・・・反省してるのか。。

「ごめんなさいね〜いつもいつも。。
こんな子だけどこれからもよろしくね絵梨架ちゃん!」

っと優子のお母さんが私に言った

『はい、こちらこそよろしくお願いします。』

なんでこんなにしっかりしたお母さんなのに・・・優子は。。

優子「お〜い!絵梨架置いて行くよ!!」

っとさっきまでボサボサだった髪が綺麗な茶色のカールになった優子がいた

『誰のせいだよ。。』
優子「ごめんなさ〜い☆」

はぁ〜・・・・・まっ、いっか

私達は優子のお母さんに見送られながら学校へ向かった。。


立海大附属高校の校門前

『でかいね〜。。』
優子「おお〜!!やっぱりすごいな〜♪♪この学校に入って良かった〜☆
ではではカッコいい男子はど〜こだっ!!??ww」

っと優子は背伸びをしながら辺りを見渡す
まっ学校は少し走って来たから間に合ったけど。。
ていうか〜この学校写真でも見たけど・・・生で見ると迫力あるな〜
さすがマンモス高。。

その後は優子がカッコいい男子を見つけてははしゃいで・・・
別にカッコいいとは思わなかったけど。。


私と優子は東京から来た。。
うん?なんで一緒に来ているかって?
それは。。。


――・・・・半年前
ある中学校の教室で。。

『私さ〜親の都合で神奈川に引っ越すんだ〜』


・・・・


優子「ええええっっっっっ!!!???
ちょっと待てっ!!はっ!?何でそうなる!!??」

あ〜うっさいな・・・
優子は私の腕を掴んで顔を近づけてくる。。

『ちょっと待て!!高校からあっちに行くつもりだから!!後半年はあるから大丈夫!!!』

私は優子から離れるため優子の腕を振り落とした

優子「大丈夫じゃないから!!!私は絵梨架の友達でしょう!!??」

へ?

『だから何よ?友達でしょうって言われても困るんですけど。。
会おうと思ったらいつでも会えるじゃん!!』
優子「私の絵梨架が誰かに取られたらいやだもん!!!!」

何恋人みたいな感じで話してるんだよこいつ。。

『はあ〜。。』

もうため息付く事しか出来ない・・・

優子「う〜ん。。。わかった!!」

ん?やっと納得した?

優子「私もその高校に行く!!!」


・・・・


『へっ?』

私は少し間抜けた声で言った・・・

『ちょっ優子!あんたには無理だから!!』

ちょっと待てっこいつ頭悪いんだよ!
無理だよ。。
私は内心や席次や部活などで結構いい成績残しているから自身はある
先生からも大丈夫だろ〜っと言われたし。。
でも優子は。。

優子「まじ!!どこの高校なの!!??」
『・・・・立海大附属高校。。。』


・・・・


優子「まじでーーーーーーー!!!???」

ふぅ〜
これで諦めるだr「行くーーー!!!ww」


・・・・


はっ!!??

『ちょっと待て!!!!!!
あんたそこの高校のレベルわかるのか!!!???』
優子「もちろん♪前まであの高校に行きたかったんだwww
あっちには全国レベルでカッコいい男子テニス部がいるって聞いたから!!
でも頭悪いし諦めてたけど。。絵梨架も行くから行くwwこれで一石二鳥になる☆」

っと優子はピョンピョン跳ねながら言う。。

『はぁ〜最悪。。別に男子とかどうでもいいし。。』
優子「絵梨架はいつもそれだよね〜。。早くいい人みつけて彼氏作れ!!」

っと優子は私の背中を叩く

男子とかどうでもいいし〜まず嫌いだから。。
それで好きになれって?無理無理。。
なんでって?もちろんうざいからっ


優子「絵梨架〜ここ教えて〜!!」

ほ〜ら来た・・・

『あんたさ〜こんなの先生の話聞いていたら普通分かるよ?』

っと私は優子のプリントを見ながら言った。。

優子「先生の話を聞いても分からないから絵梨架に聞いているの!!!」

っと優子は頬を膨らませながら私に言う・・・

『じゃ〜優子は普通以下って意味ねっ』
優子「あ〜もう何でもいいから教えて!!絵梨架の教え方は先生より分かりやすいしいいの!!
っで!絵梨架と一緒の学校に行くの!!!」
『はいはい・・・分かったから落ち着け。。じゃまずは基本からな・・・・』

本当は結構嬉しかった・・・
優子が私と一緒の高校に行くっと言ってくれて。。

優子「後出来ればカッコいい男子テニス部の彼氏もゲットしたいな☆」

おいっ結局それ目的だろ!?


まっ優子は無事合格したけど。。
まじ疲れたよ・・・優子に勉強を教えるのは。。
っであの時はうざかったな


優子「キャーーー!!!絵梨架!!!合格したよ!!!!」
『はいはいおめでとうっ!うるさいから黙れ!!』

私もいちょう合格した

優子「絵梨架ありがとうね☆もう絵梨架大好き!!!」
『わかったからあんまりくっ付くなッ!』

その日はほとんどずっと優子に抱きつかれながらいた
でも友達がいると安心するし良かったかな。。


っで入学式は無事終了し今からクラス表を見に行く途中

優子「ああ〜テニス部見れなかった。。」
『そりゃ普通でしょ〜こんなにたくさんいるんだから・・・』

私は興味なかったので適当に流した

優子「一人でもいいから一緒のクラスになれたらいいな〜ww」
『・・・・』

もう返事するのがめんどくさかったから黙っていた

優子「絵梨架〜もしかして嫉妬した〜??」

っと優子はニヤニヤしながら私に近づいてくる

『別に〜逆に清々するよ〜うるさいのがいなくて〜』
優子「もうっ素直じゃないんだから!!」
『そうですよ〜。。』

でも心の中では一緒のクラスになりますようにと願う私がいた。。


優子「げっ全然見えない!!!」

優子は背伸びしながら私にもたれる

『う〜ん。。少し見えるかな・・・』

私も少し背伸びをして見てみたけど上の方しか見えない・・・・

優子「絵梨架の名前あった?」
『わからない・・・』
優子「はあ〜少し皆がいなくなるの待つか〜。。」

優子にしては珍しく大人しく待っていた・・・・

『ちゃんと待てるんだね。。』
優子「子供扱いするな!!」

私は少し優子に笑顔を向けた。。

優子「やっぱり絵梨架の笑顔は好きだわ〜ww」

っと優子は私に抱きついてきた・・・・

『はいはいっわかったから離れろ!』


「キャーーーー!!!」

うん?何が起きた??

「見て見て!丸井君と仁王君よっ!!ww」

っと知らない女子達が黄色い歓声を上げながら誰かの名前を言った・・・

優子「もしかしてテニス部っ!!!???」

あちゃ〜優子も移った。。

私は皆の視線を見てみたら赤い髪の人と銀髪の人がいた。。

優子「うひゃ〜〜wwやっと会えたよ!!!」
『はっ!?優子わかるの??』

私は驚いて優子の顔を見た

優子「そりゃもちろん!あの人達わからないのがおかしい方だよっ!!!」
『へえ〜。。』

ま〜顔は整ってるし・・・でも銀髪の人目付き悪っ
私も人に言えないけど。。

「何を見てるんじゃ?」

っとさっきまではあっちにいたはずの銀髪野郎が今は私の目の前にいた。。

『別に・・・・』

私はそれだけ言うとさっきまでたくさんの人がいたクラス表の前に行って自分の名前を探した。。

「お前さんの名前もしかして桜井絵梨架か?」

はっ?なんでこいつ知っているわけ?

『そうだけど何か?』
仁王「それなら俺と一緒じゃよ、俺の名前は仁王雅治じゃっ好きなように呼んでよか
1年C組でそれもパートナーじゃけ、これからよろしくな」

っとそいつ仁王っていうヤツが笑って自己紹介してきた・・・・

『・・・よろしく。。』

意味わからん・・・なんで私に喋ってくるわけ?
前にも言ったけど男子はうざいっ


でもあなたに会ったせいでこんなにも人生が変わるとは思わなかった
これから何が起きるかも知らない私はスタスタとあいつから遠ざかった


仁王「ククッ・・・これから面白くなるの〜」

っと一人で笑うあの仁王ってヤツがいた事も知らずに。。



-おまけ----------


『って、優子はどこ行った?』

っと私は大きな声でキョロキョロしながら探してみたけど周りを見てもそこは学校とは思えない人のゴミ。。

『ま〜いっか・・・』


その時の優子は。。。

優子「あっ・・・あの!!私山城優子と言います!!丸井さんに会えて本当に嬉しいです!!」
丸井「んあ?お前もしかして俺と一緒のクラスでパートナーの山城か?」
優子「はいっそうです!!これからよろしくお願いします!!ww」
丸井「こちらこそシクヨロ☆」

うひゃーーーー!!あの丸井君と同じクラスだよっ!?それもパートナー!!
めちゃくちゃ嬉しいんですけど!!!!

あっなんか忘れてるような・・・まいっか!!
これから楽しい学校生活の始まりだーーーーーー♪♪


To be continued...



-あとがき----------


始めまして、絵梨架と申します!
初夢小説ですけど・・・ダメですねT_T本当に皆様に謝る事しか出来ません。。
この長編夢でやって欲しい出来事やキャラクターにやって欲しい事があったらメールでどんどん送って下さい!!
内容が浮かばない時に使いたいと思いますので。。
それではここまで読んで下さってありがとうございます!リクエストや感想お待ちしております!


2009-12-10





−1/10−

←Back Next



TOP Main Tennis Long




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -