泣きながら必死に笑おうとする君を見たとき僕の我慢は飛び跳ねてしまったよ
最初で最後の大告白
賛美されたい願望
「気に食わない」という感情が「恋」にいつのまにか変化したんだ
ピアノの鍵盤を枕にして
いつまで神様は留守にしているのだろう
行かないで行かないで行かないで
ひとりにさせて
想いを音色に変えてみた
苦痛も悲しみもない場所に貴方と行きたい
白黒はっきりさせましょう
涙が海に溶けている
かつて恋人と呼んだ人
陳腐な慰めより、真摯な毒舌を欲している
枯れた喉で歌い続けるよ、貴方が僕を見てくれるまで
没する夏の夕暮れ
思春期の鬱屈
碧色に光る瞳に閉じ込められて
痛みを分けてくれなんてその気もないくせに
煽情的に着物を剥いで
君が痛がる顔が気に入っている
幸福というのは停滞する死と同一である
かりそめの愛情なら、ほんとうになる日を待っている
その鋭い瞳で何を見ているのか気になって仕方ない